音楽鑑賞や動画鑑賞にハマると徐々に気になってくるのが音質と画質ではないでしょうか。
とくに集合住宅だったり家族と住んでいる人であれば、音質にこだわるならヘッドフォンに頼らざる得ません。
ヘッドホンでリアルな臨場感を楽しみ、さあ寝ようと思ったときにふと気になるのがヘッドホンの置き場所。
シンプリストあるいはミニマリズムな生活を嗜んでおり、引き出しがガラガラに空いていれば良いのでしょうが、そんなことは現実にはなかなか難しいもの。仕方無しに空いているスペースに保管されている人も多いと思います。
もちろん私もその一人。
その上、ミニマリストからはかなり遠く離れた位置にいるため机の上はいつも「ちょっとだけ」ゴチャゴチャしており、これをどうにかしたいなあと頭をたまーに抱えておりました。(たまーに)
そんなときに知ったのがヘッドホンスタンドの存在でした。
ヘッドホンスタンドとは?
ヘッドフォンスタンドとはその名の通り、ヘッドフォン専用のスタンド台座のこと。
「まったく、人ってのはどんなニッチな商品でも思いつくもんだなあ」なんて思いつつ、色々と調べていくとヘッドフォンスタンドにはいくつかタイプがあることがわかりました。
ポール付き台座タイプ
1つ目はもっとも一般的なタイプとなるポール付き台座タイプ
少し重めの台座から垂直にポールが伸びており、ポールの先に着いた台座にヘッドフォンを乗せる形となっています。
ミウラが狙っているのはこのスタンダードなタイプです。
ヘッドフォンハンガー
2つ目はポール付き台座タイプの亜種とも呼べるもので、机に直接台座を取り付ける省スペースタイプのヘッドフォンハンガーです。
スペースを有効活用したい人にはこちらが良さそう。我が家では娘の手が届いてしまうので不可です。
オブジェタイプ
3つ目はオブジェタイプ。パッと見はオブジェのようですが実際にはヘッドフォンスタンドに適した形に成形されているものです。
オシャレなお部屋ならこういったオブジェタイプは映えそうですね。
Satechiのポール付き台座型ヘッドフォンスタンドを購入!
そんな訳で理想のポール付き台座タイプのヘッドフォンスタンドのさらなる条件として3つのポイントを洗い出しました。
- 素材はいわゆるヘアラインシルバーでちょっとシックに。ヘッドフォンのアルミ部分と雰囲気をあわせることを想定。
- 台座はクッション付き。クッション無しのほうがスタイリッシュな面もありますが、できる限りヘッドフォンにダメージを与えないことを重視。
- 部屋の雰囲気を崩さない範囲で自分好みのモダンさを感じる形状のもの。
これらの条件を満たすものは、もちろんすぐにいくつか見つけることができましたが、その中でも最も奇抜すぎず、地味すぎず、そしてミニマルな美を感じられるものはないかとネットの海をさまようこと数日間…。
ついにこれだ!と思うモノに出会うことができました。
(モノを買うときはめちゃくちゃ時間をかけるタイプ)
それがこのSatechiのヘッドフォンスタンドです。
このSatechi(サテチ)、よくアマゾンで見かける得体の知れないメーカーの一種かと思いきや、アメリカはサンディエゴで2005年に生まれた由緒正しいUSAカンパニーでした。(笑)
高品質かつ洗練されたアイテムを手ごろな価格で。
これがサテチ社のキーワードだそうで、まさに私にピッタリなメーカーと言えます。
Satechiのパッケージはシンプルスタイル
こちらがパッケージ。外箱はシンプルですが・・・。
中身は思ったより高級感があって嬉しい誤算。
各パーツの形状にピタリと収まるように成形されたスポンジ緩衝材って何か嬉しい気持ちになるのは私だけでしょうか。(まるでスパイ映画のスーツケースのごとく)
組み立てはイラスト付き説明書でラクラク
説明書は一枚だけで英語とドイツ語表記しかありませんが、大変わかりやすいイラストがついているため直感的に組み立てられるのが嬉しいところ。
サクッと5分程度で組み立てることができました。
さくっと完成!
あら、いいじゃない。
ちょっとだけ気になっていた大きさもちょうど良く、これなら机の上でも主張過ぎずに役割を果たしてくれそうです。
台座はポールがついた状態でもしっかり安定しており安心できますね。ヘッドフォンを置くたびに倒れられても困りますから。(笑)
2タイプあるポール付き台座形ヘッドフォンスタンド
さて、調べていくとポール付き台座タイプのヘッドフォンスタンドには2種類あることがわかりました。
それが「T字型」と「突き出し型」です。
T字型のヘッドフォンスタンド
横からみたときの形状を指しているのですが、T字型の場合は安定性があり、さらに前後どちらからも使用できますがヘッドフォンのイヤーパッドが触れ合う形状の場合は、少々置き心地が悪くなります。
突き出し型のヘッドフォンスタンド
一方で今回選んだ突き出し型は正面からしか使用できませんが、イヤーパッドの形状如何にかかわらずヘッドフォンを乗せやすいのが特徴です。
私が愛用するヘッドフォン「ゼンハイザーHD-25」はイヤーパッドが触れ合うタイプなので、突き出し型がバッチリです。
ゼンハイザー HD25アルミニウム
余談ですが、ミウラが愛用しているヘッドフォンはゼンハイザーのHD-25の特別バージョン。
といっても素材が一部アルミニウムになっただけなのですがブラック×シルバーにほれ込んでしまったものです。
元々はパイオニアの名機MDR-Z700DJを使用していたのですが、ヒンジ部分が壊れてしまって。
しばらくはDJさながらの片耳ヘッドフォンとして使っていたのですが、いい加減買い換えないと思い、この台座の10倍くらい悩んで吟味して買った記憶があります。笑
音質はDJシーンで好まれる低音強めの解像度重視。しっかり響く低音に負けない中低音は良い意味で各楽器が分かれて聞こえます。(細かい性格は耳まで・・・)
ちなみにバージョンアップしたHD-25IIも販売されたようですが、現在は生産終了し在庫のみのようですね。
全世界のDJに愛された名機が気になる方はぜひ。
ヘッドフォン用スタンドのまとめ
ヘッドフォン用スタンドは想像以上に机まわりをすっきりさせるナイスなアイテムでした。
ちょっとしたオブジェにもなりますし、実際に置いてみると想像以上に使用頻度が高かったのは嬉しい誤算。手を伸ばすだけでヘッドホンを手に取ることができるのは本当に便利です。
ヘッドフォンの置き場所に困っていた方はぜひぜひ部屋の雰囲気に合わせた素敵なヘッドフォンスタンドを選んでみてはいかが?
ブログ内を検索する!