海外旅行、それはひとときの贅沢。
永遠の楽園ハワイ、賑やかで気品あふれるパリ、伝統と革新が融合する世界都市ロンドン。
世界には色々な都市があり、素晴らしい体験が待っています。
しかし、意外と悩みどころはその旅を支える足元ではないでしょうか。
長時間の歩行を考えたとき、旅先で革靴を購入しようと思っているとき、あるいはドレスコードを要求される場所に赴くとき。色々な条件が想定される中でどんな種類の靴を持っていけば良いか悩んでしまいます。
今回は私の多くの失敗と少ない成功を元に旅のお供にお勧めなシューズたちをご紹介したいと思います。
海外旅行で想定するシーン
観光
石畳の上だったり、コンクリートの道だったり、割と固めの地面を長い時間歩き続けます。
ドレスコード有のレストランなど
ちょっと良いところで食事をしたいなら、日本では馴染みの少ないドレスコードが出てきます。
水場
砂浜がメインのリゾート地ではスニーカーではちょっと厳しいときも。
海外旅行でのオススメシューズ
1.スニーカー
やはりスニーカーは外せません。軽くて歩きやすい最高の足元です。履き馴らしたものならまさに鉄壁の布陣とも言え、本当に安心できます。NIKEやアディダスなど大手ブランドが様々な新しいクッション素材を採用したスニーカーをリリースしていますので、その中から好きなものを選ぶのも良しですし、数多くの人々の心を掴んで離さない疲れないスニーカーNEW BALANCEも見逃せないところ。
良い点
・軽くてとにかく歩きやすい。
・スーツケースにも押し込める。(シューツリー不要!)
気になる点
・レストランやショーなどのドレスアップが必要な場では使えない。
2.ウォーキングシューズ
次にオススメしたいのがウォーキングシューズです。Asicsや、Rockport、Hawkinsなどのブランドが有名です。スニーカーに比べてシッカリとした造りのものが多く、ちょうど良い重さに設定されたシューズは足の振り子運動を助けてくれ、旅先での疲れを軽減してくれます。
また、ウォーキングシューズのデザインはかなり幅広いですが、最近では一目では革靴としか思えないようなタイプも出ているので気軽に手をもとい足を出すことができます。
良い点
・とにかく歩きやすい。
・スニーカーよりはドレス感あり。
気になる点
・レストランはギリギリOK。
・見た目はカッコよくない。
3.水陸両用サンダル
ハワイやセブ、グアムなどにいくなら、水陸両用サンダルがオススメです。ビーチサンダルではとても歩き周ることは難しいですが、KEENのNEWPORT H2のようにカカトが設定されており、かつソールがしっかりしたものであれば汗が噴き出るような国でもグングンと前に進む事ができます。
良い点
・雨や汚れを一切に気にする必要がない。
・飛行機の中でも快適に過ごせる。
気になる点
・ドレスコードがあるシーンでは使えない。
・リゾート以外では使えない。
4.ビルケンシュトック
最近使って良かったのがビルケンシュトックのシューズタイプです。見た目は確かにダサめですが(笑)とにかく足のアーチが崩れないので歩き回ったときの疲れ具合は断然軽くなります。樹脂でコーティングされたタイプを選べば雨靴としても使えます。
良い点
・足の疲れが軽減される。
・とっても歩きやすい。
気になる点
・ドレスコードがあるシーンでは使えない。
・見た目がカッコよくない。
5.ガラスレザーの革靴
旅先でも革靴を履かなければいけない機会は意外と多いものです。星を獲得したレストランや、ナイトショー。高級ブティックやハイエンドホテルなど、日本より足元をチェックされる機会も多いです。そんなとき役立つのがガラスレザーやチャーチのポリッシュドバインダーカーフを使った革靴です。
基本的に汚れないですし、汚れがついてもティッシュなどで拭けばそれなりに輝きます。旅先でポリッシュは流石に面倒くさいですしね。雨靴としてそのまま使用できるのもGOOD POINT!
良い点
・雨に強い。
・あらゆるドレスコードに対応できる。
・お手入れ不要。
気になる点
・長時間歩くにはちょっとツラい。
・シューツリーが重い。
6.スエードの革靴
英国靴ブランドChurch’sを創業した一家は現在Cheaneyの経営に携わっています。その社長となるウィリアムチャーチさんのインタビューを見たことがあります。彼は出張の際、カーフのシューズとスエードシューズの2足を持っていくそうです。ビジネスの場ではカーフの靴、お休みの日や、雨が降ったときにはスエードシューズ。といった使い方をしているらしく、その記事を見た私は「英国人は出張の際にスエードシューズを持っていくのかあ」とえらく感動したのを覚えています。一般的に雨に弱いと言われがちなスエードシューズですが、防水スプレーさえしておけばそこらの革靴より全然雨に耐えることができます。(もちろん限度はありますが)
良い点
・雨にやや強い。
・ほとんどのドレスコードに対応できる。
・見た目もオシャレ。
気になる点
・長時間歩くにはちょっとツラい。
・シューツリーが重い。
ミウラのこれまでのチョイス
さて、ここで一旦これまでのミウラのチョイスを振り返ってみましょう。
ロサンゼルス(冬・降雪なし)
- ウォーキングシューズ
ロサンゼルスはまさかのウォーキングシューズ一足のみ。
この時はドレスシューズに全く興味がなかったので靴は2日連続履いてはいけない。なんてルール知りませんでした。ご覧の通り私のウォーキングシューズはなかなかのヨレ具合です。(笑) いま思うとこんな昔からU-TIPのシューズと縁が合ったようで・・・。
ハワイ(夏)
- ウォーキングシューズ
- 水陸両用サンダル
この写真はハワイのALDENで有名なショップLeather Soulです。この時もまだドレスシューズにハマっておらずこのざまです。あのLeather Soulに裸足とサンダルで突撃していました。(一応ハワイなので許容範囲だったみたいです)
イギリス(冬・降雪なし)
- ガラスレザーの革靴(Regal)
- アーチサポート力の強い革靴(ALDEN)
さて、革靴にハマってからの初めての海外は紳士の国イギリス。歩行サポートを期待してオールデンのモディファイドラストの革靴。そして雨の日用にサイズがピッタリ合ったリーガルを持っていきました。
ピタリと足にフィットした靴を持っていったおかげで、購入した革靴はサイズはバッチリでしたが、やはり革靴だけだと足が疲れすぎることがわかりました。(笑)
フランス(夏)
- ビルケンシュトック(シューズタイプ)
- ガラスレザーの革靴(チャーチのポリッシュドバインダーカーフ)
次はフランスパリです。
前回の教訓を生かし、ガラスレザーの靴を一足とスニーカーと悩んだ挙句ビルケンシュトックを持っていきました。その効果はやはり大きく、前回と比べて足の疲労感が少なかったことを覚えています。ただビルケンシュトックは流石にダサすぎた気もします。(笑)
また、足に完全にフィットした革靴を持っていかなったため、サイズ選びでかなり失敗しました。(3足中2足ミス)旅先では足がむくんだりとなかなか普段のサイズ感覚を忘れてしまいがち。だからこそジャストフィットの革靴を一足持っていくことが大事なんだなあと実感した旅でもありました。
イギリス・フランス(春)
- スニーカー(NEW BALANCE M577)
- スエードシューズ(クロケットジョーンズ チルターン)
今回選んだのはこの2足です。
前から選ぼう選ぼうと思っていたスニーカー、もちろんユニオンフラッグ付きです。ではなくて、とにかく疲れないことで有名なニューバランス。パリの雲の上を歩いてやります。
そして雨靴と革靴フィッティング比較用としてスエードシューズを選びました。このチルターン、ネット情報だけでサイズを予測して購入した癖に所有している中でもっとも足にフィットしているという奇跡の一足なんです。今回は一足もサイズミスはしません。(宣言)
このシューズがあればレストランも入れるでしょうし、これで旅の準備はバッチリです。
まとめ
今回は私の海外旅行経験に基づいて、一緒に持っていきたいオススメシューズをご紹介しました。これから向かうイギリス・フランス旅行については帰ってきたらこっそりと結果を更新しようと思います。(笑)
ご覧いただいた皆様の海外旅行の靴選びに少しでも役立てば幸いです。
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