最近、テニスにハマっています。
30代にして新しく始めたスポーツ、今までの人生で球を使うスポーツはそこそこ経験してきましたが、球を打つ動作は一切経験してこなかったので本当に苦戦しています。
なぜ今更テニスを始めたかというと、それは妻家族の影響だったりします。
あまりスポーツは盛んでは無かった我が家と違って妻ファミリーは家族全員がテニスLOVE。
さらに義兄の新妻までテニスプレイヤーということもあって、半ば必要に応じて始めたようなものだったですが、これまたやってみるとすこぶる面白いんです。笑
(2歳の娘もラケット片手にテニスコートに立つ始末)
ですが、そんなノリで始めたものですから、ろくにテニス道具はありません。
テニスラケットはおさがりですし、テニスシューズは家にあったテニスシューズタイプのスニーカーを適当に使っていました。
…ところでテニスって想像以上に前後左右に動くスポーツって知っていました?
「ネットを挟んだ格闘技」とも呼ばれるほどに激しい運動をすることになります。
結果、テニスシューズ型スニーカーはあっという間に消耗し、アッパーのレザーが破け始めてきてしまったのです。(上画像)
ASICS ゲルレゾリューション
ということで、今回私のテニスライフを支えてくれる相棒として購入したのがこちらのアシックスのゲルレゾリューション8(Gel-Resolution 8)です。
約50年前、とある日本人が「スポーツによる健全な青少年の育成を目的に、本格的にスポーツシューズを作る」という動機の元、スタートしたASICS(アシックス)
ここ最近はアディダスやプーマ、ナイキにニューバランスなどとグローバルなシューメーカーを選択しがちな私でしたが、やはり真剣にスポーツに臨むとあれば日本人が日本人のプライドを持って真剣にスポーツに向き合ったシューズを選びたいもの。
そんなことを頭に思い浮かべながら色々と比較検討した結果、ヨネックスやミズノなどのテニスシューズを得意とする国内メーカー達を見事に抑えたのがアシックスのテニスシューズでした。
ジョコビッチ選手も愛用していた名作テニスシューズ
ちなみにASICSのGEL-RESOLUTIONは、ビッグ4筆頭のノバク・ジョコビッチ選手も着用していたことで有名です。(前バージョンの7ですが)
自分の足のフィーリングはもちろんのこと、こういった世界的な選手も愛用していたというストーリーはにわかテニスプレイヤーには輝いて見えちゃいますよね。
え、日本人のプライド?
…まあいいじゃないですか!笑
そんな訳でクツマニアの視点からアシックス ゲルレゾリューションの特徴を解説していきたいと思います。
フレクションフィット
まず初めに甲部分のアッパーに採用されたフレクションフィットテクノロジーです。
一般的に天然皮革で作られた靴やスニーカーは一度入った履きシワに沿って靴が馴染んでいきますが、このフレクションフィットではテニスならではの全方向への荷重に対し、薄めながらもしっかりとした固さを持つ素材でサポートしつつも、履きシワの入る位置が適宜変わるように設計されています。
メッシュと合成樹脂を組み合わせることで変形を抑える
これによりどんな動きにもシューズがしっかりついてくる優れたフィットと屈曲性を実現したそうです。
衝撃緩衝性に優れるGEL
GEL-RESOLUTIONというからには、やはりゲル素材は欠かせません。
アシックスがつくるスポーツシューズの代名詞とも言えるGELテクノロジーは、シリコンを主材料としたゼリー状のクッションパーツ。
耐衝撃性に優れるのはもちろんのこと、着地や蹴り出し時の衝撃を適度に和らげることで疲労感を軽減し、長い時間のプレーを約束してくれます。
トラスティックシステムDYNAWALL
カカトを中心とした「足のブレ」は瞬発力に大きな影響を与えるそう。
歩行やランニングで大変評判が良いニューバランスでも樹脂などで補強されたヒールパーツをよく見かけますが、ASICSのゲルレゾリューション8ではカカトから土踏まずまで延びる巨大なパーツ「とラスティックDYNAWALL」を搭載しており、全方向への移動が激しいテニスにおいても横ブレをしっかり抑制する性能を提供しています。
オールコート用ソール
テニス初心者の私がチョイスしたのはもちろんオールコート用ソールです。
コート用に3足用意するのがベストだそうですが、「とりあえずはどんなところでも使える一足を。」と考えるとオールコート用一択でしたね。笑
テニスシューズには3つのアウトソールがある
調べていく内にテニスシューズには3つのアウトソールがあることがわかりました。
- オムニ・クレイコート用
砂をまいたコートと土で出来たコート用でもっとも凹凸が設けられています。 - オールコート用
やや平坦なソールパターンがオールコート用、基本的にはアスファルトで出来たハードコート用ですが、全コートで使用できるようです。 - カーペットコート用
アウトソールパターンがほとんどないのがカーペットコート用。すり減ったテニスシューズを転用してもOKなのだとか。
ダイナラップ(DYNAWRAP)
このテニスシューズのユニークなところはシューレースにも及びます。
青色のリボンのようなパーツがダイナラップ(DYNAWRAP)と呼ばれる特別なシューループ。
1本のシューレースでボールジョイント部の手前側をよりホールドできるようになったことで、長時間に及ぶゲームでもホールド力が継続するようです。
ボールジョイント部(親指と小指の付け根を結ぶ線)の手前を締めると足のアーチを矯正サポートできるのは革靴好きには周知の事実ですから、小さなポイントながらここはかなり期待してしまうところです。
ASICSのゲルレゾリューションのサイズ感は?(メンズモデル)
ということで、アマゾンで2サイズ取り寄せてみました。
- メンズ-WIDE幅-27.0cm
- メンズ-WIDE幅-27.5cm
の2つとなります。
テニス大好きな義兄に聞いたところ、テニスシューズはネットで買う人が増えたらしく、いまやスポーツ店でもほとんど在庫していないそうです。時代の流れ、感じちゃいますね。
少し大きめのつくりらしい。
さて、ASICSのゲルレゾリューション8のサイズ感はどうでしょう?
いくつかのレビューを見てみると、少し大きめのようなコメントをいくつか見かけました。
インソールを重ねてみたのがこちら。
踵からボールジョイントまではあまり差がありませんが、気持ち幅が広くなり、縦は5m長いですね。
ASICSの27.5CMはニューバランスの28.0CMと同じくらいの大きさ
インソールを取り出して眺めているとひとつ気が付いたことがありました。
「あれ?これっていま愛用しているニューバランスに大きさが近い気がする!」
※革靴マニアなので靴の大きさにはかなり敏感だったりします。笑
あーやっぱり。
ほとんど同じ大きさです。アシックスのスポーツシューズは初めてですが、結構大きめのつくりみたいですね。
PUMAとアシックスを比較
今まで履いていたPUMAの27.5cmとASICSのゲルレゾリューション27.5cmを並べたのがこちら。
もう明らかにゲルレゾリューションのほうが大きいです。
こちらはPUMA27.5cm×ASICS27.0cm
これは試着する前に完全に答えが出てしまった気がします。笑
ASICSのゲルレゾリューションのメンズは大きめ!
最後はやわらかい絨毯の上で試着!答えは明白…と思いきや、意外と悩みました。
というのも、足のホールド感を強めるために踵から土踏まずにかけて、クッションがかなり多めに入っているので大きいと予想していた27.5cmでもそれなりのホールド感があったのです。
とはいうものの、足寸等を考えると間違いなく27.0cmがマイサイズ。よし、これに決めた!
レディースサイズはやや細めで小さめ!
メンズモデルがやや大きめでしたが、実はウェブ上のレビューでASICSのゲルレゾリューションのレディースモデルは「細い、小さめ」というコメントを非常に多く目にしました。
妻は実寸21cmのちょっと甲高の足です。
- ニューバランスは23.0cm
- スタンスミスは22.0cm
- 革靴関係は22.5cmが多いです。
そんな妻が選んだサイズは23.0cmでした。
試着した感じだと22.5cmだと足が入らないかも?といったところだとか。
プレイしてみての感想は下記をご覧ください。
ASIC GEL-RESOLUTIONをプレーで使った感想
お揃いのテニスシューズで揃えたミウラ夫婦。
さっそくハードのテニスコートで履き下ろすことにしました。
妻は高校時代部活でかなりシリアスにテニスをプレイしていましたが、私はいわゆるずぶの素人ということを先にお伝えしておきます。笑
メンズモデルの履き心地は?(テニス初心者)
実際にコートで使って驚いたのが、踵と土踏まずを掴まれる感覚のホールド感です。
そして足全体は固くて分厚い低反発クッションを踏んでいるような不思議な履き心地…。
これがテニスシューズってやつなのか!!と素人ながら驚きました。笑
アッパーのフレクションフィットがどの方向にも自然に曲がってくれるので激しいステップワークにもガンガンついてきてくれます。
また、つま先に仕込まれたゲルのおかげなのか、これまでより明らかに足の疲れが出にくくなったことには本当に驚きました。
レディースモデルの履き心地は?(テニス経験者)
最初履いたときは締め付けがちょっとキツイかな?と思いました。
だけど履いてテニスをし始めると、フィット感が良く、キツさを感じることはなくなって、むしろちょうど良くなりました。
激しい動きにも足がちゃんとついてくる感覚があって、いつもより楽しくプレイできたのが印象的。
ゲルレゾリューションを脱いで元のスニーカーに戻ると、スニーカーをゆるく感じてビックリ!
自分のベストサイズのスニーカーだと思っていたけど、テニスをするときはこのくらいの締め付けがないとダメなんだなぁとわからせてくれたシューズです。
ASICS GEL-RESOLUTIONのまとめ
ということで本記事ではアシックスのテニスシューズ、ゲルレゾリューション8の履き心地やレビュー・口コミをご紹介しました。
ここまでプレイが楽になるならもっと早く買っておけば良かった…というのが本音です。
(とにかく足が疲れづらくなったのが本当にデカイ。)
そんな訳で素晴らしいテニスシューズを手に入れたことだし、これまで以上にテニスに熱中していきそうな雰囲気がプンプンなミウラでした。
- 土踏まずと踵をガッチリホールドする履き心地!
- 激しいステップワークについてくるソールとアッパー
- ゲルのおかげで疲れにくい!
- サイズはメンズは大き目、ウィメンズは小さめのつくり!
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