ビンテージスチールに初挑戦!【デメリットや音鳴りについても】

本格靴を始めて購入する際に初めて体験する人も多いであろうレザーソール(革底)仕様の靴。購入当初は非常に艶やかで綺麗な状態ですが、実際に使い始めると思った以上に削れてしまい驚く人も多いと思います。

とくに革底のつま先部分の削れ方は想像を遥かに超えたスピード。出し縫い部分が一気に無くなっていくのは見ててちょっと怖くなるものです。

ということで今回はレザーソール(革底)のつま先を保護する修理”ビンテージスチール”を付けてみました!


ビンテージスチールとは?

削れやすいつま先部分を金属で保護する靴修理の1つです。

シルバーのタイプがビンテージスチール、ゴールドのはトライアンフと呼ばれるものが有名です。これらの2つはレザーソール(革底)のつま先を削って埋め込むのですが、つま先を削らずレザーソールの上から取り付けるジェリーフィッシュと呼ばれるタイプもあります。

ビンテージスチールのメリット

つま先がとにかく削れなくなる!

メタルチップがカッコ良い!

の2点に尽きます。金属と革ではやはり摩耗性能に著しい差があることは明白です。第二にメタルチップが付いた革靴はやはりちょっと玄人感が出るものです。「俺も本格靴の世界に足を踏み入れてしまったなあ」と思える感情、これが大きいでしょう。(笑)

ビンテージスチールのデメリット

何かを足すということは何かを失うということです。物事は何でもトレードオフ、二兎は追えません。ビンテージスチールは取り付けの際、ネジ止めします。ネジ止めすると言うことは革に穴を開けるということ。本来想定されていないネジ穴がソールに開くのですから、やはり靴自体に良いとは決して言いきれない点があります。聞くところによるとこの修理を1つの靴で出来るのは2回まで。それ以上は取り付け不可となってしまうそうです。

削れたレザーソール

つま先部分が多く削れ気味のレザーソール。

まだ問題はありませんがこのまま削れが進むと出し縫い部分の糸まで摩耗で無くなってしまいそうですので早急に手を打つ必要があります。

万が一ウェルト部分(ソール部分の線の上部)まで削れが達してしまった場合、その修理価格は大幅に上がってしまいます。(靴としての履き心地までも変わってしまうリスクアリ)

ビンテージスチールの取り付けは靴修理店で!

さて、このビンテージスチールですが一体どこで取り付けることができるのでしょうか。

答えは簡単で靴修理店です。

厳密にいうと”つま先の補強”なのですが、大抵の靴修理店ではこのつま先補修とも呼べるビンテージスチール装着も行っていることがほとんど。

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取り付けてみた

Before

こちらがビンテージスチールを取り付ける前のレザーソールです。

これ以上削れないで~!

After

そしてこちらがビンテージスチール取り付け後のレザーソール。

見事につま先に保護スチールが埋め込まれています!

角度を変えてみるとこんな感じです。

靴のつま先の形に沿った薄い金属板を5つのネジで止めているんですね。

つま先の形に沿ってスチールがバッチリ調整されているのが驚き。

正面から見ても金属が飛び出ている箇所はありません。

横から見ると非常に精巧な仕上がりとなっているのがわかります。

しっかりとソールと同色に塗装されていますし、なによりビンテージスチールの厚みの分だけキッチリとレザーソールを削っているので横から見ると、パッと見どこからがビンテージスチールなのかわかりません。

まさに職人技とはこのこと!

ビンテージスチールは歩くと音が鳴るのか

ウェブ上でちょっと話題になっていたビンテージスチールを付けた革靴は「カチッカチッ」と歩くたびに音が出る問題についてさっそく確認してみました。

私のオフィスは床がカーペットではないので、実際に音が鳴るくらいの当たりだとちょっとオフィスでは使いづらいなあと思っていたのです。

しかし、実際のところは一切「カチッカチッ」という音は聞こえません。

歩き方が良いのか、埋め込み方が良いのかわかりませんがとりあえずは一安心といったところです。

ちなみにソックスは最近ハマっているハッピーソックスです。

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まとめ

ということで今回は革靴を愛する者なら一度は通る”ビンテージスチール”の装着レビューでした。漸く付けることが出来たビンテージスチール、革靴好きの階段をまた一歩昇った気がします。(笑)

つま先の削れの心配がなくなったのは大きいですし、やはり見た目的にもこれがなかなかカッコ良い。ビンテージスチールや金色のトライアンフを付けないとなんか違うんだよねーと言う人の気持ちが少しわかった気がします。

この靴はコードバンで冬には使用できませんでした。しかし来月辺りからはガンガン私の足元を支えてもらおうと思っています。

レザーソール(革底)のつま先削れが気になっている方は是非一度ビンテージスチールの装着を検討してみてはいかがでしょうか?