2024年末から始まった9連休は人の心を狂わせる…?
我がミウラ家はめでたく結婚10周年を迎えるワケですが、この10年間ずっと棚上げし続けてきたトピックがありました。
それが「猫と暮らす生活」です。
私も妻も実家で犬と暮らしていたので次はぜひ猫と暮らしたい。そういう気持ちがお互いにありつつもどうにもどのタイミングで猫との生活をスタートさせれば良いのか、今一つきっかけがない状態が続いていました。
一度飼ってしまうと、当然10年以上の付き合いになりますし、生活コストはあがり、そして大好きな海外旅行にもちょっと行きづらくなる…。だけどもSNSで見かける猫との生活の憧れは止まらない。
そんな期間をこちらも10年以上も続けてきた訳です。
10年間の猫候補たち
あえて脱線しますが、この10年間で候補となってきた猫たちを紹介、もとい書置きしておこうかなと思います。
振り返ると割と目線は泳がず、特定の猫種に決まりそうだった雰囲気がありますね。
ラグドール
まず私がずっと推していたのは、大定番のラグドール。
ちょっと大きめの猫で、毛並みは長く美しい。そして性格は非常に穏やかで飼いやすい。
なによりこんな美しい猫が家にいると思うともう幸せしかありません。
揺るがぬ美人さに妻も結構推してました。
マンチカン
妻がプッシュしていたのがこちらのマンチカン。
そう、色はベージュ気味で足がめちゃ短いアイツです。
見た目がカワイイということでしたが、この猫が階段を上手く昇り降りできるイメージがどうしてもつかず私の独断で却下。
あと太るとお腹がつかえるとかつかえないとか…。我が家はインドア派なのであまり運動させない気質がありそうですからそれは可哀そうだなと。
黒猫
最後は魔女の宅急便でもおなじみの黒猫。これも妻です。笑
なんだかわかりませんが、とにもかくにも黒い猫に魅力を感じるとかなんとか…。
品種問わずという譲歩もあったのですが、そもそも黒猫は縁起が悪い気しかしないので却下。
つまり、ラグドールをいつ迎えるか?そんな状況だったようです。(いま分かった)
巻き毛のセルカークレックスとの出会い
みなさんはセルカークレックスという猫の品種をご存知でしょうか?
とっても温厚な性格が有名で、通称「羊の皮をかぶった猫」とも呼ばれるんだとか。
実はこのセルカークレックス、年末にたまたま足を運んだホームセンターに3匹もいまして。久しぶりのペットショップのウィンドウショッピングということもあり、割と長い時間滞在しながら、抱っこしたりお話を聞いたりしていました。(いつでも買うタイミングは見計らっているミウラ家)
するととあるセルカークレックスの子猫なんですが、もう手の動きとかナマケモノか?というくらいスローでかわいいやつがいまして。これなら我が家でも安心して飼えるかな?などと考え始めると割と本気で猫を迎えることを真剣に検討してしまったのです。
しかし、このセルカークレックス。猫ではかなり珍しい巻き毛タイプ。犬だとそこそこ多いと思うのですが、実は私は猫は巻き毛じゃないのが良いというこだわりがありまして…。
というのもこれまで出会ってきた犬たち、全員巻き毛なんです。友人宅で飼っていた犬たちも含めて。(唯一の例外はパグ)
なので、どうしても直毛が良い。クルクルパーマはちょっと避けたい。でもスローな動きは我が家に良さそう。そんなことをグルグルと考えていると、あのスイッチが入ってしまった訳です。
ガチで猫との生活検討スイッチです。
なぜかブリティッシュショートヘアにターゲットが絞られる
自宅に戻り、youtubeでさっそく猫の品種動画をチェックしてみました。
すると、なんだかとっても惹かれるややブサかわなやつがいました。
もっちりとした丸い顔、デブ猫とはいえないまでもどっしりとした体格、そして美しいグレー(猫界ではブルーと表現されるらしい)の毛並み。
今までラグドールなどの美しい猫がいいなあと思っていたのですが、いきなりの襲来。
これがブリティッシュショートヘアとの出会いでした。
ペットショップでの出会い
スマホで検索してブリティッシュショートヘアの在庫が見つかったペットショップに訪問するといました、灰色(ブルーらしいですが)のずんぐりむっくりの短毛のアイツが。
うわあ~!と駆け寄ってみるとなにやら同居人がいる模様。活発で有名なスコティッシュフォールドのメスがガンガンちょっかいをかけているのに完全に無視する様子をみて、これは素晴らしいぞと妻と顔を見合わせました。笑
子供たちが手を伸ばすとゆっくりと起き上がり、手と手を合わせてくれます。子猫特有の飛びつく感じはまったくありません。
さらにはそのお顔もなかなかに特徴的な雰囲気があり、加えてブリティッシュショートヘア特有のずんぐるむっくり感がすでにおぼろげに見えているのもとてもグッド!
店員さんにお話を聞くと「この子はかなりマイペースなおっとり気味のブリちゃんですね~」ということで、これは!!
と思ったのですが、冷静に考えて受け入れる準備がまったくできていない。なんなら大掃除も終わっていないし、猫ちゃんの場所をどうするかも考えてない。ないないづくしな状態で我々がもらった時間はわずか3時間ほど。
それが過ぎるとステータスが交渉中からリリースされる訳です。まずはお腹を空かせた6歳と2歳のキッズたちにお昼ごはんを食べさせながら色々と考えてみることにしました。
猫を迎え入れるときに何を考えたか
まずは場所です。犬と同様に適当に放し飼いで良いかと思っていたら、猫はかなり臆病らしく新居ではケージ中心の生活で慣れさせてから室内デビューするんだとか。
私的には良い感じのキャットタワーを部屋の角にでも置くかと思っていたのですがいきなり出鼻をくじかれた格好となりました。
ですが、たまたまケージの中にキャットタワーが収まる現代社会にぴったりなキャットタワー入りケージがセールで売っていたのでまずはそれを設置することにしました。これなら子供達と多少長くでかけても一人で遊んでくれるでしょう…。
次にトイレ、安心できるケージのなかに一つ。そしてケージ外にもひとつあるといいそうな。これはまったく場所の候補が無いのでそのうち探すこととしました。笑
猫じゃらしなどの遊び道具はとりあえずダイソーで。
持ち運び用のキャットキャリーについてはアマゾンのがめちゃくちゃに安くてレビューも高評価だったのでそれにすることにしました。
心境的な話。
猫を一匹迎え入れるということは家族が増えるということ。
この点については、本当に悩みました。それこそ胃に穴が開くかと思うくらいです。
- 6歳と2歳の子供達がいるなかで、新しい家族をいきなり迎えて本当に大丈夫なのか。
- 一家の大黒柱としてさらに負荷が高まってしまうのではないか。
- 猫がいることで家族でできることが減ってしまうのではないか。
- 途中で大変な病気になってしまったら?
- 子供達に猫アレルギーがあったら?(娘は犬アレルギーあり)
- なんとなく子供達が成人して家を出てからというイメージがあったが本当に今なのか?
そんな弱音を妻に履いてみたところ、こんな回答がありました。
- 猫は10年間ずっと検討してきたので突然という訳ではない。
- むしろあとひとつの後押しがなかった状況。
- 子供達に生き物と暮らす環境を経験させてあげたい。
- とくに2歳の息子には自分より弱い存在との接し方を学ばせてあげたい。
- 6歳の娘はずっとペットを欲しがっていた。そしてあの猫はペットショップでの行動を見る限りとくに娘にすぐなついているように見えた。相性がいいのかもしれない。
- 我が家は活発な猫には少々環境が適していないところがあるが、顔などの好みや品種などの条件が一致しており、加えておっとり系の猫ちゃんと出会えたのはまさにタイミングでは?
という話をされ、結婚というのはお互いのパートナーと人生を歩むことなんだなと改めて気づかされた次第。
割となんでも一人で解決しちゃおうとしがちなんですよね…妻、ありがとう!
いよいよお迎えへ。
モノもココロも整理をつけ、いよいよお迎えへ。
保険加入を手続きをしたら今食べている餌や猫砂、グルーミンググッズ、そして鈴付きの首輪などを購入しいよいよ引き渡しです。(キャットキャリーは専用の段ボールケース。)
まずは家についたらキャットタワー入りケージに入れて、蓋だけ開ける。そして子猫が自ら出てくるまでジッと待ってあげる。そうすることでストレスを大幅に減らすことができるんだとか。
それではさっそくを蓋を開けて様子を見てみます。
あれ……、全然様子見しないで、すごい箱から出たそうだぞ?
ということですぐに出してあげました。
ここでガクブル状態になるのかと思いきや、新品の猫じゃらしを持って突進してきた子供たちにまったく驚かず、一心不乱に猫じゃらしに猫パンチを超高速でお見舞いし始めました。
加えて、子供たちがお昼ごはんを食べに離れるとなかなかのアピールをしてきます。
(こいつめっちゃ神経図太い感じか?)
とはいえ、水もご飯もトイレも問題なく初日からこなして感謝。
たまに部屋を探検させたりしながら、いよいよ就寝時間。電気を消して二階にあがるとすごい勢いで夜泣きしてる!!!
これは俺が隣で寝てやらねばならないか……と思ったのですが、少し構ってもう一度上にあがるともう大丈夫でした。(やっぱり図太い?)
ということでいよいよ明日から本格的な猫ライフスタートです。
SNSにも上げていこうかな?
猫ラバーのみなさん、引き続きよろしくお願いいたします!!
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