イギリスロンドンで最もオシャレで先鋭的なアフタヌーンティといえば?
そう聞かれると多くの人がスケッチ ロンドン(Sketch Gallery)と答えるのではないでしょうか。
最高の料理にユニークなコスチュームのウェイター、そしてロンドンっこを夢中にさせるピンクのゴージャスな内装。そんな耳を疑うようなレストランがロンドン中心部のメイフェアにあります。
イラン出身の女性建築家India Mahdaviによって緻密に組み立てられたキュートな異世界、それがsketch Gallery。まるで不思議の国のアリスの世界にきたような現実感のない空間でアフタヌーンティを楽しめると言われれば気になってきませんか?(笑)
そんなスケッチロンドンの予約方法を前回ご紹介しました。
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今回は実際に私たちが楽しんだ様子とともにアフタヌーンティ体験をレポートしていきます。
Sketch Galleryに入場する
こちらがsketch Galleryの入り口です。
看板がないので店の前を何往復かしてしまいました。
と思ったらドアの右側に小さく書いてあったーー!!
中に入ると・・・
森!?とビックリしてしまうようなパンチのきいた内装が目に飛び込んできます。
案内係の人のコスチュームもこれまた独創的。
頭に・・・
雪だるま。
おそらく季節ごとに変わるのでしょう。
インパクトたっぷりのクロークルーム
荷物のことが気になる人がいると思いますが、スケッチのクロークはダイニングルームへの導線で絶対見逃せないほどのインパクトを放っているのでご安心を。
白い壁からピンクの穴が空いているここがクロークです。笑
いざピンクの部屋ことダイニングルームへ!
上着や荷物を預けたらダイニングルームへ進みましょう!ワクワク!
超素敵な空間が広がるダイニングルーム
うっひゃー!超ピンクでキュート!そして豪華!
これが雑誌やウェブで何度もみたスケッチ(sketch)か~、なんかこの段階で結構感動です。
スケッチのテーブルレイアウト
2人用のテーブルレイアウトはこんな感じです。
清潔な白いテーブルクロスに白い陶器のお皿やガラスが綺麗に揃えられています。
そして真ん中に置かれているのは真っ黒なメニュー表!
さっそく開いてみます。
アフタヌーンティのメニュー
今回は12月に訪れたのでアフタヌーンティもクリスマス仕様になっているそう。
こちらは紅茶リスト。
一般的なブラックティーはもちろん、チャイや緑茶などバリエーション豊富です。
素敵なカクテルやシャンパンも楽しめるそう。
まだ時間も早いですし、ミウラ夫婦は2人ともブラックティーを選択しました。
スケッチの客層は?
店内は楽しそうな話声でいっぱいです。
やはり女性は多く、しかもめいっぱいオシャレしててすごいキュート!
ほとんどが女性同士で男性はデートできている人くらいでしたね。
紅茶はもちろん美味しい
一緒になって楽しい雰囲気を味わっていると紅茶がやってきました。
白い陶器にはカジュアルな文体で色々な言葉がちりばめられています。
ただ、角砂糖がたっぷり入っている容器に「IT’S NOT OK」はブラックジョーク過ぎませんか(笑)
紅茶自体はもちろん超高レベル!余計な苦みやえぐみは一切感じない素晴らしいもの。
そんな美味しい紅茶を飲みながらゆったりとくつろいでいると待ちに待ったアフタヌーンティースタンドがやってきました!
スケッチのアフタヌーンティースタンド
こちらがSketch Gallery(スケッチ ギャラリー)のアフタヌーンティです。
伝統的なティースタンドは銀製ですが、こちらは陶器のお皿とコップでつくられています。
下段:サンドイッチ
サンドイッチのビジュアルはかなり独創的ですが、中身は伝統的なサンドイッチと新しいサンドイッチの混合部隊。
- トウモロコシで育てたコロネーションチキンのサンド
(Corn-fed coronation chicken) - トマト、チャツネ、カブと黒パンを使ったサンド
(American pumpernickel bread,tomato chutney and turnip) - 黒トリュフのクロックムッシュ
(Black truffle croque-monsieur) - キャビアを乗せたエッグサンド
(Egg and mayonnaise,quail egg,caviar) - スコットランドのスモークサーモンとタラゴンクリームのサンド
(Scottish smoked salmon and Jacob’s tarragon cream)
中段:ケーキその1
2段目は見た目も楽しいケーキたち。
- ナッツのタルト
(Walnut tart) - バニラとピスタチオのバッテンバーグケーキ
(Vanilla and pistachio battenberg cake) - チョコレートとキャラメルのガトーショコラ
(Chocolate and caramel gateau)
上段:ケーキその2
てっぺんには小さなグラスに入った一口サイズのチーズケーキと面白い形をしたマシュマロが。
- マンダリンオレンジとシナモンのチーズケーキ
(Mandarin and cinnamon cheesecake) - ピンクのマシュマロ
(Malabar marshmallows)
焼き立てスコーン
スコーンは見た目の通りに上がカリっと焼かれたもの。これが本当に美味で!バターの味がしっかり付いており、外側はサクッと中側はふんわりシットリとスコーンに求めるすべての要素が網羅されていました。
追加のケーキ
少し時間を置いて移動式ケーキスタンドがやってきてケーキを2種類サーブしてくれました。
- チョコレートと干しブドウのケーキ
(Chocolate and blackcurrant) - ラズベリーとマスカルポーネのケーキ
(Raspberry and mascarpone)
もっとも美味しかった一品は・・・
言うまでもなくすべてのフィンガーフードが美味しかったのですが、一番記憶に残ったのは
- トマト、チャツネ、カブと黒パンを使ったサンド
(American pumpernickel bread,tomato chutney and turnip)
でした!この黄色い物体・・・なんとたくあんなんです!笑
日本の伝統的食材をこんなにもモダンな料理に組み合わせるなんて!
さすが三ツ星シェフが考案したメニューと言わざる得ませんでした。アメージング!
突然のゴスペル
アフタヌーンティを楽しんでいると会場の角でいきなりゴスペルライブが!
どうやらクリスマスシーズン限定の催しものだそう。
スケッチのトイレ
さて、スケッチ(Sketch)といえばアフタヌーンティも有名ですが、さらに有名なのがエッグトイレでしょう。ミウラ妻がバッチリ撮影してきてくれました。
こちらは入り口、階段を昇っていくとすでにいくつかの卵が見えてきました。
中はこんな感じです。各タマゴが個室となっています。
トイレの中まで楽しい気分が続くスケッチ。最高です!
素敵な時間が止まらないSketch Gallery
前回もそうですがアフタヌーンティは本当にお腹がいっぱいになります。
お替り自由なのが効いているのは間違いのない事実です。(笑)
店内はゆっくりとそして楽しく刻が過ぎていきます。
そろそろ我々も次の人にこの空間をバトンタッチしないとね。
超絶オシャレなバーフロア
今回、我々ミウラ夫婦は予約したので使用しませんでしたが、バーコーナーがこれまたスゴイ!人によってはこちらのインテリアのほうが好みかもしれませんね。あえて予約しないで行くのイイかも?
森の中にいるような雰囲気の階段を上がり出口に向かいます。
案内係の人は雪だるまから大きな赤いリボンに変わっていました。
ありがとうスケッチ!またきます。
スケッチのアフタヌーンティまとめ
さて、スケッチロンドンのアフタヌーンティレポートはいかがだったでしょうか。
せっかくなので女性目線のミウラ妻のコメントも
ピンクが好きな私にとって、いるだけで幸せにしてくれる空間でした。細部までピンクで、細部までカワイイ演出にこだわっているのでテンションが上がりまくり。メニュー表もカワイイ。食器も可愛すぎ。トイレまでカワイイ。トイレ清掃の人のコスチュームまでカワイイ。
感想を一言で表すなら、「超ラブリー!♡」。
食事も本格的で美味しい。こちらのアフタヌーンティは、旦那には申し訳ないけど、女友達と行ったら良いと思いました(笑)
えーっと・・・笑
ちなみにディナー料理も相当に評判が良いそうです。
時間が合う方はぜひ夜にも訪れてみては。
The Sketchの場所
sketch Gallery
- 9 Conduit St, Mayfair, London W1S 2XG
- +44 20 7659 4500
- 営業時間 月~金7:00~26:00、土8:00~26:00、日8:00~24:30
- ドレスコード カジュアル
- https://sketch.london/
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