ここ最近、ビジネスリュックが流行っていますよね。
街中はもちろん、駅や電車、空港などでもその姿を見かけることが多くなってきました。
私はずっとブリーフケースタイプのバッグ、いわゆる一般的なビジネスバッグを愛用していたのですが、通勤方法が変わったことにより、その容量や機能性に少し物足りなさを感じていました。
新しい職場ではほぼ9割の人がビジネスリュック、いわゆるバックパックを利用していたということもあり、今回ついにビジネスリュックの世界に足を踏み入れることを決意しました。
ビジネスリュックの特徴とは?
ビジネスリュックとは、その名の通り、ビジネスシーンでも使えるバックパック(リュックサック)のことです。
一般的なリュック、たとえばデイパックと比べ、見た目がシンプル、使われるカラーはブラックかネイビーたまにグレー、収納が多く、そしてマチが薄めという特徴があります。
どんな素材が使われる?
素材は画像のような天然レザー、あるいは人工皮革、もしくはノースフェイスで一躍有名になった防水性に優れるラミネートファブリックなどがあります。スーツで使われるようなフランネル生地を使ったラグジュアリーなタイプも。
しかし、もっとも多く採用されているのはヘビーユースでもガシガシ使えるやや厚めのナイロン素材でしょう。よく見かけるあのタイプです。(黒く編み込みが太いタイプ)
3WAYと2WAYの違いは?
機能性という面では3WAY、2WAYというポイントもあります。
2WAYはブリーフケース+ショルダーバッグとして使えるタイプ。
3WAYは上記に加え、ビジネスリュックとしても使えるタイプとなります。
ビジネスバックパックの条件を整理してみた
さて、そんなビジネスリュックの世界ですが、自分が求める条件は一体何か?
一旦整理することにしました。
大きさはスリムタイプ
まずは大きさですが、あまり大きくない方が良いかなと。
やはり見た目の問題としてスーツやジャケパンスタイルに分厚いリュックサックは単純にカッコ悪いですよね。(そもそもスーツに合わせるのは…というご意見は聞こえません)
それにリュックの中に入れるものも限られています。弁当、水筒、ピルケースや眼鏡ケース。小さな冊子やiPadなども入れたいですし、秋冬なら手袋やマフラーなども入れるスペースが欲しいところ。
一方でスポーツをする際にような着替えを入れる訳ではありませんから、これらを満たす絶妙な大きさ…という点から大きさ・容量は20L前後を目安しました。
色は黒で決まり。
色の選択肢はあまり多くありません。
ブラック、ネイビー、グレー。
個人的にカバンは黒で統一しているのでそのままブラックで。
どのバッグ、どのブランドにおいても必ず展開されるカラーなので、ブラックなら選択肢も多くなりますしね!
素材はちょっと悩ましい
カバンの素材については正直ちょっと決め切れません。
というのも光沢感のあるナイロンも良いですし、いわゆるバリスティックナイロンもカッコいい。
一方で通勤時の防水性を考えるとラミネートファブリック一択となってしまいます。
ちょっとだけレザーも気になるし・・・ここは出たこと勝負で行こうかなと。
機能性は収納多めかつ、傘を収納できるサイドポケット!
最後は機能性です。
一般的なdayバッグであれば、メインコンパーネントとサイドポケットのシンプルな作りです。
しかしビジネスリュックではこれら2つに加え、メインコンパートメント内に仕切があったり、あるいは昨今の薄型IT機器(iPadやノートパソコン)を収納するための専用ポケットなどが設けられています。
他にもサイドに折り畳み傘を収納できるポケットがあったりと製品によって様々な機能がありますから、このあたりは探しながらも自分に合ったものを吟味していきたいところ。
とはいうものの収まりがつかなくなりそうだったので収納は多め+傘ポケットは必須としました。
1.PORTER / TANKER 3WAY BAG
まず初めに思い浮かんだのはポーターの超名作シリーズ、「TANKER(タンカー)」の3WAYビジネスバッグです。
すでにTANKERのショルダーバッグLLを所有しており、その実力は十二分。
柔らかでそして光沢のあるナイロン生地、ライニングはオレンジカラーでカバンの中に入れたものが見やすいですし、ガバッと開けるジッパーにより小さめのスーツケースとして使うことも。
一方で、資料などを入れた際の堅牢性はちょっと難ありかなと。
あと個人的にビジネスリュックとして使用する際にハンドルが出っぱなしスタイルはあまり好みじゃないんですよね…。
TANKERシリーズですから軽さと機能性は抜群ですね!
Côte&Ciel / SORMONNE Eco Yarn
次に目を付けたのはコートシエル(Côte&Ciel)のソルモンヌ(SORMONNE)です。
このブランドはこのブログにもたびたび登場する友人Zが大好きなバッグメーカーで、日本の折り紙をモチーフに縫製部分を最低限に抑えつつ、機能性を持たせた独自のスタイルが魅力です。
Eco Yarn(エコヤーン)と呼ばれるコートシエル独自のペットボトルなどのリサイクル素材を使っており、撥水性が抜群だそう。
13インチのラップトップコンパートメントが内蔵されており、見た目もシンプルで使いやすそう。
高品質なバッグがほしいけど人と被りたくない人にピッタリなバッグです。
ただ、条件としていた折り畳み傘を入れるサイドポケットがなかったので保留…。
(サイドポケットが不要な人にはかなり良い選択肢だと思います)
BRIEFING / SQ PACK
日本の働く会社員の強い味方と言えばBRIEFING(ブリーフィング)でしょう!
前からとっても気になっていました。ブラックのごついナイロンをメイン素材として、赤いステッチがポイントになっているあのバッグ達です。
調べてみるとなんと1998年に日本で生まれたバッグメーカーでした。(てっきりUSAブランドかと)
BRIEFINGがつくるバッグの特徴は、軍規格品で知られるごっついナイロン素材、「バリスティックナイロン」をふんだんに使用して耐久性と堅牢性に優れるという点です。
さらには日本のサラリーマンを熟知した日本メーカーですから、機能性というところでも痒いところに手が届くバッグの多いこと!
しかし、今の私の気分的にもう少しシンプルなデザインが良いかなあと…。
耐久性と機能性に優れてゴツイバッグを探している人にピッタリですよね!
SAMSONITE ビジネスリュック
高品質なラゲッジケースを作ることで有名なサムソナイト(SAMSONITE)
実は以前、サムソナイトのブリーフィングケースを愛用していたこともあり、調べてみるとなかなかオシャレなデザインのものが多い!
ブリーフィングでも使われるバリスティックナイロンと牛革やファブリック素材を組み合わせることで上質さが見えながらも撥水性や耐久性を持たせた今風のモデルが多いですね。
さらに最先端のテクノロジーも積極的に採用しており、GoogleのJacquardと連携し、ストラップをタッチすることでスマホの一部機能が操作できたり、クレジットカードスキミング防止機能などはもちろん、ビジネスリュックとしても相当作りこまれていました。
高品質かつ高機能、しっかりと作り込まれた最高品質のビジネスリュックです。その分、価格もやや高め。
ザノースフェイス シャトルデイバッグ
もっとも有名なビジネスリュックはこのTNFのShuttle Daypackでしょう!
シンプルかつ、スリムなデザインなのに大容量。
止水ジッパーやコンパートメント内の豊富な仕切りなど、アウトドアブランドならのでは機能性は当たり前としながらも、手に取りやすい価格帯。
そりゃ人気が出るってもんです。笑
ビジネスリュックの大定番ですね!
GREGORY COVERTカバートシリーズ
最後に目を付けたのが、アウトドアバッグの雄「GREGORY(グレゴリー)」です。
グレゴリーのバックパックは学生時代ずいぶんとお世話になりました。
他メーカーの追随を許さない分厚くて固いショルダーハーネスはバックパックを背負っているとは思えないほど重さを軽減してくれます。
さらにはアウトドアブランドならではの耐久性はだれしもが知るところ。
そんなGREGORYがビジネスバッグ界に投入したのがCOVERT(カバート)シリーズでした。
調べてみると、おやおや…。
このカバートミッションデイというのはかなり私の理想に近いモデルです。
- スリムタイプかつ収納性に優れ、シンプルなデザイン
- 素材はアウトドアブランド品質のナイロン
- 折り畳み傘を入れるサイドポケットあり
- 約束された背負い心地
理想のビジネスリュック、見つけてしまったかもしれません!笑
ビジネスリュック探しのまとめ
ということで今回はビジネスリュック探しの様子をご紹介しました。
毎日の通勤に使う道具というのはある意味において自分自身の一部ともいえます。
人によって選ぶ基準も大きく違うでしょうから、ビジネスリュックというのは本当の意味で選ぶ楽しさを味わえるアイテムなのかもしれませんね。
私も正直、めちゃくちゃ頭を悩ませながらも楽しめました。笑
そんな訳で、少しでもこの記事を読んでくれた方の助けになれば幸いです。
自分のニーズに妥協なく選びたいものですね!
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