ようやく理想のレザートートバッグを手に入れた話|Church’s Fitzroy Tan miret | ミウラな日々

ようやく理想のレザートートバッグを手に入れた話|Church’s Fitzroy Tan miret

5.0

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実はかなり長い間、レザートートバッグがほしいと思っていました。

普段から荷物が少ないほうなので、あまり大きなバッグは必要なく。財布とスマホ、ノートPC、あとはペットボトルくらい。

けど、ちょっとカフェに寄りたくなったり、ちょっと遠出してみたくなったりする時って、リュックじゃ大げさですし、手持ちのビジネストートだと仕事感が出すぎるし色々問題あるので対象外。

何かちょうどいいバッグが欲しいな…と思っていた矢先、出会ったのがこのチャーチのFitzroy(フィッツロイ)。

ダラダラと眺めていたとある海外オンラインショッピングサイトの写真を一目見て、すぐ「これだ!」って思ってしまいました。

シンプルだけれどもなんだか存在感がある。革の感じもただのバッグじゃないって感じが伝わってきて。

気づいたらポチっと買っちゃってました。そしてロゴに気づいた方も多いかと思います(笑)

Church’s Fitzroy Tan miret

私は革靴メーカーのチャーチに特別な想いがあります。

革靴にハマったきっかけであり、初めてのMTO体験であり、イギリス旅行のきっかけでもあり、と思い出づくしな訳です。

【旅行記】ロンドンのジャーミンストリート。その2(チャーチでMTO編)
チャーチにてDiplomatをMTOロンドンが誇る最高級の英国紳士用品が揃う通り、ジャーミンストリートにやってきた私。念願のカドガンをエドワードグリーンで発見するものの、木型が合わず購入を断念しました。エドワードグリーンでの様子(【旅行記】...

そんなチャーチがつくったレザートートバッグ。これはもう手に入れるしかありません。

後半で触れますが、紆余曲折ありようやく到着した箱を開けると、まず広がったのが革の香り。

そして目の前に現れたFitzroy、思ってた以上に高級感があって驚きました。

http://www.church-footwear.com/it/en/collection/accessories/DBG0039AC7F0ACH

レザーの色合いはタンミレットカラーという少し明るめのブラウンです。miretは穀物系の色合いを表す単語らしいですが、純日本人には黄金色しか思いつきませんね笑

写真で見た感じだと、「明るすぎるかな?」と少し心配でしたが、実物は落ち着いていて、むしろ大人っぽい印象に。ちょっと赤味が入っているのも良い。

また、レザー表面は滑らかでかなりしっかりしている。触っていて心地もよい。
触れるたびに、「あ、これ、本当に良い革だな」と実感。

間違いなく私のテンションを上げてくれるMADE IN ENGLANDの表記。

やっぱりこういうアイテムこそ持っているべきですよね。

加えて特に印象的な箇所が、バッグの開き口に設けられた白いウィップステッチ…。

レザートートバッグ ウィップステッチ

このバッグの口部分に施されたこのステッチがウィップステッチというそうです。ただのデザインだけではなく、強度を高めてる機能的な部分もあると思いますが、見た目的にもなんとなく感じるオシャレ感がよい塩梅なんです。

使い始めて気づいた、Fitzroyの意外な魅力

最初に思ったことは、「見た目がシンプルで、かっこいいな!しかもチャーチだし!」だったんですが、使い始めると、それだけじゃないことに気づきました。

一番初めに驚いたのは、持ち手の感じ。

細すぎず、太すぎず、手にぴったり馴染む。手に取った瞬間、すっとフィットする良いバッグ特有の上質感。

肩に掛けても良いですが、自分はあまり肩掛けスタイルは合わなかったようで基本的には手持ち使用です。

あと、バッグ全体がちょっとだけ硬めの作りで、割と自立してくれるところも、すごく好きですね。

ただレザーバッグの宿命として、エイジングが進めばこの自立性は損なわれていくんだろうなあとすでに思い始めています。笑

内側も意外と使いやすい

見た目のシンプルさが目を引くFitzroyですが、内側もなかなか良く考えられていました。

バッグを開けると、すぐ目につくのが2つのオープンポケット。

これはやっぱり便利。駐車券とかちょっとした書類を入れても、ちゃんと収まる横幅がある。

おそらく、スマホや鍵、モバイルバッテリーがちょうど良く収まるサイズで、探すことなくすぐ取り出せる感じはありますが、当面はそのままポイポイ入れていこうと思います。
ノートPC(13インチ)もスリーブに入れて放り込めるサイズ。

他にもペットボトルや、子供たちのジャンパーなど、すで色々なものをガンガン入れています。

ユーズドのレザーバッグを買うということ。

Fitzroyを使い始めてまだ数週間。

最初は単純「レザーバッグは大人な感じが出て良いなあ!」と思っていましたが、使えば使うほど、革靴とは異なる「育てる楽しさ」が見えてきました。(ちょっと早いか)

前の持ち主の癖に自分の癖を上書きしていく作業・・・。

ただ使うだけでその人のライフスタイルに染まっていくのは革製品ならでは。

一方で前の癖も残しつつ、なんとなくアンティーク時計のような要素もあったり。

ふとしたときに以前のオーナーもこういう風に立てかけたのかな?なんて想像したり。

これからどう変化していくか、エイジングが楽しみなところ。

使い勝手はどうだった?

ここからが実際に使ってみての本音部分。このバッグは週末にしか使わないのでそこまでパターンがあるわけではありませんが、おおむねこんな感じです。

  • 週末のお出かけ(ソロ):ノートPC+本+ドリンク+少しの小物が入っても余裕あり。ただし少し重い。
  • 家族でお出かけ:子供たちの上着や飲み物をサッと入れられて、出先でも大活躍。雨が降ったら自分のジャンパーで覆う笑

ガンガンとモノを入れると型崩れが気になってきたので、底板関係のアイテムを購入予定です。

こんなところが「少し気になる」ポイント

とはいえ、完璧なバッグってなかなかないもの。
Fitzroyにも、ちょっと気になる部分がいくつかあります。

たとえば、重さ。

先ほどは触れたように最初は「ちょっと重いかも?」と感じました。
でも、革の質感や作り込みを考えると、仕方ないかなとも思うし、正直、慣れると全然気にならない程度かなと。

次に防水性。もちろんレザーなので、雨の日は気をつけないといけません。
撥水スプレーである程度対策はしてるけど、もし豪雨になったらちょっと心配。

ただ、どちらもバッグのデザインや素材感を思うと、特別な欠点ではないですね。笑

Vestiaire Collectiveで購入。

Vestiaire Collective leather bag

ちなみにこのバッグが発売されたのが2016年前後ということで、入手元はVestiaire Collectiveというまったく日本語に対応していない海外のメルカリ的なサイトです。

結構マニアックな製品が多く、そういうニーズがある人にはオススメなのですが、1つだけ注意点があります。それは関税が先払いとなっており、その内訳が開示されないこと。

これまで数々の革靴を個人輸入し、関税を払いまくってきた経験から、税関ではなく一企業が関税を計算するということに大変な違和感を感じました。加えて事前に税関に相談して確認した金額よりかなり高額だったため、交渉などもしたのですが、そこは外国企業、「私たちの計算結果でしか提供できません」という定型メッセージを頂戴しました。

とはいえどうしてもほしくなってしまったので、商品価格に迫る勢いの関税っぽいものを追加で支払い、無事私の手元に届いたという訳です。笑

まとめ 買ってよかったFitzroy!

最後は少しネガティブな話となってしまいましたが、バッグ自体は大満足。

やはり良いおじさんですから、年相応のバッグを手にすることができ、またひとつ大人の階段を上れた気がする今日この頃(心は永遠に少年)

少しずつ使い込み、レザーバッグ特有のエイジングを楽しんでいきたいと思います。

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