みなさん、こんにちは!突然ですが、自分とはまったく違う世界感の映画やドラマなどの映像作品に惹かれたことはありますか?
私はファンタジーから戦争映画、ガンダムにアニメと、とにかく現世から離脱したくてたまらないそんな夢見るおじさんなのですが、ファッション(異世界)映画という意味では名画「プラダを着た悪魔」か「エミリーパリにいく」が思いつきます。とくにアン・ハサウェイが主演という点もあって前者「プラダを着た悪魔」はファッション映画のなかでも誰もが名前くらいは知っている超名作だと勝手に思っています。
現実世界のハイブランドの名前なんて片手で数えるほどしか知らない僕ですが(シューメーカーの名前はかなりわかりますが)、あのファッション名作映画のエネルギーに圧倒されたことは記憶に新しいところ。
そんな名作の続編が公開されると聞いて、恥ずかしながら世間から約半年遅れでチェックしてみると、真っ先に気になったのがアン・ハサウェイの着こなし、、、というかブラックレザーバッグ。これどう考えても以前購入一歩手前まで興味を持っていたオールドコーチじゃないですか!!
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しかも、あの編集長がモデルといわれるVOGUE JAPANのウェブ記事が「相棒バッグ」と表してガッチリスポットライトを当てている大注目アイテム!いやあこれは間違いありません、普通にカッコよい!そういえば、黒いレザーバッグが昔からほしかった!気がする!
古くからの当ブログの読者のみなさまでしたら、後の展開はもうおわかりでしょう。
鳴かぬなら、鳴かせて見せようホトトギス。
そんな訳で久しぶりミウラのスーパーリサーチが幕を開けたのでした。
オールドコーチ(Vintage Coach)とは
とはいえ、いきなりオールドコーチが!ヴィンテージが!と言われても訳が分からないと思うので、オールドコーチという存在を改めてご紹介したいと思います。
「オールドコーチ」とは、主にアメリカで1970年~1990年頃に生産されていた頃の古いコーチのバッグを指します。
現代のコーチバッグとの違いはデザインのシンプルさでしょう。どんな形にせよ、決して華美ではなくTHEレザーバッグといった佇まいを持つものがほとんどなんです。
素材にはグラブタンレザーというものが多く使われています。耐久性のある野球のグローブをモチーフに作られたというのが一般的な説で、素材としては分厚い牛革で裏地処理なし(スエードそのまま)というなかなかにワイルドなバッグです。革靴でいうアンラインドモデルです。
ちなみに日本では「オールドコーチ」名称が一般的ですが、海外では圧倒的に「Vintage Coach」名称が一般的だったりします。
(チャンネル名は「Vintage Coach Eyecandy」というYoutuberがいるほどポピュラー)
オールドコーチ 5180 Metropolitan Brief Bag
そんな訳で今回のターゲットは「オールドコーチ 5180 Metropolitan Brief Bag」でした。(すぐに見つけれました)以下当時のカタログ内説明文を翻訳したものを記載します。
- 発売 |1986年の秋冬。
- サイズ|約41m × 28cm × 7cm(16inch x 11inch x 2.5inch)
- カラー|ブラック、ブリティッシュ・タン、バーガンディ、モカ、ネイビー、タバコ
旅行や日々の通勤に最適な、男女問わず使える端正なルックスのリーガルサイズ(公文書サイズ)ケースです。手持ちでも、肩に掛けても快適に使用できます。(奥行7cmで旅行…?)
ショルダーストラップを外した際、真鍮製の調整バックルがケース内部にすっきりと収まる設計になっており、マチ付きの大きなフロントポケットは必要に応じて膨らみます。
フルサイズのバックポケットは、頻繁に使う書類や新聞などをスムーズに出し入れでき、内側には小物を分けて収納できるドロップポケットも付いています。(時代を感じる仕様ですね~)
しかし、どうしたことでしょう。
どうにもフリマサイトなどで出品されている5180をみるとなんとなく違和感を感じる訳です…
アン・ハサウェイモデルの仕様を探せ!
そんな訳で週末に1日半ほど、今発売されている5180オールドコーチをじっくりと眺めてみました。

特徴を改めてまとめると下記となります。
- A4サイズが入る大きさ
- 上部にハンドル付き
- 前部に大きなマチつきフロントポケットが1つ
- 上記とメインポケットを覆うターンロック付きカバー
- 後部に新聞紙が入るバックポケットが1つ
- 内部にはドロップポケットが1つ
- 金具はすべて真鍮カラー
アン・ハサウェイモデルのブラックはプレミア価格がついており、安価な値段のものは即売れてます。1年前までは半額どころか1/3くらいの価格だったのが市場原理をひしひしと感じます。
ほかにはダークブラウンとタンブラウンが市場に多く出ています。しかし、タンブラウンはそこそこ状態が悪いものが多い印象。そもそも20~30年前のビンテージ品しかないうえにタンカラーは汚れやすいですからね。そういった意味でも濃い色のほうが良い状態っぽいのが多い雰囲気です。
ウォッチリストに入れて悩んでは他の人に取られ、またウォッチリストに入れては取られを繰り返しているとようやく感じていた違和感の正体に気が付きました。
5180メトロポリタンバッグに、いくつかの仕様違いがあることに…!
1.ハンドルは薄いか(必須)
まずは5180コスモポリタンバッグの上部についている持ち手、つまりハンドルです。
現在中古市場で出回っているものをみるとリッチに持ちやすく厚くしたハンドルや、薄めながらカーブがついたハンドルのものがあります。

アン・ハサウェイモデルはかなり薄めでしかもバッグと並行になっています。
実際の使用感としては厚くてカーブしたハンドルに実用性の軍配は上がるでしょうが、アンディと同じモデルを求めるなら薄くてまっすぐなハンドルになります。

2.ターンロック下にベロはあるか(必須)
2つ目は、ターンロック下にレザーが伸びているか。
1990年代に生産されたモデルに近付くと、ターンロック下がスッキリとしたデザインに変わります。

ここもアンディと同じモデルが良いならターンロック下にベロがあるタイプを探しましょう。使っていくうちに外側にペロリと癖づいて良い味になっていくはず。

3.製造国はどこか(任意)
最後は製造国です。これは完全に気持ちの問題ですが、1990年に近付くほど、CHINA、MEXICO、COSTARICAなど、アメリカ以外の生産国が増えてきます。ですがやっぱりアメリカブランドですから、THE UNITED STATES表記があると嬉しく感じるミーハーは私です。(突然)

ちなみにMADE IN NEWYORK CITY U.S.A表記が最初期の1980年代後半製造のもので、なかなかにレアな様子。ただし、当然40年近く前のビンテージとなるので状態が良いものはかなり難しいと思います。
また、その時代のものは5180表記は記載されず、7桁すべてがシリアルナンバーになるようなので、見た目で5180メトロポリタンバッグか否かを見極める必要があります。といっても似たような種類はないので外観が同じであれば大丈夫だと思います。(たぶん)

ちなみにいろいろと探しているときに一度だけMADE IN ITALYを見ました。噂によるとだいぶリッチな作りらしくマニア垂涎級なんだとか・・・。悩んでいるうちにサクッと売れていきました。買っておけばよかったかな~。革の質もなんだかヌメッとしていて良さそうな雰囲気でした。

まとめ
というわけでオールドコーチ 5180 メトロポリタンバッグが登場する「プラダを着た悪魔2」の公開は2026年5月1日です。
Fashion is not about utility.
今こそ現代バッグの機能性には一切敵わないオールドコーチ5180をゲットして、ファッショナブルに映画館へ携えていきましょう!

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