日本からフランスパリに行くルートはいくつもありますが、もっともラクチンなのは羽田発パリ直行便ではないでしょうか。
この直行便のエコノミークラスで約12時間前後を過ごした様子を「【NH215】ANAの羽田空港発 パリ行き シャルルドゴール空港着 搭乗レポート」で紹介しました。
本記事では以下4つの項目に分け、母と利用した同NH215便のプレミアムエコノミーを空の旅の様子をご紹介します。
この記事でわかること。
- NH215のフライトスケジュール
- ANAラウンジの様子
- プレミアムエコノミーの最前列座席
- 機内食関係について
NH215のフライトスケジュール
さて、まずは羽田発パリ行きのNH215のフライトスケジュールをおさらいしてみます。
- 11:15 搭乗開始
- 11:45 出発
- 12:50 スナックタイム
- 13:30 機内食(昼食)
- 15:00 消灯
- 21:30 起床
- 21:50 機内食(朝食)
- 23:50 到着 ※現地時間17時頃
以上のことから、搭乗日は朝一番で空港に到着し、チェックインおよび出国手続きを済ませて、いざ機内へ!といった動きになりそうです。
現地には風の影響によりけりですが17時~18時ころに到着するのでパリ市内に入るのは19時前くらいと考えておくと良いでしょう。
ANA LOUNGE(航空会社ラウンジ)
画像出典:
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/py/
とはいえ一つ重要なポイントが抜けています。
Premium Economy席は通常のEconomyと席が違うだけではありません。
なんと本来は有料(前日予約4000円、当時利用6000円)あるいは、ビジネスクラスから利用できる航空会社ラウンジ「ANA LOUNGE」を無料で利用できるんです!
羽田空港のANA LOUNGEの場所
画像出典:http://www.haneda-airport.jp/inter/map/
今回利用したANA LOUNGEは非常に良い位置にありました。出国ゲート抜けてすぐ東側。
出発口が107でラウンジは110の手前、出発ギリギリまでラウンジでゆったりできそうです!
航空会社ラウンジを利用する前は、事前に搭乗チケットを準備しておきます。
左下のLOUNGE INVITATION ANA LOUNGEの文字が重要です。
エレベータを上がってすぐのところに入り口が。
先ほどのチケットを見せるだけで入場できました。
思ったより広いラウンジ内
ANAラウンジに入ってまず驚いたのはその広さ。
この写真で見えている範囲の奥にもラウンジスペースが続いています。
また、座席についてもかなり多く、ソファ席からカフェ席、一人用席など利用者各々のスタイルでに合うように非常に多くのバリエーションがあります。
何ヵ所に電光掲示板と時計が設置されているため、最新のフライト情報を確認できる安心感がありますね。
窓側のソファ席が空いていました!
ミニテーブルに加え、コンセントもついているのが嬉しい。
ラウンジフード
ANA LOUNGEではビュッフェスタイルの食事を無料提供しています。
サンドイッチやクラッカー、チーズはもちろん、サラダも充実。とくにシェフがつくってくれるヌードルコーナーは人が途切れることはありませんでした。ちなみに有名なのはカレーみたいですね。
ドリンクも豊富
ANA LOUNGEはドリンクコーナーも大変充実していました。
ソフトドリンクのディスペンサーはもちろん、ウィスキーや焼酎などの度数が強いお酒はもちろん、こだわりの日本酒コーナーもあります。
ASAHIの生ビアサーバーがある!
個人的に一番グッときたのが生ビアサーバーです。
搭乗前に出来立てをグビッと…これはたまりません。笑
長距離フライトだからできる贅沢発見!といったところ(お酒弱いんです)
軽食はほどほどに。
選んだのは私がビールにカレー小盛り、母はサラダとサンドイッチに珈琲でした。
というのもNH215のフライトスケジュールを考えると、出発して1時間半後には昼食が出るのでお腹いっぱいにすると入らなくなってしまうんですね。機内食好きには重大な問題です。笑
いよいよパリへ出発!!(11:45)
さて、いよいよ出発です。
グラウンドスタッフの方の「パリ行き~」のフレーズで妙にテンションが上がります。笑
ちょっと残念だったのは優先登場のアナウンスは聞き逃してしまったこと。
プレミアムエコノミー席は優先登場対象です。並ぶ必要はないのです!
NH215 プレミアムエコノミーの座席
いよいよNH216パリ行きに乗り込みます!
ビジネスクラス席を通り越すと…
プレミアムエコノミー席が現れました!
エコノミークラスよりもビジネスクラスよりも少ない、わずか21席だけのまさにプレミアム席です。
【NH215】ANAの羽田空港発 パリ行き シャルルドゴール空港着 搭乗レポート一生に一度は行きたいフランス、パリ旅行。 凱旋門にエッフェル塔、カッフェにクロワッサンにフランス料理や一流のスイーツの数々、ちょっと足を伸ばせばあのモンサンミッシェルなど、楽しいことしかないフランスの首都パリ。 今回はANAのパリ行きNH2...
ちなみにエコノミークラスはこんな感じです。
エコノミーは9つの座席が並んでいますが、プレミアムエコノミーは7つのみ。
そりゃあ席も広くなるってもんです。
シートピッチも10cm以上も伸びるそう。
さてさて気になる我らの席は…?
実は今回チョイスしたのは最前列の座席!
いやいや、これは足元が超広くて快適そうじゃあないですか。
母も大喜びです。笑
さて、プレミアムエコノミーの座席をチェックしていきましょう!
充電口は足元
コンセントの差込口は足元に用意されています。
ユニバーサルタイプなのでモバイルパソコンなど安心して使えますね。
個人用読書ライト
長い時間を過ごすときに必要なの読書灯ももちろん完備。
指向性が高く、好きな位置に調整できるタイプなのでまわりの人に気を遣わず読書ができそう。
レッグレストとディスプレイボタン
レッグレストとディスプレイのボタンは椅子の横についています。
最前列専用大型ディスプレイ
最前列の特権はこの大型ディスプレイです。
画面の位置が調整できるうえに普段より大きいので迫力ある映画を楽しめます。
コントローラーは座席横
通常前の座席に埋め込まれているコントローラーは座席横にあります。
USB充電口はディスプレイに設置
現代人にとって必須のUSB充電口はディスプレイについています。
(だらしない恰好で失礼)
広々としたひじ掛け
エコノミーでは隣の人と気を使い合うひじ掛けですが、プレミアムエコノミーだとこの通り。お互いにゆったりとした時間を過ごせます。
ゆとりある大型テーブル
大型テーブルはそのときの姿勢や気分によって二段階の大きさに変更できるのが嬉しい。
プレミアムエコノミークラスのアメニティ
プレミアムエコノミーならではの特典は座席のみならず、アメニティも一味違います!
ノイズキャンセリングヘッドホン
まずはノイズキャンセリングヘッドフォンです。
繊細な方だと機内のエンジン音などのノイズ関係が気になるものですが、自前のノイズキャンセリンググッズを持ちこむ必要はもうありませんね。(しかもソニー製!)
スリッパとクツベラ
地味に嬉しいのがこのスリッパと靴ヘラです。
これまでエコノミー席で海外旅行にいくときは機内で脱ぎ履きしやすい靴を選んでいったものですが、今回は安心して革靴一足で乗り込むことができました。
スナックタイム(12:50)
さて、飛行機といったらワイン。ワインといったらスパークリングワインです。
なんとプレミアムエコノミーではビジネスクラスのシャンパンが楽しめるんです!
ラウンジですでにほろ酔いでしたが、シャンパンで乾杯しちゃいました。笑
機内食:ランチ(13:30)
昼食となる機内食はエコノミーとまったく同じものです。
2種類のメニューからお好みのタイプを選びます。
エコノミーと違って先に配られるので品切れがないのがちょっと嬉しいポイントです。
ビジネスクラスのデザート
機内食を食べてゆっくりしているとCAさんがなにやらデザートをご案内しています。
そうだった、ビジネスクラスのデザートが別で食べられるんだった!
季節で異なるシェフが手掛けたデザートをこれまた2種類から選ぶことができます。
私が搭乗したときはチーズケーキとショコラのデザートでした。
このショコラのデザートが有名パティシエだったんですが・・・名前をド忘れ。
2回目のデザートをいただいて少し経ったら消灯です。
幅広く、そして足元が広いプレミアムエコノミーのシート。エコノミーに比べてだいぶ快適に寝ることができました。
機内食:朝食(21:50)
いつもよりぐっすりと睡眠を取ったあとは朝食の時間です。
こちらはエコノミーとまったく同じもので、先のデザートのように追加されるものもありません。どちらを選んでも日本人のお腹には優しそうなメニューが用意されています。
超快適だったプレミアムエコノミー
ということで長旅による身体の疲れはほどほどにパリにたどり着くことができました。
このときは追い風の影響もあり現地到着は17時ちょうどくらい。
どうせ到着日は疲れて動けないからテイクアウトでも買って適当に…なんて思っていたのですがホテルにチェックイン後、そのままレストランに向かってしまいました。
やっぱり座席シートの影響は身体に大きいようです。
もし機会があればぜひプレミアムエコノミーを選択してみてはいかがでしょうか?
身体への負担がだいぶ違いますよ♪
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