歯列矯正といえばワイヤーを歯に付けて…。
という時代は終わりを告げ(終わってはいない)今では新しいタイプの歯列矯正が生まれています。
それがアライナー矯正と呼ばれるいわゆる「マウスピース」を使った歯列矯正です。
前回、スマホやSNSの広告でよく見かける「キレイライン(Kirei-Lign)」というアライナー矯正を解約しました。
解約に至った理由は以下の二つ。
- 奥歯が動かせない
- 拡大床を呼ばれる追加パーツの存在
そしてこの二つのポイントを解消できるアライナー矯正がありました。
それが「インビザライン(Innbiza-Lign)」です。
本記事ではインビザラインの初回診察からシミュレーション結果の確認、そして契約までの流れをご紹介します。
インビザライン(Innbiza-Lign)とは?
「インビザライン(Innbiza-Lign)」とはイギリスのアライン・テクノロジー社による、最先端技術を駆使して生まれた透明なアライナー(マウスピース)を用いた歯列矯正システムです。
- 20年以上の歴史があるアライナー矯正
- アライナー矯正では世界最大の症例数(累計約800万人、内140万人は10代)
- 奥歯を含む歯列全体を動かせる
- マウスピース以外の追加パーツ不要
長い歴史に豊富な症例数、そして歯列全体を動かせるコントロール力に追加パーツいらずのマウスピースのみ。
まさに私が求めていた歯列矯正そのものです!
はじめてのインビザライン
ということで、さっそく予約を取って診察に行ってきました。
インビザラインは認定を受けた歯科医かつi-teroと呼ばれる専用の機械が設置してある歯科医院でサービスを受けることができるそうです。
最初に概要の説明
まずはインビザラインについての概要説明とちょっとしたアンケートがありました。
「アライナー矯正とは何なのか。」という基本的なところから、ワイヤー矯正に比べての違いやメリット・デメリットなどを丁寧に説明してもらいました。
他にはなぜ知ったのか?これまで歯列矯正を受けたことがあるのか?など情報収集も少し。笑
レントゲンを撮影
次にレントゲン撮影を行いました。
口腔内の現状や、過去の治療などを確認するのが目的です。
※虫歯があった場合は治療してからスタートだそうな。
口腔内をスキャン
https://www.invisalign.co.uk/the-invisalign-difference/adult
レントゲン検査でアライナー矯正が可能と判断されたら、次はi-tero(アイテロ)と呼ばれる専用の機械で口腔内をスキャンしていきます。
毎秒6000枚もの画像を撮影して口腔内の3Dモデルを作成するまさに最先端テクノロジーです。
(ただちょっと大きめなので口が小さい人は顎がツラくなってくるかもしれませんが頑張りましょう)
シミュレーション結果を確認
i-teroでのスキャンが終わると3Dモデルが作成され、ざっくりとしたシミュレーションが表示されます。
自分の歯列が徐々に変化していく様子を見ると興奮してしまいますね。(笑)
ただ、このシミュレーションは機械的なものだそうで、これをベースにインビザラインのトレーニングを受けた認定歯科医が矯正計画をより現実的な形に修正するようです。(欧米人との骨格の違いもあるのだとか)
詳細の説明
最後は契約についての説明と質疑応答の時間。
キレイラインとは異なって一括払いのため、支払い方法をどうするか。(私のところはデンタルローンも可でした)といったところから、装着時にどんな飲食が可能なのか、どういった仕組みで歯が動くのか?など、色々な疑問に丁寧に答えていただけました。
一消費者としてこういった丁寧な対応って安心感を覚えますよね。
初回のインビザライン診察はここで終了!
…と思いきや、自宅に帰ってからももう一つ嬉しい事が待ってたりします。
インビザラインのウェブサイトでシミュレーションが見れる!
なんと、登録したメールアドレスにスキャンした結果の3Dモデルとシミュレーションが確認できるウェブサイトへアクセスできるURLとパスワードが送付されてくるんです!
海外サイト感が強く、最初はドキッとしますが、しっかりと日本語対応しているので安心できますね。
パスワードを入力すればすぐに確認することができます。
さて、こちらが私の3Dスキャン結果です。
いわゆる過蓋咬合(上の前歯で下の前歯がほとんど隠れている)と下の前歯一本が出ているのが私の症状です。
横向きに生えた親知らずを放置していたせいで下の歯並びはかなり良くありません。
親知らずは本当にさっさと抜くべきでした…
下に見える青いバーが期間を示しています。
オレンジのアイコンで期間指定ができるので、一番右側に持っていくと…この通り!バランスの取れた綺麗な歯列になりました。
とはいうものの、先述したようにこちらは機械的なシミュレーションとなるので実際の矯正計画を確認できるのは一か月後となります。
一か月後。インビザラインと歯科医で作った計画を確認!
さて、いよいよ待ちに待った二回目の受診です。
本日は認定歯科医が修正したシミュレーション結果と矯正計画の確認、そしてインビザラインの契約です。
歯医者さんが修正したシミュレーション計画を見て、最終判断!
ということでこちらが実際の矯正計画となります。
上のシミュレーション画面で見えている青いバーは、1マスが1アライナーとなっています。
なので、1マスごとに口腔内がどうなるかを確認することができます!
ちなみに青い〇は個人差が出てくるやや難易度が高い箇所だそう。
インビザラインはマウスピース矯正なのに奥歯を動かせる!
1枚1枚でどれだけ動くのか確認できるインビザライン。
自分の治療計画を見て本当に驚きました。
なんとキレイラインでは動かせなかった奥歯を動かす矯正計画となっていたのです。
1~12枚目(約12週間)で奥歯(大臼歯)を後ろにずらして隙間を空けます。
26枚目(約26週間)頃では小臼歯をずらしていきます。
40枚目(40週目なので約9か月後)では犬歯あたりに隙間をつくります。
このあたりになると前から見たときにも隙間がわかりそうですね。
そしていよいよ46週目からは前歯に隙間ができ…。
最後に飛び出ていた前歯を隙間に入れ込む。
そんな矯正計画でした。
また、ここまでの過程で全体的な噛み合わせや歯の並びも同時に調整していくみたいですね。
はい、契約します。(笑)
同意書と支払い
数枚の同意書に署名をして、支払完了。
これでいよいよマウスピースの制作がスタートします!
完成は約1か月後…。
今から楽しみな一方で間食などは著しく制限されるそうな。
今のうちに色々と楽しんでおきたいと思います。笑
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