革ジャンが欲しくてたまらない話【レザージャケットざっくりまとめ】 | ミウラな日々

革ジャンが欲しくてたまらない話【レザージャケットざっくりまとめ】

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北海道は八月中旬だというのに気温は19℃。早くも秋の訪れを感じてしまいそうな今日この頃です。肌寒さを感じるからか、ここ最近レザージャケットが欲しくて欲しくてたまらない私です。数年前から何となく気にはなっていたのですがとある事件があってから心はレザージャケット一色。街に出ればレザージャケットを探し求める狼となっています。

興味はあったけど手を出さなかった理由

実は以前からレザージャケット、いわゆる革ジャンに興味はあったのですが、なかなか食指が動きませんでした。理由としてはゴワつきと重さ、使うシーンが想定できないこと、値段の3つ。

1.重衣料のイメージ

まずはゴワつきですが、カウレザーを使った革ジャンしか見たことが無かったのでそのゴツさと重量にアウターを探す際の選択肢から真っ先に外れていました。

2.雪国では使いづらいイメージ

次に使うシーンです。勝手な想像ですが革ジャン=冬ものというイメージがあり、雪が降る北海道では使えないなと。雪に弱そうですし。

3.値段が高めなイメージ

そして値段。基本的に革ジャンは1枚10万円を超えるものというイメージがあり、なかなか気軽に手が出せないなあと。(高級紳士靴が好きなくせにと自分でも思いますが)挙句の果てにちょっと小さめを買って身体にフィットさせるのが醍醐味的なところもあるらしく、ますます気軽な気持ちでは立ち向かえないぞ。そう考えていました。

 

でも全部勘違いだった

そうなんです。3つとも勘違いでした。

まず重さやゴワつきは素材に依るところが大きい点でした。カウレザーやホースハイドなら重衣料と言っても差し支えないレベルですが、ラムレザーやゴートレザーを使ったものなら軽く、着心地も柔らかかったんです。

薄手となると使用シーンも冬ではなく、春秋に変化します。北国、とくに北海道では涼しい時期が多く薄手のジャケットがあればとっても活躍します。

最後に値段、実はここ最近ラムレザーの価格下落がスゴイことになっていて、一昔前の約1/2になっていました。(セレクトショップ店員さん談)牛革のものはさすがに10万超えですが羊であれば3~4万がスタンダードなレンジ。これなら初めての衣料に手を出してみる気も出てくるってもんです。

 

備忘録として

そんな訳で革ジャンのことを色々と調べたので自分用の備忘録としてまとめてみることにしました。個人のノート的な面もあるのでそのあたりのラフなところはご了承くださいませ。(笑)

 

革ジャンのコーディネート

デニム+革ジャン

やはり大定番のデニムパンツ+レザージャケット。この画像では中にパーカーを着ていますが、涼しい程度ならTシャツ一枚で羽織りたいところ。

ブラックパンツ+革ジャン

個人的によく妄想しているのがブラックスキニーパンツと合わせること。くるぶしまでカットした黒パンツと組み合わせてちょっと大人スタイルなんて良いかも。

参考 女性のレザージャケットはカワイイ!

イギリスやフランスに行って感じたのは女性がレザージャケットを着ているととってもカッコ良いというところ。ピッタリとしたパンツに羽織っているのもカッコいいですし、フェミニンなスタイルに合わせてるのも素敵でした。やはり女性はファッションの幅が広い!

 

レザージャケットの素材

レザージャケットには主に3つの素材があります。革靴が好きなくせに「どれもさほど変わらなそうだな…」と思っていたら全くの間違いでした。(笑)

カウレザー

  • 一番レザージャケットらしい素材
  • もっとも重くて硬い(馴染めば柔らかくなる)
  • ややマットな質感

ホースハイド

  • カウレザー同様に重くて硬い
  • ギラリと光る光沢
  • 耐久性に優れるものの意外とデリケートらしい

ラムレザー

  • 柔らかくて軽い
  • しっとりとした控えめな光沢
  • 雨や雪にはあまり強くない

 

レザージャケットの代表的なブランド

革ジャンの主だったブランドを国別に1つずつピックアップしてみました。やはり本場アメリカのSchott(ショット)は革ジャン業界では相当に有名みたいです。アメリカブランドはゆったりしたつくり、ヨーロッパブランドは細身の作りが多い雰囲気があります。

Schott(ショット)

  • アメリカ ニューヨークの全米№1ブランド
  • タケオキクチ別注アリ
  • Made in USAにこだわって自社工場生産

James Grose(ジェームスグロース)

  • イギリス ロンドンの老舗ブランド
  • ジャーナルスタンダードで別注アリ
  • 1971年に一旦ブランド廃止になるも根強いファンにより近年復活

CINQUANTA(チンクアンタ)

  • イタリア フィレンツェのブランド
  • Wild Life Tailorなどでパーソナルオーダー会アリ
  • オーセンティックでシンプルなスタイルだからこそ、クオリティの追及が不可欠という信条で制作

666(トリプルシックス)

  • 日本生まれのブランド
  • パンクロックファッションテイストがメイン
  • 日本人の体型にぴったり合うパターンを試行錯誤しながら開発。

レザージャケットの形

革ジャン(レザージャケット)には大きく分けて2つ形があります。それがダブルかシングルかという点。個人的な感覚ではいわゆる一般的な革ジャンがダブル、ちょっとファッションに寄せているのがシングルというイメージを持っています。(おそらくかなり違う)

ダブルライダース

  • ロックテイストを感じる大きな二重襟が特徴
  • 男くさいゴツめなイメージ
  • ちょっとアクが強くて着こなすのは難しそう

シングルライダース

  • ミニマリズムを感じるシンプルさが特徴
  • 中性的なスマートなイメージ
  • 革ジャン初心者には合わせやすそう

いまのところは・・・

自分の気持ちとしてはまずはラムレザーのシングルライダースかなあと考えています。それも並行輸入品ではなく国内規格品。残念ながら一般的な日本人体形なので胴が短く腕が長いスタイルは身体に合わないかなあという点と、まずは着やすく価格的にも手が出しやすいラムレザーでレザージャケット自体を体験してみたいなと。もし気に入れば10年着られるカウレザーでさらに良質なものを探せばよいですし、合わなければそのままファストファッションとして消費すれば良いかなあという気持ちです。

とにもかくにもまずは実際に色々と試着してみたいと思います。結果的にダブルライダースになったりして…(笑)まあそれがファッションのおもしろいところかなあと思っているので自分のフィーリングに期待したいところです。今年の秋中に手に入ればいいなあ。

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