【レビュー】テクニファイバー L-23 インプレ|週末テニス歴半年の私が選んだラケット | ミウラな日々

【レビュー】テクニファイバー L-23 インプレ|週末テニス歴半年の私が選んだラケット

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こんにちは!
30代、テニス歴半年の週末プレイヤーミウラです。

今回は、初めて「ちゃんと自分で選んだ」ラケット、ラコステ L-23についてレビューしていきます。

実は購入前にテクニファイバーの「TF-X1 300」とかなり迷いました。おそらく同じように悩んでいる人は多いはず…。
そんな訳でこの記事では、迷ったポイント、実際に使ってみた感想、両モデルの比較など、リアルな体験ベースでまとめてみました。

これからテニスを本格的に始めたい人、ラケット選びで悩んでいる人の参考になれば嬉しいです!

なぜL-23を選んだのか?【購入までの経緯】

ラコステ L23 テニスラケット レビュー

ラケット選びって、本当に悩みます。私もオンラインショップや、Youtubeで国内海外のレビューも見ながら、スペック表とにらめっこする毎日でした。

私の要件としては、

  • 身体に優しい(なるべく怪我したくない)
  • 今使っているラケットと同じようなフィーリング
  • 良い感じのデザイン(重要)

というところで、とくに「身体に優しい」という点は、中年間近の自分にとっては喫緊の課題でした。(すでに痛め始めていたので…)

そんな中で最終的に気になったのが、同じテクニファイバーの「TF-X1 300」。
スペックはこちら。

モデル フェイスサイズ ウェイト バランスポイント フレーム厚 ストリングパターン
L-23 100平方インチ 300g 320mm 24.5-25.4-25mm 16×19(独自設計)
TF-X1 300 100平方インチ 300g 320mm 24-25-26mm 16×19

重さもバランスも、数値だけ見れば同じ。なんなら作っている会社も同じ
しかしレビュー動画などの情報を集めると、どうやらフィーリングに違いがあるようでした。

  • TF-X1 300 → 柔らかめの打感。パワーアシストもあり飛ばしやすい。(国内関係の情報)

  • L-23 → 打感はピュアドライブやT-FIGHTに近く、スピンもそれなりにかかる(海外Youtube等)

※これまでバボラのピュアドライブを使っていた私にとっては非常に良い情報!

テクノロジーの違いにも注目してみた

さらに調べてみると、内部テクノロジーでさらに少し違いがあるようでした。

ラコステ L23 X-DAMP

(L-23のX-DAMPはラコステならではのワニロゴ付き!)

L23 独自のストリングパターン

(ルネ・ラコステ氏考案の独自ストリングパターン!…初級者にはよくわかりません笑)

L-23に搭載されているテクノロジー

  • X-DAMP(エックスダンプ)
    グリップ内部にエラストマーを内蔵。手に伝わる振動を最大36%カット。特にオフセンターでも肘・手首に優しい。

  • ルネ・ラコステ設計による独自ストリングパターン
    中央部の密度を最適化し、スイートスポットを拡大。ボールのホールド感と飛びを両立。

TF-X1 300に搭載されているテクノロジー

  • X-DAMP(エックスダンプ)
    グリップ内部にエラストマーを内蔵。手に伝わる振動を最大36%カット。特にオフセンターでも肘・手首に優しい。(=つまり、まったく同じ。)

  • Isoflex(アイソフレックス)
    フレームの剛性分布を最適化し、オフセンター時の安定性を向上。

テクノロジー比較まとめ

項目 L-23 TF-X1 300
振動吸収 X-DAMP X-DAMP
ストリング設計 ルネ・ラコステ設計パターン
(玉離れは食いつき気味)
通常設計+Isoflex
(早めの玉離れ)
特徴まとめ スイートスポット拡大、ボールホールド感重視 オフセンター時の反発安定性重視

→ L-23は、衝撃吸収機能がありつつ、「芯に当てやすい」設計。レビュー投稿では玉離れは少し食いつき気味
→ TF-X1 300は衝撃吸収機能がありつつ、「外してもカバーする」設計。レビュー投稿では玉離れは少し早い模様。


実際にL-23を使ってみた感想

紆余曲折を経て、ついに私の手元にラコステL23が届きました!

初心者のくせに割と高いラケットを試打無しで買ってしまったのは何となく怖いモノ知らずにもほどがあるような気がしましたが、まあ気に入ってしまったものはしょうがありません。

lacoste L23

ストローク

「いつも通り振れる、楽しい!」これが最初の印象です。

いわゆる黄金スペックとなるため300gだけど重さを感じにくく、バランスポイント320mmなので振り抜きも当然軽快。トップヘビーが苦手な私みたいな人にもピッタリです。

スイートスポットも広く、多少ミスしても深いボールが返ってくれる気がします。スピンもそれなりにかけれたのでもっとうまい人ならさらにコントロールできそう。

サーブ

はっきりいって練習中なのでよくわかりませんが、今まで使っていたラケットと同じようなバランス(ちょうど真ん中くらい)となっているので、感覚を大きく変わることはありませんでした。

これからの自分に期待ですね!笑

ボレー

軽いラケットを使ったときに感じた球威に負けるようなことはなかった気がします。

多少ラフに当てても、ラケットが助けてくれる(かもしれない)安心感があります。

身体に優しいラケットたちのインプレッション

ちなみに最終的にTF-X1にたどり着くまで、さらに2本の身体に優しいラケットを検討してきました。

ウィルソン クラッシュv3 300

打つのが楽しくなる!というキャッチコピーで有名なウィルソンのクラッシュシリーズ。

最新モデルのv3では過去最高にフレームがしなるという超身体に優しいラケット設計になっています。

試打したところ、すぐに感じたのは打感がこれまでと全然違うこと。打感と言われても…と思っていたのですが、明らかに柔らかい。そして感覚が違い過ぎて加減がよくわからない。笑

加えて赤色が個人的に好みじゃなかったのでパスとなりました。

しかし、筋肉量が少ない女性が軽いスイングで簡単に飛ばせる。そして身体に優しいラケットというところで、ハマる人は多いだろうなあと思いましたね。

ダイアデム スーパーノヴァ 300

次に検討したのがいま話題のダイアデム。元プロ選手が開発に携わっているというところで、競技用前提のつくりが特徴なんだとか。

ダイアデムがつくるラケットの最大の特徴はフレームに詰められた衝撃吸収フォームです。

要するに振動吸収材がラケットのフレームにギッシリと詰め込まれているらしく、フレームそのものがショック吸収機能を持っている。ということのようで、打感は素人でもわかるほどに違いがありました。

一方で色々なラケットを試打しましたが、明らかにダイアデムだけはその感覚が異なることから、まだやり始めの自分がこの感覚に慣れると、将来他のラケットに移行しづらくなるかな?と思い、パスとなりました。

とはいえ、ベテランプレイヤーだとついに追い求めていたラケットだ!となる人もいそうな気がします。

これからに向けて【ラケットと一緒に成長したい】

L-23を手に入れてから、テニスがますます楽しくなりました。

お気に入りのラケットの存在ってやっぱり大きいんですね。

ミスが減って、自信を持ってラリーできるようになった気がしますし、サーブも「入るだけ」じゃなくて「狙う楽しさ」を少しずつ感じられるようになってきた気がします。(気だけ)

まだまだ伸びしろしかない自分ですが、このラケットと一緒に、少しずつ成長していきたいと思っています。

半年後、一年後、今よりもっとラケットを「使いこなせてる!」って思える日が来るように。

また節目で、使い込んだL-23のレビューもしてみたいですね!

ちなみに…

結局、屋外用ラケットとして、TF-X1(旧モデルですが)もゲットしちゃいました。笑

ゲルレゾリューション10 X レビュー

(TF-X1シリーズはスペックが全く同じの旧モデルが格安で販売されているのでオススメ)

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