北海道の北部にある幌加内町。
蕎麦の名産地として非常に有名です。
その生産量は日本一を誇り、道内に留まらず全国で愛されているお蕎麦を作っています。
また、地域の特性としては昼夜の寒暖差も日本最寒記録-41.2℃を記録したこともあります。
町をさらに北に進むと非常に大きな湖”朱鞠内湖”がありますが、なんとこちらも日本一の大きさの人造湖としても有名で、これらから幌加内町は3つの日本一を持つ町としても有名です。
札幌から向かう途中にある蕎麦の花が咲き誇る”純白の丘”はとても綺麗で壮大な景色が楽しめるスポットもオススメです。(ここまできたら町はもう目の前です)
本日は幌加内町の定食屋”あじよし食堂”さんにお邪魔しました。
ありました。”眠り雪蕎麦”
実は今回訪問した目的はこの極めて珍しいお蕎麦を食べること。
蕎麦生産者であり、製粉業者でもあり、さらに全麺協「五段位」取得者でもある幌加内町在住の坂本さんが作られている拘りの蕎麦。
低温熟成後、約半年も雪山に眠らせ、その後も冷蔵保存を続けることでとっても美味しいお蕎麦になるそうです。これは楽しみ!
生産量日本一なだけあってお蕎麦のメニューは非常にリーズナブル。
”あじよし食堂”というだけあって食堂的なメニューも非常に充実しています。
お客さんも地元の方や幌加内町で昼休憩される運送会社の方など幅広い層に人気があるようでした。
冷やし狸の眠り雪そば大盛。(長い)
ぶっかけ蕎麦のザクザクッとした触感とツルツルッとした蕎麦のハーモニーが大好きなんです。(笑)
一口噛んで驚きました。更科系とは思えない弾力とその香りの強さ!まるで十割蕎麦のような香りが心地よく漂ってきます。とにかく歯ごたえは非常にユニーク。とっても冷たいお蕎麦に合います。つゆも自分好みで最高のひと時を過ごすことができました。
さて、この”雪眠り蕎麦”ですが、食べられる期間は非常に短く毎年7月下旬~8月上旬までとなっています。普通のおそばに+100円で食べられますよ。
場所は幌加内町の北側です。町についてから5分程度でしょうか。
ちなみに札幌からは2時間から2時間半程度の位置です。
お蕎麦好きの方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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