イギリスはロンドン旅行に行くならば、一回は行っておきたいのが本場のアフタヌーンティーではないでしょうか。
英国ならではの歴史ある建造物でトラディショナルかつラグジュアリーな非日常空間を楽しめるのは決して日本で味わえない体験のひとつ。
本記事ではロンドンの5つ星ホテルとなるBROWN’S HOTELのENGLISH TEA ROOMでのアフタヌーンティーの流れや、実際に楽しんだ様子や服装についてご紹介します。
BROWN’S HOTELについて
ブラウンズホテルはロンドンのメイフェア地区にある由緒正しいラグジュアリーな5つ星ホテル。
何世紀にも渡りロイヤルファミリーはもちろん、各国の大統領、文豪などが愛したといわれるロンドンでも屈指の有名ホテルでもあり、アフタヌーンティーはもちろんのこと、レストランやバーも有名です。
また、メイフェア地区ということもあってブラウンズホテルの周りにはスーパーカーなどの最高級車が留まっており、ハイソな雰囲気をヒシヒシと感じます。
ロンドン市民のみならず全世界のアフタヌーンティー好きの人々が一度は足を運びたいと思っているホテルといっても過言ではありません。
アフタヌーンティの予約手順
予約についてはブラウンズのアフタヌーン予約方法を解説【ロンドンの5つ星ホテルで最高のお茶を】にてご紹介していますのでブラウンズホテルでアフタヌーンティーを予約を考えている方はぜひ見てみてくださいね。
アフタヌーンティーを体験する
ということで本記事ではこの伝統あるブラウンズホテルのEnglish Tea Roomで実際にアフタヌーンティーを楽しんだ様子をご紹介&レビューしたいと思います。
1.予約時間にホテルに向かう
予約時間になったらブラウンズホテルに入りましょう。
入ってすぐ右側がEnglish Tea Roomです。おそらく、ドアマンに用件を聞かれるはずなのでその際に「アフタヌーンティーの予約がある」旨を伝えればそのまま通してくれます。
ティールームに入ったら、スタッフの人に予約名を告げ、席に案内してもらいましょう。
2.メニューを選ぶ
席に座って一息つくとすぐにメニューを持って来てくれます。
トラディショナルアフタヌーンティーは55ポンド、約7,700円です。※シャンパン付きも選べます。
お茶の種類は紅茶に限らず、緑茶やフレーバーティ、ハーブティなどかなりの種類から選ぶことができます。
我々はもっともクラシックであろうブラウンズアフタヌーンブレンドをチョイス。
軽いながらも優雅で複雑な味わいの後に、少し刺激のある穀物的な味わいが続くブレンドティー
3.紅茶を楽しむ
まずは季節のミニフルーツティが出されます。(このときはローズヒップティーだったはず)
ショットグラスに入った一口サイズなのでキュッと喉を潤すことができます。
すぐさま紅茶もサーブされますので「あれ?頼んでないミニティーが出てきたぞ?」と焦る必要はありません。
ブラックティー(ストレートティー)
イギリスでは砂糖やミルクが入っていない紅茶をブラックティーと呼びます。
まずは紅茶自体をしっかりと味わいたい我々二人、さっそくいただきます。
天下のイングリッシュティールームが誇るBrown’s Afternoon Blend、そのお味は…?
友人Z「…美味い、相当美味いわ(笑)」
思わず笑みがこぼれるほどに美味しい…、流石は歴史と伝統の5つ星ホテルでした。(当たり前か)
ミルクティー
ブラックティーを味わった後は、各々好きなスタイルへ。
元来甘党の友人Z、砂糖とミルクを入れたトラディショナルなミルクティーを飲んで一言。
「んー…、やっぱ美味いわぁ」
思わず口元がうれしそうに歪んでしまうほどに美味しかったようで。笑
4.サンドイッチを楽しむ
さて、紅茶を楽しんでいるとそう時間をおかずにサンドイッチが運ばれてきます。
一人当たり6種類が一切れずつ。全部食べるとこの時点で相当おなかが膨れます。笑
最上列奥側から
- スモークサーモンとフェンネル、ケッパーバター/オニオンパン
- バーフォードブラウンエッグマヨネーズとマスタードクレソン/麦芽パン
- きゅうり、セロリとクリームチーズ/白パン
中列左から
- コロネーションチキン、ヨーグルト、アプリコット&オニオンシード/ミニベーグル
- ハムとドライトマト、バジル/チェダーとマスタードロール
- 大西洋産エビ/ポテトパン
私は「きゅうり、セロリとクリームチーズ/白パン」がお気に入り。きゅうりのサンドイッチでTHEイギリスって感じがして好きなんです。
友人Zは「スモークサーモンとフェンネル、ケッパーバター/オニオンパン」が気に入ったようで、こんなにサーモンとサンドイッチを上手く組み合わせることができるなんてさすが日本と同じ島国だわ。と大絶賛!
5.ジュレで小休止
お口直しとして青りんごのジュレが出てきました。
正直、コンビニで売ってるゼリーなどとは比較にならないくらい美味しくてビックリ。
こちらもフレーバーティ同様一口サイズとなります。
BGMはピアノの生演奏
ちなみにイングリッシュティールームのBGMはピアノの生演奏。
色々な聴いたことのある曲が弾かれていましたが、一番思い出に残っているのは戦場のメリークリスマスのあの美しい旋律でした。思わず手が止まって聞き惚れるほど。
6.出来立てスコーンとケーキを楽しむ
イギリスといえばやはりこのスコーンでしょう!私は出来たてのスコーンを画面下部右側のクロテッドクリームをたっぷりつけて食べるのが大好き!まさに最高の瞬間です。
また、ブラウンズホテルのアフタヌーンティーでは、ケーキも同時にサーブされますよ。
上段左から
- ココナッツロシェ
- チョコレート&キャラメルタルト
- オレンジ&レモンシュー
- レッドベルベットケーキ
- チョコレートとマンゴーのバーガーマカロン
中段&下段
- 焼きたてのプレーンとサルタナのスコーン
- 自家製いちごジャムとコーニッシュクロテッドクリーム
実はこの日、朝ごはんを食べ過ぎてしまったせいで、この時点でお腹がパンパンだった我々。
正直なところケーキが入る余裕はなかったのですが、せっかくですので「チョコレートとマンゴーのバーガーマカロン」をいただきました。マカロンをバーガーにするなんてこれまた粋だこと。願わくばもっとお腹を空かせて食べてみたかった・・・
ブラウンズホテルの服装/ドレスコードについて
ブラウンズホテルのドレスコードはスマートカジュアル。高級なメイフェア地区にありますから、もちろんそれなりにスマートな格好を求められます。
男性なら襟付きシャツにジャケットが無難。(画面左奥をご参照)※デニムはやめておきましょう。
女性もそれなりにしっかりしたビジネスカジュアルに近い形か、あるいは上品なカジュアルファッションが良いでしょう。
子連れもOKのアフタヌーンティー
なんと私達の近くの席に小さな子連れの日本人の方がいました。
抱っこ紐も使っていたのでたぶん1歳前後でしょうか。
グズる度に外の廊下に出てあやしていました。ヨーロッパのレストランなどはあまり歓迎されないと聞いていたのでこれにはビックリ。さすがは5つ星ホテルといったところです。
ブラウンズホテル アフタヌーンティー体験まとめ
ということで本記事では、イギリスはロンドンの名5つ星ホテルBROWN’Sのアフタヌーンティーについてご紹介しました。
お茶の美味しさはもちろん、服装さえしっかりしておけばそこまで肩肘張らず落ち着ける空間は、きっと旅の最中でのかけがえのないリラックスタイムになるでしょうし、私自身も今でももう一度行きたいと思うほど。
メニューの細かいところは季節や時期によって変わりますが、クリスマスだけは特別メニューにバージョンアップするそう。
そんなわけでロンドン旅行で本場のアフタヌーンティーを考えている方はぜひ検討リストに入れてみてはいかがでしょうか?最高の思い出がひとつ増えること間違いありませんよ♪
(お腹はしっかり空かせていきましょう!)
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