被災してわかった本当に必要な防災グッズ10選【北海道胆振東部地震】

先日、北海道が大きな地震に襲われて道内すべてが停電、道路は陥没し、水道は機能しなくなり…と正直なところどこか他人事に捉えていた『被災』というものを実際に経験することになりました。

幸いに私のいる地域は早めに電気が復旧し、スーパーなども札幌などに比べると早い段階で営業再開できる状態となり、生まれて数か月の子供がいるミウラ家にとっては非常に助かる状況でしたが、これが震源地の厚真付近だったらと考えるとこれまで備えていた災害対策では不足しかないことを強く認識させられました。

そんなこともあり、防災品として足りないものを早速リストアップし購入を進めているのですが、せっかくなのでブログでも実際に被災した感覚を元にどういったものをチョイスしたかご紹介することとしました。

本当に必要だった防災グッズ

1.ミネラルウォーター(箱買い)

ミウラ家の状況(△)使用途中が1箱

生きる上で最も必要なものは水です。身体への水分補給はもちろん、薬を飲んだり、身体を拭いたり、便を流したりと様々な場面で必要となってくるものです。もちろん何かあった際にはすぐにお風呂に水を貯めるのは必須ですが、飲用のことも考えると心もとないものです。

ミウラ家ではもともとミネラルウォーターを箱買いする文化があり、無くなりそうになるとまた注文する方式でしたが、今後は常に「未開封1箱+使用中1箱」とするようにしました。こうすれば常時約20リットルは確保することができるようになります。

2.備蓄用非常食(缶パン、アルファ米、サプリ)

ミウラ家の状況(△)カップラーメンとスナック菓子程度

賞味期限が長めの備蓄用非常食は定番ですが意外と持っていない人も多いのではないでしょうか。ミウラ家は備蓄していませんでした。コンビニが普及し大型スーパーも立ち並ぶいま、非常食の優先順位は下がりがちだと思いますが、実際にはカップラーメンひとつ食べるにもお湯が必要だったりとなかなか上手く調達できません。

そんな中、職場から支給された非常食には本当に助かりました。缶に入った食料はもちろん、水だけでお米が食べられるアルファ米も嬉しいものでした。こちらは防災士監修の5年保存のセットがあったのですぐに手配をかけました。また被災中は栄養が偏りがちなのでマルチビタミンなどのサプリメントがあればさらに良いと思います。

3.カセットコンロ

ミウラ家の状況(×)所有しておらず。

こちらも大定番品のカセットコンロ。使う機会がないとわざわざ常備するものではありません。乳幼児がいるミウラ家で用意していなかったのはまさに痛恨の極みでした。赤ちゃんって温いミルクじゃないとお腹を壊しがちですし、冷たいミルクはそもそも飲まない子もいるそうです。

非常に困っていたところ、職場の方が使っていないカセットコンロを貸してくれることになり何とか急場をしのぐことができました。乳幼児がいなくとも温かい食事を取る最初のステップとなるため、やはり必須のアイテムだなと強く感じました。普段使いもできますしね。

4.防災ラジオ

ミウラ家の状況(×)所有しておらず。

ラジオはとっても貴重な情報源の一つです。テレビが見れなくともスマホやパソコンでインターネットを見ればいいじゃないかと思いますが、携帯会社のアンテナ基地局は電気で動いています。もちろんこういったときのために非常用バッテリーも付いているそうですがやはり限界があり、半日程度立つと途端に電波状況が悪くなりました。(私の地域では3G回線になりました。)充電が切れてしまったらもう使えませんしね。

そんなときにあれば嬉しかったのがソーラーパネルや手回し充電器が付いている防災ラジオでした。色々なデマ情報が噂やSNSで飛び交う中、実際に非被災地で報道されている内容を知る事ができる唯一の情報源でした。

5.LEDランタン

ミウラ家の状況(〇)日頃から準備済み。

ミウラ妻がどうしても紹介してほしいと言ったのがこのLEDランタンです。灯りが消えたなか、地震大国の日本ではロウソクという選択肢は火災の危険があるためできる限り取りたくありません。そんなときに活躍するのがLEDランタンです。

キャンプでもメインライトとなる明るさのものがLOWモードで6日間、Highモードで3日間もつけっぱなしで使うことができます。自宅の居間はもちろん、街路灯が消えた屋外に出るときにも重宝しました。

6.モバイルバッテリー、カーチャージャー

ミウラ家の状況(〇)日頃から準備済み。

この現代においてインターネットから情報を得るという選択肢は決して外すことはできません。とくにNHKの災害情報ページはスーパーの営業情報や給水情報などテレビでも発信しているライフライン情報を発信してくれており、本当に助かりました。

http://www5.nhk.or.jp/saigai/

しかしこういった有益な情報もスマホのバッテリーが切れてしまっては見ることすらできません。ミウラ家ではモバイルバッテリーを常日頃から利用していたから良かったのですが、普段スマホのバッテリーがほとんど減らない使い方をしている実家ではモバイルバッテリーやカーチャージャーを一切持っておらず、本当に苦労していました。

最近では太陽光で充電できるソーラーチャージャーもあります。

7.現金

ミウラ家の状況(△)たまたま多めに持っていた。

実はかなり重要なのが現金です。停電してしまうとレジが動かなくなってしまうため、クレジットカードや電子マネーなどは一切使うことができなくなってしまいます。今回も緊急販売してくれるスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアがありましたが、現金販売のみでした。

銀行なども機能縮小しお店側もおつり用の現金が不足となることもあるため、小銭も多めに備えておくとなお良いと思います。

8.車のガソリン

ミウラ家の状況(△)半分以下だった。

車のガソリンはできれば日ごろから2/3以上をキープするように心がけると良いと思います。給水や買い出し、実家などへの避難、ワンセグテレビでの情報収集などガソリンが車に十分にあるだけでかなりのことができるようになります。ミウラ家では半分以下だったためこれ以上停電が伸びてしまうと本当に危ない状況でした。

ちなみにガソリンの個人保管については調べてみましたが、保管期限がかなり短かったりと詳しい方じゃないとなかなか難しいと感じました。

9.防災バッグ

ミウラ家の状況(×)所有しておらず。

絶対に必要だとわかっていたのに準備していなかったのが防災バッグです。正直なところ一度も被災を経験していないと緊急時に何が必要かまったくわかりません。そんなときにとりあえずこれだけ持っていれば大丈夫というものがあれば近いうちに買いたいなあと思い続け、そのまま被災を迎えてしまいました。我ながら…。

中身を見てみると自宅に留まることができなくなったときのグッズもたくさん入っており存在だけである程度安心できますし、女性や子供向けなどのバリエーションもあるので家族の状況に応じて用意すると良いと思います。

ちなみに我が家はAmazonや楽天で一番評価が良い下記のバッグにしました。ホワイトのバッグなら居間の隅に置いても違和感なのも良さそうですしね。

10.ご近所付き合い

この記事で一番言いたかったのは実はこの点だったりします。(防災グッズではありませんが)実家の母は一人暮らしをしており、ミウラ家からもかなり遠い地域に住んでおりすぐには駆けつけることができない状態でした。断水はしなかったものの、電気はかなり長い間使えず、病気がちのためあまり外出もできません。そんな中どうにかなったのはご近所さんからの助けのおかげでした。

食料を分けてもらったり、スマホを充電させてもらったり、一緒に過ごさせてもらったりととっても助けてもらい、本当に心強く感じたそうです。

「困ったときはお互い様。」という言葉がありますが、現実にはみんなみんながそうとは限りません。若い女性なら知らない男性を助けるのは迷いが生じるでしょうし、日ごろからいがみ合ってる相手だとやはりそういった気持ちにはならないでしょう。

そんなときに信頼し合いながら助け合える関係があるかないか。職場やご近所さん、友達などなど、本当に重要だなと感じました。

まとめ

クーラーが止まってヌーディな我が子

今回、自分たちがピックアップしたリストをそのままご紹介しましたが、これが冬だったりするとさらに必要なものは増えてくると思います。ポータブルストーブや毛布や寝袋などですね。やはり生活を維持するという面での防災対策は一筋縄ではいかないことを改めて認識し、いまの生活がどれだけの素晴らしいインフラに支えられているのか改めて考える良い機会となりました。

最後に唯一購入を迷っているアイテムもご紹介します。

USB端子が4つも付いており100Vのコンセントまで使えるポータブル電源です。Anker信者としても非常に手元に置いておきたいアイテムなのですが…過剰準備では無いかとちょっと家族会議中です。(笑)

お恥ずかしいながら日常に戻ってしまうと途端に『防災<家計』となってしまうありがちな家庭のミウラ家でした。

この記事が少しでも防災対策について改めて考えるきっかけになってもらえれば幸いです。