こんにちは!旅したくて働くブロガーのミウラです。
世の中には、自分の好きなところで働くという新しいライフスタイルが生まれつつあります。
私自身はトラディショナルな雰囲気の場所で働いているため、現実感の無いスタイルだと思っていましたが、昨今急激に広まった「在宅勤務文化」により、「あぁ、確かにこれなら職種によっては完全に住む場所はどこでも良くなってしまうなあ」と思う今日この頃。
久しぶりの友人に話を聞くと、奥さんがそれなりの歴史ある企業で総合職かつフルリモートで働いているという話を聞き、「旅して働く」という生き方もすでに現実のものになってるんだなあと思うところ。
新しい文化が生まれるとき、それを支える新しいアイテムも生まれるってのが世の常です。
今回はいわゆるノマドワーカーのなかで話題沸騰、HOLICCさんの「これ1つで旅して働ける究極のバックパックONE」をご紹介します。
※ノマドワーカー:好きなところで働く人たちのこと。
株式会社シンクロのHOLICCとは?
HOLICCとは株式会社シンクロが送り出す「”旅して働く”をもっとしやすくするためのアイテム」を開発・販売するブランドです。
HOLICCのメッセージは極めて明確。
- “旅して働く”をもっとしやすく。
- 本気で仕事して、本気で旅して、本気で遊ぶ。
- 旅と仕事の境目のない生き方を、普通の選択肢にする。
旅=自分の好きなこと(HOLICC)を追求して移動すること。と定義し、全力で応援するのがHOLICCのコンセプトです。
最近はワーケーションという言葉を耳にすることがあります。
リゾートや旅先で働きながら(テレワークしながら)休暇を取るというスタイル。
いわゆるインスタグラマーやティックトッカーだけの世界観と思っていましたが、こういったライフスタイルの広がりは現実のものとなっているそうです。
旅は人を育て、人は仕事を創る。
だからこそ働く場所や勤務する時間も自分で選ぶ。
旅と仕事を両立させる新しい働き方を全力で応援する、それがHOLICCのアイテムたちのミッションです。
HOLICCとは?Oneの特徴とは?
そんなシンクロ社が満を持して発売したのが究極の旅して働けるバックパック、ONEです。
なんとこのアイテム、ポッと出た訳ではなく、クラウドファンディングのメッカ「Makuake」で約1か月で1000万円以上を集めた知る人ぞ知るスペシャルなトラベルギアーだったんです。
洋服圧縮機能付きバックパック、ONEの使用レビュー!
そんな訳で明日は家族で温泉旅行!
荷物を詰め込みながら、究極のバックパックONEの素敵ポイントを見ていきたいと思います。
パッと見は非常にシンプル。
最近流行りのミニマムな空気を感じるデザインです。
一体全体このシンプルなバックパックにどんな機能が詰まっているのでしょうか……。
そもそもそんな多機能なバッグを使いこなせるのか?
という人に嬉しいのがバックパックのわかりやすい説明書が入っている点。
オススメの使用シーン(旅行、街中、アウトドア)に加え、充実したギミックについても写真付きでわかりやすく丁寧に記載されています。
容量はダッフルバッグ1つ分が入る容量
まず気になる容量ですが、ダッフルバッグ1つ分は楽々入りました。
容量は、16リットル+圧縮部分12リットル+拡張メッシュポケットです。
2~3泊の荷物が大体30リットルという目安がありますから、バックパックとしてはなかなかの容量でしょう。
今回の荷物
- トップス×4枚
- パンツ×2枚
- アンダーウェア×2枚
- ソックス×1枚
- 洗面用具(大きめ)
- 折り畳み傘
- iPad
- 水筒(500ml)
- 本×1冊
- 充電セット
- モバイルスピーカー
- 眼鏡
- 鍵
- 恐竜カルタ(!)
これらを今まで使っていたダッフルバッグに入れるとこんな感じです。
約8割くらいを使用しており、サイドポケットは使用していません。
洋服圧縮機能を使う
さっそく目玉機能とも言える洋服圧縮機能を使って服を入れていきます。
圧縮機能といわれてもなかなかイメージがつきませんでしたが、実物を見ると「なるほど!」とすぐに理解できました。
バックパックのもっとも外側に観音開きするポケットがついており、そのポケットのまわりに圧縮用のジッパーがグルリと一周しているんです。
準備していた洋服やアンダーウェアをすべて収納します。
観音開きのポケットのジッパーを閉じます。
そして、圧縮用のジッパーを締めます。
ここで重要なのはポケットのなかの洋服たちの空気を抜きながら締めること!
布団圧縮機を思い浮かべるとわかりやすいかも。
洋服圧縮ジッパーを閉じ切るとこんな感じのピタピタスタイルに。
「なーるほどねぇ!こりゃすごい!」と独り言を言ったあとに、妻にもわざわざもう一度実演してみました。笑
洋服圧縮機能でどのくらい小さくなるの?
この洋服圧縮機能、見た目でも相当インパクトある縮み方をするのですが、せっかくなのでビフォーアフターの寸法を測ってみました。
先ずは洋服圧縮する前の外周は約87cm。
洋服をもっと入れるとさらに膨らむでしょう。(公式サイトではもっとかさばるアイテムをたくさん入れてました笑)
洋服圧縮ジッパーを締めると…ジャスト80cm!(-7.0cm)
これだけコンパクトになるなら飛行機にも楽々持ち込めますねぇ。
防水インナーポケットもあり
ちなみに蓋部分には防水されたインナージッパーがついており、着終わったアンダーウェアなどをサクッと入れておけるのが便利!
スポーツジムとかの帰りにも良さそう。
超大型のコの字の左サイドポケット
HOLICCのONEが持つステキング機能は洋服圧縮機能だけではありません。
このサイドについている大型コの字ポケットもかなり使い勝手が良いものです。
本2冊、モバイルスピーカーを入れてもまだ余裕があります。
私は旅行の際、モバイルスピーカーをよく持ち歩きます。
旅先でもちょっと良い音楽を気軽に楽しみたいですからね。
ボトルストッカーポケット
特徴的なコの字右サイドポケットの反対には、ボトル専用のポケットがついています。
ペットボトル各種はもちろん、500mlが入る水筒も…。
しっかり収まります!
縦寸の限界(というよりおそらくペットボトル基準)があるため、縦長過ぎるものは入らない可能性がありますが、リュックに入れたいレベルの水筒、ペットボトルであればほとんどのサイズはカバーできる広さとなっています。
鍵やスマホ、財布が入る隠しポケット
鍵やスマホ、お財布を入れることができるコンパクトかつ薄めのポケットももちろんついています。
ちょうど右腰あたりにデザインされているので、定期券やパスケースなどを入れるのも良さそう!
(あまりに自然に隠れていたので当初見つけることができませんでした笑)
もはやデファクトスタンダードのPCポケットも完備!
最近のバックパックにはもはや当然となるPCポケットもついています。
内部では大きさ別のポケットがあるのもグッドポイント!
私はiPadと本をこちらに収納しました。
これは新しい!拡張メッシュポケット
ONEの中でもこれは!と思ったのが拡張メッシュポケットです。
バックアップ最下部の珍しい位置にジッパーがついています。
ジッパーを開くと伸縮性に優れたメッシュ生地のポケットが出てきました。
先には金属製のフックがあり、バックアップに引っかけることができます。
何に使うんだろう・・・?と思い公式サイトを見てみると。
なるほど、靴を入れるようです!
私が愛用しているKEEN H2ビーチサンダルを入れてみました。
ただ、今回は温泉旅行なので出番は無さそうかな。
気になった点は?
良いところやナイスなポイントばかりを紹介してきたONEですが、100人いたら100人全員を満足させるプロダクトはあり得ません。
私的に気になったポイントもご紹介します。
全部入れると洗面用具を入れるところが無い
1つ目は、フル装備時に洗面用具を入れるポケットがないこと。
ONEはいくつものポケットが設けられていますが、想定された用途で埋めると洗面用具を入れるスペースがなかなか難しいということ。
メインコンパーネントは洋服圧縮ポケットになっていますし、上部のオーガーナイザースペースは小さくはないですが、大容量!という訳でもないため、充電器や眼鏡、恐竜かるた(いるのか?)を入れていくと事前に用意した洗面用具バッグは入りませんでした。
結局、歯磨きセット、電動髭剃り、アフターシェーブだけを入れていきました。
恐竜カルタ抜けばいいでしょう。と思ったアナタ。
・・・旅にはみんなで遊べるファンなアイテムが必要でしょう!
真面目な話、洗面用具はそこまで多くないよ!って人やそもそもすべてのポケットをフルで使わないよ!というスタイルであればまったく問題ない範囲ですが、スキンケアなどにこだわりがある人はちょっと工夫が必要です。
大型のコの字ポケット次第では解決できる。
とはいうものの、前述で紹介した大型コの字ポケットに本やモバイルスピーカーなどを入れてなければ、そこに洗面用具セットを入れるのが良いでしょう。
まあ何事も工夫次第ってやつですね!笑
拡張ポケットはしっかりしたスニーカーはキツイ
私的に激推しポイントの拡張メッシュポケットですが、ちょっとした弱点もありました。
しっかりとしたレザースニーカーやドレスシューズは、ここには入りきらないということです。
まあ私のサイズが大きめということもあるんでしょうが、サンダルやリラックスシューズに近いものならまったく問題無いと思います。(あと足のサイズが小さめの人)
ただ、この拡張メッシュポケットについては、めちゃくちゃオススメの使い方を発見したので後ほどご紹介します。笑
(KEENのニューポートH2なら28cmでも大丈夫でした)
グレゴリーのビジネスバックパックと比較
私が普段愛用しているグレゴリーのビジネスバックパック「カバートミッションデイ」と比較してみました。
見た目としては、グレゴリーの方が厚みを感じます。
これは大型サイドポケット有無に加え、洋服圧縮機能によるスリム化によりかなりの差となります。
収納力としては、一長一短があります。
グレゴリーの方が22リットルで少な目ですが、大型ポケットが2つ付いているのが非常に使いやすい面があります。一方で洋服圧縮機能や大型L字ポケットはONEならではの機能なので好み的な要素もあります。
背負い心地は、実はONEの方が上でした。
これは後ほど説明します。
ONEを旅行で使ってみた
ということで色々詰め込んだ究極のバックパックONEで一泊二日の旅行にいってきました!
旅先で実際に使った感想をご紹介していきます。
洗練されたシンプルな見た目が良い
とにかくシンプルでミニマルな見た目が良いです。
いい年した大人になるとちょっとごちゃごちゃし過ぎてたり、逆にシンプルすぎてモード感溢れる若すぎるギアーはちょっと避けたいもの。
HOLICCのONEバックアップはそんなわがままオヤジでも「あ、これは良いかも。」としっくりきてしまう絶妙な塩梅に仕上がっていました。雰囲気が上品なんですよね。
背負った時の安定感がスゴイ!
肝心の背負い心地なんですが、正直いってグレゴリーより良いです。笑
ちょうど2022年9月にショルダーハーネスのアップデートが行われたそうで、クッション素材がより高密度で耐久性のあるものに変わったんだとか。
素材はもちろんですが、この太さとハーネスの絶妙なカーブがしっかりとした背負い心地を作り上げているように思いますね。
荷物パンパンで重いけど・・・・・・なんか楽に背負える。
そんな感覚です。
(「このふっといショルダーハーネス、いいんだわぁ~」の図)
バックパックが自立するのが楽!
ONEバックパックは地面に置いたときに自立しやすいのもかなり良いです。
いやこれたまたまかな?と思ったんですが、どうやら狙って自立するバランスに仕上げているようでして。
ここまでしっかり自立してくれるとビジネスシーンでも安心して使えるなと。
さらにハンドル部分もなんだかわからないですが妙にしっくりくるグラブ感。
旅するときって背負うときもあれば、手で持たざるを得ないときもありますから、この自立性+ハンドルのグラブ感はめちゃくちゃ重要ですし、満足感も高いですね。
超使い勝手が良い拡張メッシュポケット
何に使えば良いか微妙だった拡張メッシュポケット。
出発直前に雨が降りそうになったことで、ようやく真なる使い方を発見しました。
この拡張メッシュポケット、雨に濡れたウィンドブレーカーや、折りたたみ傘、サッと追加したい荷物などを手早く収納するのにピッタリなんです!
私はウィンドブレーカーをサクッと詰め込みました。
仮にウィンドブレーカーなどが濡れてしまったとしても、完全に外部ポケットなので中の荷物にはまったく影響がありません。
いやー、これ良いわ~!(笑)
スポーツシーンでも使える!
洋服圧縮機能付きのメインコンパーネントは、圧縮ジッパーを使わなければマチが太い観音開きのポケットとなるため、スニーカーを入れるのにピッタリでした。
使い終わったタオルやTシャツは防水インナーポケットがありますから、ONEがひとつあるだけで本当に幅広いシーンで使えますね。
旅して働ける究極のバックパックONEのまとめ
ということで本ブログ記事では、HOLICCの旅して働ける究極のバックパックONEをご紹介しました。
世の中に究極を謳うブランドは数多いですが、このONEに関しては本当に旅して働く人のための究極のバックパックの一例だなと思わざるを得ない出来栄えです。
まあそりゃ実際に旅して働いている人が理想のバックパックを作った訳ですから、そうですよね。笑
今回は1泊2日の旅行で使用しましたが、出張やスポーツのときにもガンガン使っていきたいですね。
- 旅して働く人のための究極のバックパック
- これまでのバックアップの痒いところに手が届く機能が満載
- 数日間に亘って服を持ち運ぶ人にはとくにオススメ
- 宿泊に限らず、スポーツシーンでも使い勝手が良い!
「大容量なのにコンパクト」を実現した、“これ1つで旅して働ける”究極のバックパックONEの販売サイトはこちらから。
後日談:革靴3足入りました。
あまりの使い勝手に驚いた私。
もしや?と思い、革靴修理をお願いしていたアシドウ北海道さんから受け取るときにONEを持っていってみました。
・・・3足もの革靴が収まってしまいました。笑
27cm用の革靴が3セット入るのはかなり使い勝手が良いですね、ブーツなら流石に2足かな。
いずれにせよ、革靴のみならず、ちょっと回収する荷物が多そうだな?というときにも活躍しそうなONEでした!
(最近私がよくお世話になっているASHIDO HOKKAIDOにて。)
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