一生に一度は行きたいフランス、パリ旅行。
凱旋門にエッフェル塔、カッフェにクロワッサンにフランス料理や一流のスイーツの数々、ちょっと足を伸ばせばあのモンサンミッシェルなど、楽しいことしかないフランスの首都パリ。
今回はANAのパリ行きNH215便のエコノミークラスでパリ シャルルドゴール空港まで向かう様子をご紹介します。
羽田空港国際ターミナル
まずはここに来なければ話は始まりませんね、羽田空港国際ターミナル。
出発の2時間半前を目安にきましょう。羽田空港発の人は写真右側に見える出発カウンターからANAのカウンターを探し荷物を預ける必要があります。
我々は乗り継ぎでの利用だったので、最初に搭乗した空港で預け済みです。同じ航空会社で乗り継ぎの場合は到着地までスーツケースを開けることができなくなるので注意してください。
羽田空港国際ターミナル出発ロビーの地図です。
荷物を預けた後は出国カウンターへ。先ほどの地図を確認してもらうとわかるのですが羽田空港国際ターミナルには2つの出国カウンターがあります。空いている方にいきましょう~!
ちなみに出国カウンターの上の電光掲示板には最新のフライト状況が表示されていますので必ずチェックしましょう!
NH215便は一番下の行に表示されていますね。遅延なし、ゲートは143番、搭乗手続き中です。
出国カウンターを抜けるとすぐ目の前に出国ラウンジの地図ともう一度電光掲示板を確認することができます。今回は143ゲートなので、、、左側の奥ですね。
両替は出国ラウンジで!
海外旅行に行く際は、事前に海外通貨を現金で用意する必要はありません。
出国ラウンジ内に3店舗も両替所が設置されているからです!
詳細はこちらの記事:羽田空港国際線で外貨に両替するときのオススメは?
今回は乗り継ぎ便ということもあり、時間が少なかったので通り道にあったみずほ銀行さんで両替しました。2人で3万円を133€/円で両替しました。
フランスだとほとんど店でクレジットカードが使えます。蚤の市やチップ、路上の露店など限られた機会でしか現金(ユーロ)を使うタイミングはありません。今回の旅では結局現金は6,000円分ほど余してきました。(目安になるかわかりませんが30代前半夫婦の例です)
外貨を入手したら出発ゲートへ向かいましょう。国際線の出発ラウンジは思ったより広いので移動するにもそこそこ時間がかかるので注意!
出発ゲート前にはコンセントやトイレ、自販機が完備されています。長いフライトになりますから十分に準備をしておきましょう!
さて、いよいよ出発です!
グラウンドスタッフの「パリ行きです。」がとっても心に響いたのが記憶に残っています(笑)
ANA NH215便に搭乗!
ビジネスクラス
プレミアムエコノミークラス
エコノミークラス
エコノミークラスは3:3:3の座席配置になっています。
我々ミウラ夫婦はこういった場合必ず真ん中の席を並びで取ることにしています。
そうすることで長いフライト時間の間に、他人に配慮しなければならない点が大幅に削減されるからです。窓側だとどうやってもトイレや飲み物などを受け取る際にお互いに干渉が発生してしまいます。トイレを我慢するのもさせるのも気分がいいものではありませんから。
LA帰国便での事件
忘れもしないLA→羽田の12時間のフライト。
窓:他人:妻:夫 という配列になったミウラ夫婦。
もちろん窓側の方に「トイレなど行きたくなったらいつでも言ってくださいね。」と伝えたものの、なんと窓側の人は離陸から着陸まで一度もトイレに立つことはありませんでした。しかもどう考えても水分を控えている様子。そんな思いはもう決してさせたくないのです・・・。
さて、話は戻ってエコノミークラスの座席はこんな感じです。JALのスカイワイダーに比べると少し狭く感じました。
国内線とは異なり、フットレストが設置されています。
しかし、身長150cm程度の妻はあまり使えなかったようです。(涙)
エンターテイメントパネルはこんな感じです。
気になったのがシートの薄さ。この薄さのおかげで席の感覚が広くはなっているのでしょうが、どうも画面にタッチした際に相手に衝撃が伝わってしまいそうで怖い感じでした。
エンターテイメントパネルにはUSB端子が1つ装備されているので電子機器を充電することができます。
オーディオはピンジャックモジュールが付いているので、好きなイヤフォンを持ち込むことが可能です。私は遮音性に優れるカナル型のイヤフォンを持ち込むことにしています。意外と飛行機のなかって雑音がスゴイですから。
11:45出発ですが、12:00に離陸しました。
エンターテイメントを見てみるとずっと見逃していた”君の名は”を発見!さっそく妻と一緒に同時再生です。(笑)
NH215のフードサービス
スナック
12:50頃(出発してから約50分後)にお水とスナックが配られました。
この小さいペットボトルの水は飲まずによくとっておいています。
旅先でこのくらいの小さな容器の水って無いのでカバンに忍ばせておくにはピッタリなんですよね。日本くらいしか小さいサイズのペットボトルってないんです。
13:30頃(出発から1時間半後)に機内食でした。
なので羽田空港ではお昼を食べる必要はありませんよ!
機内食(お昼ごはん)
A 牛すき焼き丼
国際便の飛行機のなかって日本食が人気ですよね。
最後の晩餐?的な感じなんでしょうか。結構序盤でしたがもうそろそろなくなりそうとのことでした。
B シーフードのトマト煮込みバジル風味
私はひとたび飛行機に乗ってしまったら日本を忘れたいタイプなので必ず洋食を選びます。(笑)ボリュームもあり、しっかりした味付けで美味しかったです。また洋食だけにパンが付きますのでお好きな方は注意ですね。
そしてなぜか毎回赤ワインを頼みます。普段全然飲まないんですけどね(笑)
ちなみに素麺がめちゃくちゃ美味でした。つゆもそうですが触感も特徴的で素晴らしく!
デザート
14:00頃(出発から2時間後)にデザート。
デザートはJALと同じでコッチコチのハーゲンダッツです。
15:00(出発して3時間後)機内が消灯します。
ちょうど”君の名は”のエンディングくらいでした。(一時停止しながら見ていたので)
話が変わりますが、ここ最近大変涙もろい私。覚えてるだけで3か所泣いてしまいました。
心配されたアテンダントさんがポケットティッシュを持ってきてくれるほど・・・(笑)
朝ごはん
21:30(出発して9時間30分後)機内の灯りが付きました。
21:50には朝ごはんが配られます。ちなみに日本食メニューがあったのですがすでになくなってしまい洋食のみでした。
B イングリッシュマフィンとオムレツ
日本食が食べたかった妻は残念そうでしたが、私は洋食でOKなので大満足。
こちらもしっかりとした味付けの良い朝食でした~。
いよいよフランス、パリも目の前。
23:50(出発から11時間50分)でCDGことシャルルドゴール空港に着陸しました。
フランスの空は超快晴!
シャルルドゴール空港
シャルルドゴール空港はめちゃくちゃに広大なことで有名です。
とにかく人の流れに着いていきましょう、基本的に日本語の”出口”が一般的な旅行者向けラインの看板に掲載されているので迷うことはないと思います。ちなみにフランス語で出口は”Sortie”です。
飛行機を降りたらターミナルへ続く廊下を渡ります。
坂のあるオートウォークを進みます。
免税品店街を突き進みます。
シャルルドゴール空港の入国審査
ここまで付けばとりあえず一安心。とはなりません。
このシャルルドゴール空港の入国審査列、案内がめちゃくちゃなんです(笑)
まず最初は左側がEUパスポートの列、真ん中がなくて、右側がEU外パスポートの列でした。
なので我々は右側の列にならんでいました。
そうすると係員の女性が、真ん中の列を開放し「ジャポニーズ、こっちへ詰めてくれ」と叫びます。我々はそれに従い進むと、すでにほかの便で到着していたおそらくアフリカ系の集団(5-60人程度)の列の最前列横まできました。
ビックリしたのはここからです。
なんと係員の女性が我々の列を右側の列の最前列に接続したのです!しかも入国審査官はたった一人。ええぇぇぇ~!
これにはアフリカ系集団も我々ジャポニーズ軍団もビックリ。
色々な言語で文句も出始めました。
すると次は暇になったEUパスポート列にジャポニーズ列をさばき始めたのです。
我々は運よく元EUパスポート列に入ることができたので、そのままフランスに入国することができてしまいました。
ということでシャルルドゴール空港の入国審査、このように状況が二転三転することもあるので気を付けてくださいね!
預け荷物を回収する
入国審査を終えたらバゲッジコーナーへのエレベータに乗ります。噂に聞いていた通りかなり近未来的な作りの建物です。迷ったら大変だろうな。
日本の空港と同じようにコーナー№が電光掲示板に表示されます。NH215便は02番のようです。
右奥の2と書いてあるBOXから預け荷物が出てくるのですが、出てくる勢いが強すぎでモノが出るたびにすごい音がしています。壊れやすいものは預けないほうがよさそうです(笑)
ロワジーバスでパリ市内へ!
預け荷物を無事に回収したらロワジーバスへ向かいましょう!
ここからはあまり日本語がありません。英語のEXITか、フランス語Sortieを頼りに進みます。
シャルルドゴール空港のターミナルマップ
シャルルドゴール空港とパリオペラ地区を直行で繋ぐロワジーバスですが、空港内で色々な箇所から乗る事ができます。最短でターミナル1の1階からも乗れます。
しかしちょっと歩くだけで始発に乗れてほぼ100%スーツケースを載せることができるので始発を目指すことをお勧めします。
今回は始発のロワジーバス乗り場までをご紹介します。
ロワジーバスの始発に乗れるターミナルまでの道のり。
ターミナル1のエレベーターを目指します。
ボタンはTrainsを押しましょう。
エレベーターから降りたらそのまま真っすぐ進みます。
そうするとターミナル連絡列車があるので、乗り込みましょう。もちろん無料で確か10分おきくらいに動いています。
ターミナル3ロワジーポールで降車します。ターミナル1からは2駅目になります。
降車後、エスカレーターを上がったら右側に進みます。Bus Stationの表示が目印です。
Bus Stationの看板を頼りに進みます。
NOVOTELが見えたらもうすぐそこですよ!
ここから外になります。そのまま直進しましょう。
地図がこちら。外に出たら少し進んで右に曲がるだけです。バスマークとiマークの場所を目指しましょう。
ここを右に曲がると・・・
左側にバスオフィスが出てきます。
バスオフィスに入ったら「ロワジーバスの乗り場はどこですか?」と尋ねると乗り場のアルファベットを教えてくれますよ。
今回はEターミナルだったのでEを表示を目指します。
Paris-Opera・・・ありました!ロワジーバスです!
チケットはドライバーから現金で買うことができます。
バス乗り場前にこのようにクレジットカードで買える機械がありましたが、運転手に催促されて直接購入しました。ウェブでほかの人の情報を見る限り、この機械ちゃんと動かない場合があるらしくその対応かなあ?と一人で勝手に想像。
ロワジーバスの始発の内部。
2両編成となっています。が見ての通りバゲッジスペースがそんなに広くありません。2両編成なのでこれが2か所あるだけです。なのでロワジーバスを利用される際はこのように始発を狙うことを強くお勧めします!
バスに揺られること約1時間。
オペラ地区のギャラリーラファイエット前に到着しました!このとき夜21時。
夏のヨーロッパ圏の日の長さにいきなりカルチャーショックを覚えた一夜でした。(笑)
さあ、これから待ちに待ったパリ観光が始まります!
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