新しい革靴を履き下ろすときほど、心躍ることはないですよね。
必要に応じて、あるいは前からほしかった、色々な理由で人々は靴を買います。
どんな理由で買ったにせよ、靴を履き下ろすという瞬間まで人はワクワクするものです。
前日から「明日はどんな服と合わせようかな?」とか、
はたまた「馴染ませるためにちょっとキツめにしたけど大丈夫かな?」なんて考えてしまうのは私だけではないはず。
……そして、悲劇は起こるのです。
新品の革靴で靴擦れする問題
こちら、下ろしたばかりの新品の革靴です。
イギリスのフォスターアンドサンというシューメーカーが製造した、ナイスでカッコいいブラックローファーBurford(バーフォード)です。
しっかりとプレメンテナンスも施し、いざ初登板!
自宅での試着では、「足全体がややキツめの圧迫感を感じるが、痛みを感じるほどではない」という状態だったので、割と油断していました。
始めは靴下がズリズリとずり落ちてきました。カカトに起毛素材を使っているから摩擦が生まれているのでしょう。オーケーです。
次に右の甲が痛くなってきました。私は元々右足がやや太い特徴があるのでこちらも想定の範囲内。しかし最近はここが痛くなるようなサイズ選びはしていませんでした。
最後は……、左足の踵に違和感?を感じたのですが、靴下のせいかな?なんて思っていると、きました。
久しぶりの靴擦れです。(泣)
痛い、痛いぞ!。
オフィスでも文字通り足を引きずる私。
同僚に「それ新しい靴ですよね?痛そう~」と言われてしまう私。
あまりの痛さに、帰宅時に妻に迎えにきてもらってしまいました。
久しぶりの靴擦れは超痛い。
自宅に戻ってさっそく足の状態を確認します。
すると外側の革…、じゃなくて皮が思いっきり剥けていました。
靴ずれを回避する方法は?
さて、このまま終わる訳にはいきません。
なにせ思い出のストーリーがたくさん詰まったローファーですから、諦めるなんて選択肢はありません。
さっそくググってみると「靴擦れ対策には主に3つほど対策がある」ようでした。
1.絆創膏を足に貼る
一つ目は誰もが思いつく、バンドエイド(絆創膏)を踵に貼ること。
自宅に必ずあるものでサッと対応できる手軽さが良いですよね。
最近だと靴擦れ専用の絆創膏も出ているみたいです。
当分はこれで凌ぐかな…。
2.靴擦れ防止用パッドを靴に貼る
次は、靴自体へアプローチする手法です。
踵に柔らかいパッドを貼って、踵と靴の摩擦をなくしてしまうというもの。
個人的に靴側にアプローチをするのは好みじゃないなあ。
3.靴擦れクリームを使う
最後に出てきたのは、靴擦れ専用の皮膚保護クリームを塗る事。
ですが、たかがクリームなの効果はしれたもの……。
と思ったのですが、何やらレビュー欄がスゴイ。
サバイバルスポーツ、アウトドア、それに登山などでも大活躍している口コミが大量なんです。
なんだこれは…。よし買ってみよう!
プロテクトジェイワン皮膚保護クリーム
百聞は一見に如かず。
気になるものがあれば試してみるのが私のスタイルです。
さっそく「プロテクトジェイワン皮膚保護クリーム」買ってみました。
プロテクトJ1皮膚保護クリームの効果は?
長時間で過酷なスポーツの前に塗って皮膚を守る皮膚保護クリーム。
いきなり強烈なキャッチコピーが飛び出してきます。笑
- トレイルラン
- ウルトラマラソン
- 極地マラソン
- 登山
- ロッククライミング
- 長距離自転車
などで発生する長時間の繰り返し運動から皮膚を保護する効果があるんだとか。
などで…と書きましたが、どれもこれもスポーツという意味ではもっとも過酷な環境で行われるものじゃないですか!
一方で私が防ぎたいのはただ1点、靴擦れのみ。
極地マラソンやトレイルランの摩擦に耐える効果があるなら、靴擦れなんて余裕でカバーできそうです。笑
実際に使ってみる
という訳で、さっそくプロテクトジェイワン皮膚保護クリームを使ってみることにしました。
容量は2種類あり、いわゆるハンドクリーム程度の35mlタイプと、大容量の80mlタイプ。
私はお試しということもあり35mlタイプを選択しました。
Protect J1皮膚保護クリームの効果的な使用手順
- 使用する部位の汚れを落とし、乾かす。
- 皮膚が摩擦、ふやけ、乾燥を受けそうな部位に塗り込む。
- 3~5分後に保護膜が形成される。
Protect J1皮膚保護クリームの使い方はめちゃくちゃシンプルで簡単です。
保護したい場所を乾かして塗って5分待つだけ。
5分経てば保護膜が形成され、皮膚を7~8時間も守ってくれるそうです。
また、塗った部位は水に濡れても効果が持続するんだとか。
最強ですか?
プロテクトジェイワンを塗った後はどうなるの?
こちらがプロテクトジェイワンを塗り終わった踵です。
指で撫でると、気持ち引っかかる層が出来上がっています。
といっても本当に薄く、スティックのりなどで出来る層よりもずっと薄いもので、言われて触ると気が付く程度です。
本当に効果あんのかな?(と本気で思っていました笑)
実際に歩いてみた
いよいよプロテクトジェイワンの実力を試す時がきました。
娘の本を買うために1時間くらいのお出かけです。
歩き始めは違和感がありません。(当たり前か)
娘のための絵本や図鑑を探して悩んで…歩き回ること数十分。
最初はいつカカトが擦れてくるのが怖くてしょうがなかったのですが、無限に広がる楽しそうな絵本や図鑑に翻弄されまくり、いつの間にか超歩き回ってました。笑
あれ?そういえば全然カカトが痛くならないぞ?
プロテクトジェイワンすごい。
プロテクトジェイワンを塗ってお出かけし、1時間経過しました。
自分の踵、超余裕です。
全然痛くならないし、なんなら靴のフィット感を楽しんでいます。
嬉しくなってスタバのコールドブリューフラペチーノも頼んでしまいました。(最近ハマってます)
結果はどうだったのか?
PROTECT J1を塗って1時間歩き回ってまったく痛みの出なかった私の左足。
でも実際はカカトがどういう状態になっているのか気になるところですよね。
ソックスをスルリ…
おやおや?
踵が全然剥けてない。
前回はこの踵のタコの皮がべろりと剥けていた訳ですから、これは嬉しい。
触った感触としても、とくに皮膚が浮いている感じもありません。
本当に皮膚がガードされていました。
いやはや、プロテクトJ1めちゃくちゃスゴイじゃない!
肌の薄い女性にも効果抜群でした。
こちらは妻がパリで購入したジェイエムウエストンの180クラシックローファーを用いたアート…
ではなく、つま先や甲周りのフィッティングは完璧なのに踵が靴擦れしてしまうということで、ほとんど履かれていなかったものです。
私がこのプロテクトジェイワンのことをあまりに褒めるものだから、ついに妻も重い腰を上げ、踵にダメージを与えること請け合いのこのローファーと再度対戦することにしたのでした。
向かう先は…、広大な敷地が広がる外資系のスーパーです。(倉庫系のあれです)
1時間以上歩いてもカカトはまったく靴擦れしない!
重いカートに娘と商品を入れて店内を歩き回る妻。
私の心配をよそにドンドンと奥へと進み、カートにモノが増えていきます。
あれ?足、全然大丈夫そうじゃない?
本当だ!痛くなることを忘れてた!これすごいね~
妻がウエストンのローファーに文句を言わないのは久しぶりです。笑
「踵が擦れて履いていなかったあの靴」にこそピッタリ!
3,4年前に購入してからというもの、一切エイジングが進んでいなかった妻のローファーもこれからだんだんと良い味が出てきそう雰囲気を感じますね。笑
これならこのローファーをまた愛せそう!
プロテクトジェイワンのまとめ
ということで本ブログ記事では、ハード系スポーツ向けに開発された長時間持続型皮膚保護クリーム「プロテクトジェイワン」を使用レビューをご紹介しました。
元々は登山やウルトラマラソン用に開発された製品ですから、靴擦れ程度は余裕で防止できる素晴らしい性能を持ったアイテムでした。
踵や甲で靴擦れしやすい方、履き慣らし直後の革靴に苦労しやすい方、新品の革靴を買ったばかりの方はぜひとも一度試してみてはいかがでしょうか。
- ハード系スポーツ(登山や、マラソン、トレイルラン)向けに開発された長時間持続型の皮膚保護クリーム
- 革靴の靴擦れから足を守ることができる
- 8時間ほど効果が持続する
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