アーロンチェアのバナナクッションを交換してみた。|純正品と社外品の違いは? | ミウラな日々

アーロンチェアのバナナクッションを交換してみた。|純正品と社外品の違いは?

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在宅勤務もすっかり世の中に馴染んだ今日この頃。

1日8時間以上を安い椅子で座っているとどうにも腰が痛くなってしまうぞ・・・?

と、こんなことに気が付いた方も多いのではないでしょうか。

ならばということで高級デスクチェア、あるいはハーマンミラーなどの名作オフィスチェアを自宅にも導入してしまった!という方も多いと思います。

私は以前よりハーマンミラーのアーロンチェアを自宅で使用しており、腰痛などとは無縁の世界でしたが、気になることがひとつありました。

それが「アーロンチェア特有の太もも裏バナナクッションの劣化」です。

ということで、本ブログ記事では、Herman MIillerの超名作「Aeron Chair」のバナナクッション交換についてご紹介していきます!

アーロンチェア(Aeron Chair)とは?

アーロンチェア グレー Bサイズ

世界を代表するといっても過言では無いKING OF OFFICE CHAIR、それがハーマンミラーが販売するアーロンチェアです。

1990年頃にビル・スタンフとドン・チャドウがデザインしたこのオフィスチェアは、身長と体重に応じた3つものサイズを用意することにより、ほとんどすべてのオフィスワーカーに最適な座り心地を提供します。

今では定番使用のひとつとなったメッシュ座面、背骨を快適にサポートするポスチャーフィット、人の動きに合わせて座面の角度が変化するハーモニックチルトなど、まさに集中するための最強チェア。

いわゆる人口工学(エルゴノミック)デザインを使用したオフィスチェアのベンチマークな椅子でもあり、新しい高品質なオフィスチェアが発売されるたびに、「アーロンチェアに比べて・・・」という比べられ方をされることも少なくありません。

最近ではよりサステナブルな製品として海洋プラスチックも活用し、製造されているんだとか。

ハーマンミラー(Herman Millier)について

https://www.hermanmiller.com/ja_jp/solutions/living-office/

そんなアーロンチェアを製造するハーマンミラー(Herman Millier)ですが、一言で表すなら「いわゆるカッコイイオフィスに置いてあるモダンなチェアすべてを製造している会社」と表現しても怒られないでしょう。

また、おしゃれカフェなどに欠かせないイームズの正規販売店でもあります。

とくに代表作のシェルチェアは一度は座ったことがある方はかなり多いでしょう。

(といっても今はほとんどがリプロダクト品で手に入ります)

アーロンチェアのバナナクッションって?

アーロンチェア バナナクッションの場所

アーロンチェアの話に戻ります。

Aeron Chairのバナナクッションとは、太ももの裏を支えるクッション材のこと。

上の画像の黄色いサークル部分についています。

メインの座面はメッシュ素材なのでなかなかヘタらないのですが、このクッション部分はもろに体重がかかる部分となるため、徐々にクッション素材が潰れていきます。

その結果、前面のフレームに太ももがあたり、座り心地としてはあまり良くない状態になってしまうんです。

バナナクッションの交換手順

まずはバナナクッションを購入します。

こちらおそらくは純正品もあるのでしょうが、ほとんどの人がAmazonや楽天などで購入しているようです。

アーロンチェアと同様にサイズがありますが基本は2サイズ。

A-B用かC用か。

私が購入したのはAーBサイズ兼用でした。

アーロンチェア バナナクッション AサイズBサイズ兼用

 

1.座面から古いバナナクッションを剥がす

潰れたアーロンチェアのバナナクッション

まずは古いバナナクッションを剥がしていきます。

両面テープのようなもので接着されていますが、指を突っ込んでスポンジが下手に避けないように丁寧にやれば、スポンジを千切らずに取り除くことができます。

 

剥がしたアーロンチェアのバナナクッション

取り除いた古いバナナクッション。

いや本当ちょっと汚くてすみません…。

衛生的にも定期的に交換するべきかもと本気で思いました……。

2.新しいバナナクッションを取り付ける

次に事前に用意しておいたアーロンチェア用バナナクッション(非純正品)を用意します。

といっても両面テープを剥がすだけですね。

大きなサイズとなるCサイズ、小さなAサイズを使っている方は両面テープを剥がす前に取り除いたバナナクッションと同じサイズか確認しましょう!(多少小さいのは良いですが、大きいのは入りません。)

3.完成!

後はなるべく奥に突っ込んでから両面テープをフレーム裏側と接着するだけ!

この時点で結構な人がその代わりぶりに驚くと思います。

バナナクッション交換の効果

アーロンチェアのバナナクッションを交換するとどうなるのか?

まずは見た目の違いからご紹介します。

交換前。

座面からフレーム先端まで真っすぐです。

 

交換後。

フレーム先端から座面に向かうラインで急に角度がついたのがわかると思います。

この角度があるおかげでフレーム先端に太ももが触れずに快適な座り心地が継続するという仕組みなんですね。

実際に座った感触、座り心地もかなり新品時に近くなった気がしました!

純正品と社外品の違いと差は?

さて、アーロンチェアバナナクッションの純正と社外品の違いが気になる方も多いと思います。

純正の新品はさすがに手に入りませんでしたが、まあ比較するだけなら十分でしょう(!)

 

バナナクッション純正品と社外品はほとんど同じ

結論からお伝えすると、アーロンチェアバナナクッションの純正品も社外品もほとんど違いはありませんでした。

上の画像では縦横の大きさを比較していますが、見ての通りほぼ同じ。

次に厚さを比較。

こちらは社外品のほうが厚みがあります。しかし純正品は数年間使用して潰れているのは確実ですから、新品時だとほとんど変わらないと想定できます。

まとめ

アーロンチェア ホコリが溜まる

ということで、本ブログ記事では、アーロンチェアバナナクッションの取り付け方法、純正品と社外品の違いについてご紹介しました。

結論としては、「純正品と社外品はほとんど一緒」という結果になりました。

価格自体もわずか2000円を切る程度なので、アーロンチェアを使っていて「なんだか太ももがフレームに当たるようになったなあ…」と感じる方はぜひ交換してみては?

交換自体もとっても簡単ですし、何より購入直後の座り心地に戻るので本当に驚きますよ!

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