フローズンキューブというナイスなガジェットがあるのをご存知でしょうか。
ロゴとタイトルから推測するに凍ったサイコロ・・・?
実際はちょっと違いますが、かなりナイスなアイテムだったのでご紹介したいと思います。
FROZEN CUBE(フローズンキューブ)
フローズンキューブとはここ最近ちまたで話題の真空二重ステンレスタンブラーとアイスキューブのセットです。
左のは見たことがありますが、右のサイコロはなんだ??
2重構造の真空ステンレスタンブラー
まずこちらはステンレス製の真空二重タンブラー。
いまや一般的となった普通の真空タンブラーです。空気の層を設けるだけで保温力と保冷力が段違いになるなんて科学ってすごいですよね。
ステンレスの二重構造になっているため、見た目より中の大きさは狭め。容量は約350mlで缶ジュース1本分程度です。
溶けない氷、アイスキューブ
そしてこちらがアイスキューブです。
ステンレスで出来た立方体でサイコロを模した形状をしています。
一体何に使うのでしょうか?
アイスキューブについて
氷の代用品として使えるステンレスキューブ
- 冷凍庫で冷やして使用。
- 約200mlの液体につき2~3個で約20~30分程度の保冷効果。
- 通常の氷と異なり、溶けて飲み物が薄まることがない。
- 何度でも繰り返し使用可能。
上がメーカーの説明文となります。要するにステンレスで出来た溶けない氷、これがアイスキューブの正体でした。なるほど、確かに普通の氷のちょっと足りないところが補完されているような気がします。
アイスキューブを実際に使ってみる
人類の英知が生み出した溶けない氷として活躍してくれるアイスキューブ。
さっそくどんな塩梅なのか実際に使ってみたいと思います。
冷凍庫へ
アイスキューブの使い方はとっても簡単。
冷凍庫に入れて冷やしておくだけです。(笑)
大体1時間くらいで使えるようになります。表面がこのように霜が張ったようになれば使いどきです。
ガッチリ冷やすと素手で持った際に少しだけ肌に張り付く感じがあるので注意。
ガラスタンブラーと比較する
さっそくキンキンに冷えたアイスキューブを使って一般的な氷とその効果について比較してみたいと思います。
ガラス製のタンブラーには普通の氷を、真空ステンレスタンブラーにはアイスキューブを入れました。
そこに同じくらいの分量の水を入れます。
ちなみにこの水はアサヒ飲料が販売する
比較開始直後
水を注いだ直後に測ったものです。二つともギュンギュン温度が下がっていきました。
- ガラスタンブラ+氷:0.6℃
- フローズンキューブ:0.3℃
30分後
30分後がこちら、ガラス製タンブラーはさっそく1℃まで上がりました。
- ガラスタンブラ+氷:1.1℃
- フローズンキューブ:0.8℃
1時間後
1時間後。両社ともに1℃は超えたものの、ここで約0.5℃もの差が出てきました。
- ガラスタンブラ+氷:1.7℃
- フローズンキューブ:1.2℃
2時間後
2時間後。ガラス製タンブラーはついに2℃台へ。
- ガラスタンブラ+氷:2.0℃
- フローズンキューブ:1.6℃
3時間後
3時間後。少々安定したのか、そこまで温度は伸びず。しかしフローズンキューブのほうは三時間立っても2℃にすらなっていないことにはビックリ。
- ガラスタンブラ+氷:2.2℃
- フローズンキューブ:1.8℃
表にしてみた
ガラス+氷 | フローズンキューブ | 差 | |
開始直後 | 0.6℃ | 0.3℃ | -0.3℃ |
30分後 | 1.1℃ | 0.8℃ | -0.3℃ |
1時間後 | 1.7℃ | 1.2℃ | -0.5℃ |
2時間後 | 2.0℃ | 1.6℃ | -0.4℃ |
3時間後 | 2.2℃ | 1.8℃ | -0.4℃ |
表にして眺めてみるとフローズンキューブのほうが明らかに温度の上昇が緩やかでした。
これでこのキューブに懐疑的だった妻に自信をもって明日から「こっちのほうが長く冷えるんだぞお~」と言うことができそうです。(笑)
まとめ
ということで今回は話題の溶けない氷、フローズンキューブを使ってみました。
そこそこ重量があるためなのかガラスのタンブラーに使用すると傷が付いたり最悪割れたりするらしいです。そういった耐久性の面だったり保冷というキーワードを考えるやはり二重構造の真空ステンレスタンブラーとの相性は抜群といったところ。
ただひとつ言うとすればセットの真空ステンレスタンブラーは容量がやや少な目なのでゴクゴクと量を飲む人は普段使いのと同容量のものを用意することをオススメします。
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