冬になると部屋って寒くなりますよね。
鉄筋コンクリートや木造住宅などの種類を問わず、暖房がついていない部屋って思った以上に寒くなるものです。
居間であれば、備え付けの暖房器具があったり暖房付きエアコンが設置されていたりすることが多いと思います。
でも寝室って結構盲点だったりしませんか?
ウチはそうでした。(泣)
とにかく寝る前と朝起きたときが寒い!
居間の灯油ストーブをタイマー設定して使っていましたが、やはり灯油ストーブは火事がちょっと怖い…。
火事になりづらく、寝室ですぐに使えるヒーターはないものだろうか?
ということで、本ブログ記事では今話題のオイルフリーヒーターを使って寝室を超快適かつポカポカにした話をご紹介したいと思います。
オイルフリーヒーターとは?
オイルフリーヒーターとは、その名の通りオイルを使っていないオイルヒーターのことです。
要するにオイルヒーター型の電気ストーブということですね。
電気ストーブ?それならもう持ってるよ!という人、ちょっと待ってください。
オイルフリーヒーターならではの特徴がいくつかあるんです。
オイルフリーヒーターの特徴
オイルフリーヒーターは一般的なストーブなどに比べて5つのポイントがあります。
1つ目は石油ストーブなどのように暖める際に空気が汚れないこと。
2つ目はほぼ無音でとっても静かなこと。(チョウチョの羽ばたき音より静かな7.6dB)
3つ目は、自然滞留熱とふく射熱を利用し、部屋全体がすぐに温まること。
4つ目は温風を出せないため、室内が乾燥しづらいこと。
5つ目は、オイルを使用していないので本体重量が軽い!そして、廃棄する際に一般的な電化製品と同様に処理できるそう。
- 空気が綺麗なまま暖めることができる
- 動作音がないのでうるさくない
- 部屋全体がすぐにあたたまる
- 乾燥しづらい
- オイルフリーなので軽いうえに廃棄するときに楽!
一般的な電気ヒーターはこれまで選択肢に入ってきませんでしたが、これなら居間以外の部屋用の暖房としてピッタリだなあと。
ディンプレックス(Dimplex社)について
英国の冬を温めてきたDimplex(ディンプレックス)社。
1961年に創立され、世界で初めてオイルヒーターを製造・販売した会社として電気暖房分野で世界的なシェアを持つヒーター界の老舗メーカーです。
そんなDimplex(ディンプレックス)社がオイルヒーターの形はそのままに、新たに生み出したのがオイルレスヒーターです。
英国生まれのDimplex社が製造するオイルレスヒーター3つの特徴は?
ディンプレックス社が製造するオイルフリーヒーターには3つの特徴があるそうです。
オイルヒーターで培った技術を発展させたことにより、速暖性はなんと25%向上という、高パフォーマンス!
軽量かつ動かしやすいため、もっとも部屋を冷やす原因となる窓下への設置が容易!
お部屋を効率よく暖めて最適な温度を保つインテリジェントモードや、室温を精微に感知する高性能なサーモスタットが装備されており、同様の他社製品に比べて約10%も省エネなんだとか。
- 高パフォーマンス
- コールドドラフト対策No.1
- 省エネ性能No.1
オイルヒーターを生み出した会社のプライドが詰まっているヒーターなんですねえ。
ディンプレックス オイルフリーヒーター B03
ということで、こちらが私たち購入したDimplex B03オイルフリーヒーターです。
キャッチフレーズを見た時「これだ!」と思いました。
夜寝るを、朝起きるを、快適にする暖房。
熱で、空気自体をあたため、ふく射熱で、カラダの芯まであたためる。
ホコリを巻き上げず、乾燥しにくい。肌やノドにやさしい暖房です。
夜寒く、朝も寒い寝室で苦しんでいる私たちにとって、これ以上ない選択肢と言えますね。笑
基本情報と機種比較
B06 | B05 | B04 | B03 | B02 | B01 | |
操作方法 | タッチパネル | タッチパネル | タッチパネル | ダイヤル | ダイヤル | ダイヤル |
チャイルドロック | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
タイマー | ウィークリー | オンオフ | オフのみ | デジタル | 機械式 | × |
表面温度 | 約60℃ | 約60℃ | 約60℃ | 約60℃ | 約60℃ | 約60℃ |
インテリモード | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
リモコン | Bluetooth対応 | × | × | × | × | × |
加熱防止(本体) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
加熱防止(コード) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
転倒電源遮断 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
定格消費電力 | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W | 1200W |
広さ | 8~10畳 | 8~10畳 | 8~10畳 | 8~10畳 | 8~10畳 | 8~10畳 |
保証期間 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 |
現在、Dimplex社が発売しているオイルフリーヒーターは6種類。
基本的な性能は同じで、オプション装備の有無で値段が変わる仕組みとなっています。
例えばお部屋を効率よく暖めて最適な温度を保つインテリジェントモードは上位機種のみの設定となっていますし、タイマー関係はランク上位のB04がオフだけとなっていたりと、なかなかに考えられた設定です。笑
私たちは中間に位置するB03にしました!
組み立ては超簡単!
ディンプレックスのオイルフリーヒーターは届いたらすぐに使えます!
唯一やることは、キャスターをつけるだけ。
このキャスターも指でチャチャッと締めれるタイプなのでものの数分で完成です。
オイルフリーヒーターは女性でも持てる軽さ
収納用カバーがついてくる!
妻目線で高評価だったのが、この収納カバーです。
こういった暖房器具は北海道民としても冬の4か月程度しか使用しませんから、しまっておくときにホコリが結構付いてしまうので機械内部に入り込むリスクもなくなるのがグッドなんです。
ディンプレックスB03を選んだ理由
さて、話が前後しますが、私たちがなぜ数あるオイルフリーヒーターの中からディンプレックスB03を選んだのか。
まずは英国生まれということ。
北海道と緯度が近く気候も似ている…、いえ、やっぱり英国生まれって響きが良いですよね!!笑
こういう感性、大事にしたいと思っています。
機能面としてはできるだけ安価でタイマー機能があるもの。という基準で選びました。
タイマーなしのB01だと9000円前後で購入できたりするのですが、なにぶん朝起きたときに快適にしたかったので、タイマー機能は必須でした。あとB01には決定的なデメリットが…。
タイマーは機械式?デジタル式?
ディンプレックス オイルフリーヒーターのB02とB03の違いはタイマー方式のみです。
B02は機械式、B03はデジタル式。
機能的にもそこまで差がなかったので本当に悩んだのですが…。
機械式は機械側の爪が折れる可能性があること、そして毎シーズン時計合わせが必要になること。
この2点が決め手となりデジタルタイマーのB03を選びました。
実売価格2000円くらいプラスになりましたが、リスクと手間を考えるとまあありかなと。
B04はインテリジェントモードがあるがオフタイマーのみ。
ディンプレックス独自のインテリジェントモードはB04からの装備でした。
やはり電気ストーブという時点で電気代のことを考えますから、B04も検討したのですが、やはり朝使いたい私たちにとってオフタイマーしかないのはかなり減点ポイント。
B04が選択肢に入ることはありませんでした。
オフタイマーだけで良い!っていう人にはインテリジェントモードがついているB04のほうが良いでしょう。
B01だと電気が入っているかわからない!
ちなみに先ほどチラッと触れたB01ですが、通電しているのかどうかわからないという私たち的には致命的な点がありました。
Dimplexのオイルフリーヒーターはコンセントが刺さっていると必ず電源ランプが点灯します。
しかし通電しているか確認できるランプはB02以降じゃないと搭載されていないんです!
※画像だとデジタル式タイマーの上で点灯しているのが通電ランプ。
本体に触ったり部屋の温度である程度わかるとはいえ、通電状態がわからないのはちょっと怖い…。
オイルフリーヒーター Dimplex B03の使用レビュー(冬季)
外は一面雪景色の1月の北海道。
鉄筋コンクリートの暖房なしの寝室で実際に使ってみた様子をご紹介します。
タイマーを2枠設定。
タイマー設定は2パターン使用します。
- 06:00~07:00(起床時用)
- 20:30~21:30(就寝時用)
※就寝は2歳の娘が寝る時間に合わせています。
夜寝る前(20:30~21:30)
Dimplex B03設置前(夜)
居間で灯油ストーブを焚いていたので、室温はやや高めの19℃。
それでも部屋に入ったら肌寒さを感じました。
Dimplex B03設置後(夜)
20:30~21:30にオイルフリーヒーターをタイマー稼働させたところ、室温は約21.5℃まで上がっていました。
また、窓側に置いていたことにより、窓側で寝ている妻いわく
「いつもより全然暖かく感じる。とくに布団をかぶっていなくても快適に過ごせるのが良い!」
とのことでした。
起床時(06:00~07:00)
さて、本番はこちらです。
寒すぎて毛布から出られない朝から脱却はできるのか?
Dimplex B03設置前(朝)
朝は室温が15℃を切る状態でした。
秋や春の外気温ですよね。(上着いるやつ)
これは朝起きれなくてもしょうがありません…。
Dimplex B03設置後(朝)
7時過ぎの室温がこちら。
6:00~7:00のたった1時間で20℃近くまで上がりました!
起きたときも一切肌寒さを感じず、窓側の妻も体感温度的にかなり暖かったみたいです。
買ってもらって良かった~!笑
オイルフリーヒーターの電気代は?
本当にざっくりですが、オイルフリーヒーター使用による追加電気代を計算してみました。
北海道電力のエネトクポイントプラン
最初の 120 キロワット時までの 1 キロワット時につき 23 円 97 銭
オイルフリーヒーターを使った場合の電気の使用量
1200W×2時間×30日=72000Wh=72.0kWh
想定される追加電気代
72.0×23.97円=1,726円!!
※私たちのタイマー設定で使った場合の計算です。
1700円ちょっとで寝室が快適になるなら全然あり!
オイルフリーヒーターのメリット・長所は?
オイルフリーヒーターのメリットと長所を改めてまとめてみました。
換気がいらないのって石油ストーブではあり得ないメリットなんですよね!
オイルフリーヒーターのデメリット・短所は?
逆にオイルフリーヒーターのデメリット・短所を考えてみました。
どれも使い方で工夫して解決できるレベルですね。笑
結論:オイルフリーヒーターは寝室や勉強部屋にピッタリ!
ということで、今回は英国生まれのDimplexのオイルフリーヒーターB03の使用レビューをご紹介しました。
はっきり言って24時間運転させ続けるのは向いていない暖房器具です。
ですが、実際に使って感じたのは、「使いどころさえフィットすればこれほどナイスな暖房機器はない!」ということ。
とくに寝室や、子供の勉強部屋など、滞在時間が決まっている+邪魔されたくないようなお部屋にピッタリです。
この記事がディンプレックスのオイルレスヒーターを検討している人の手助けになれば嬉しいです!
- 寝室から子供部屋までのお部屋にピッタリ!
- 「動作音なし、無臭」で空間を邪魔しない!
- タイマー機能を使いこなせば電気代も気にならない!
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