世の中にはスニーカーや革靴、ブーツなどの履き心地やサイズ感の改善を目的とした色々なインソールがあります。
履き心地や足の健康にうるさい(?)ミウラ家では、主にニューバランス(NEW BALANCE)製のインソールを活用してきました。
しかし、「足の健康」というキーワードにおいては、他の追随を許さない最強ブランドがあります。
ドイツが世界に誇る健康サンダルメーカー、「BIRKEN STOCK(ビルケンシュトック)」です。
実はこのビルケンシュトック、フットベッドと呼ばれるコルクがたっぷりと詰まったサンダルで培った「インソール」もめちゃくちゃに優秀なことで有名なんです。
本ブログ記事では、そんなビルケンシュトックのインソール「ビルコベーシック(Birco Basic)」の実力を余すことなくご紹介していきたいと思います。
正規店でビルコベーシックインソールについて聞いてみた!
いつもならWEB通販を選ぶミウラですが、今回はとある予定により急遽新しいインソールを手に入れる必要が出てきました。
というのも愛用していたニューバランスのインソールが履き潰れかけていたんです。(1日2万歩近く歩く海外旅行などを中心に2年くらい履いていましたから、十分活躍してくれました。)
出発まで返品交換する時間がないため、札幌パセオにあるビルケンシュトックへ。
実際に合わせるスニーカーを持っていきながら、足とビルケンシュトックのプロである店員さんの英知をお借りしようという魂胆です。
さっそく試してみたビルコベーシック。
これはかなり名作な予感しかしません…。履き心地にうるさい男として非常に良いフィーリングを感じます。笑
ビルコベーシック(Birko Basic)の特徴とは?
- 全面がコルク製の珍しい中敷き
- 足の健康をサポートする形状
- 適度な摩擦感のインソール表面
ビルコベーシックの特徴は色々ありますが、もっともユニークなポイントとしてどんな靴にも「ビルケンシュトックのコルクフットベッドを導入できる。」という点が挙げられます。
実際にお店にそういったニーズで訪れる人も少なくないそうで。
1930年に生まれたコルクフットベッド。
人間の足について徹底的に考えた結果、砂浜の上に立つような足触りと同時に、足の健康をサポートする形状を実現しており、何時間も私たちの足を快適にサポートしてくれます。とくに夏に素足で履くビルケンほど気持ちの良いものはありません。
そんなビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)のサンダルの履き心地、その威力を十分に味わったビルケン好きが「このフットベッドを普段履いているスニーカーやブーツでも使えないか?」というところに行きつくのは想像に容易いところ。(私がそのひとりなのはご存知の通り)
むしろこれ以外の理由でビルコベーシックを選ぶ人はいないかもしれません。(笑)
ビルコアクティブとの違いは?
インターネットでビルケンシュトックのインソールを探すといくつかの種類が出てきますが、とくに初見の人にわかりづらいのが「ビルコベーシックとビルコアクティブの違い」でしょう。
しっかりと聞いてきました。
結論からお伝えすると、「ビルコアクティブはスポーツで使う場合に選ぶインソール」です。
ビルコベーシックは全体がコルクで出来ていますが、ビルコアクティブは足の前方部分はスポンジで出来ており、サイズ調整が可能かつ軽いのが特徴です。カカト部分もコルクとは別の素材が使用されています。なるほど。
サイズ選びはスニーカーと同様でOK!
ビルコベーシック(BIRKO BASIC)のサイズの選び方ですが、基本的にはスニーカーサイズと同様でOK!(例外は後述)
上の画像は、私が履いて行ったニューバランスのインソール(28.0cm)の上にビルコベーシック(EU43,28.0cm)を重ねたもの。
カカトからつま先までほとんど同じ長さなのが確認できます。
全長で合わせるかアーチで合わせるかはお好みで。
ニューバランスのインソールとビルケンシュトックのインソールを横に並べたのがこちら。(EU42、27.5cmだと一回り小さかったです。)
当ブログをご愛読いただいてる方のみが気づくと思うですが、実はこのスニーカー、ちょっとだけ大きめなんです。
というのもニューバランスには幅が狭いタイプ(SL-1)というものがあります。足の横幅が広い私はこのSL-1だとスニーカーのジャストサイズ27.5cmからハーフサイズ上げて履かざる得ないので、必然的にビルコベーシックも少し大きめチョイスとなっています。
ですが店員さん曰く「ビルケンシュトックの履物はおおらかに対応できるようになっており、人によっては指の長さが異なるのでハーフ程度であればお好みに合わせてお選びできるんですよ」とのこと。
なので、普段のサイズに合わせてEU42でも良いですし、スニーカーに合わせてEU43でも全く問題ないんですね!
スニーカーにビルコベーシックを装着
ニューバランスのインソールを抜いて、EU43のビルコベーシックを入れたのがこちら。
ご覧の通りピッタリと合っています。
靴の中も確認しましたが、中敷きの全長が足りないときに起こりがちなつま先にスペースもありませんでした。
ハーフサイズ下げたEU42だとつま先に少しスペースが出来ていましたが、気にならない人は気にならないと思います。
BIRKO BASICの履き心地は?
気になるビルコベーシックの履き心地は、非常にGOOD!足全体がインソールに密着しつつ土踏まずやカカト周りのサポートを感じます。
ハーフ小さめのEU42でも十分に土踏まずなどのサポートがありました!本当にハーフ程度なら違いがないようです。
履いてみて気づいた特徴として、通常のビルケンシュトックのコルクフットベッドに比べて、若干マイルドなサポート感になっていました。
スニーカーを履くときって長い時間歩くことが多いと思いますが、そんなときってちょっとサポートがツラいときもありますよね。
ビルコベーシックのサポート感はスニーカー自体のショック吸収性を生かすような絶妙なマイルド加減になっており、非常に履き心地が良い!
とくにニューバランスとの組み合わせはかなり最強だとすぐに思いました。笑
- 踵が横に倒れないようなサポート感
- ビルケンシュトックらしい土踏まずの盛り上がり
- 指先のトゥーバーは無し
ということでさっくりとお買い上げ。(正直EU42とEU43で結構悩んだ気もしますが)
いやぁ~とにかく助かりました。
知識豊富な店員さんとの会話ほど安心感が生まれるものはありません。素晴らしい時間をありがとうございました!
ビルコベーシックをつけてディズニーランドで歩き周ってみた!
ということでこのビルコベーシックを購入した最大の理由となるディズニーランドで1泊2日間、ガッチリと歩いてきたのでその感想をご紹介したいと思います。
1日目:18,000歩歩いても疲労感は軽め。
朝からディズニーランドに出発!
シンデレラ城の階段もなんのその。
履き始めは固めだったビルコベーシックのコルクがどんどん足に馴染んでいくのがわかりました。
屈曲部が午前から午後にかけてかなり柔らかくなりました。
ホテルに戻ってスニーカーとインソールを休ませる。
この日は18000歩近く歩いていましたが、本当に足の疲れがこれまでとはまったく違う!
「たくさん歩くイベントでは足まわりにこそお金をかけるべき」という自分のこだわりは大正解としか言えないなと初日から確信を持ちました。笑
2日目:22,000歩!ふくらはぎに少し張りが出てくるもののまだまだ行ける!
2日目はディズニシー!
この日は西に東に、北に南にと本当に効率の悪い遊び方をしたので(苦笑)想定以上に歩数が多くなってしまいました。
そしてディズニーランドと違って坂が多いディズニシー、さすがに午後にはちょっと足の疲労感を感じてきましたが、不思議なことに身体の疲労感>足の疲労感だったんです。
いつもは身体が元気なのに足がダルくなることが多かった私にとってこれは驚きでした。
帰りの電車で一休み。
いやぁ、2日間ありがとう!ビルコベーシックがなかったら足のアーチが潰れて歩くのもしんどくなってたと思うと本当に良い買い物でした。
「コルクフットベッド製なのでスポンジ素材のインソールと違って連続で履いてもまったくへこたれることが無い」のは、ビルコベーシックならではの長所と言えるなと感じましたね。
最強インソール「ビルコベーシック」のまとめ
ということで本ブログ記事では、「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)が作ったインソール、ビルコベーシック(BIRKO BASIC)」についてご紹介しました。
ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパークや旅行など、たくさん歩く行事やお仕事などにも大活躍間違いなしの最強インソールでした。
ちなみにスポーツには向きませんのでご注意を。(ビルコアクティブがスポーツ用です)
- ビルケンシュトックの履き心地をスニーカーに移植できるインソール
- ショック吸収性能が高いスニーカーに合わせると最強!
- 連続で使ってもへこたれないコルク製フットベッド
履き心地最強のスニーカーをより最強にしたい人はぜひ試してみてください!
長い時間履いたときこそ、このコンボの素晴らしさがよくわかります。
ブログ内を検索する!