あがりの時計はマスターコントロールデイト。Q4018420|至高の3針デイト腕時計を買った話。 | ミウラな日々

あがりの時計はマスターコントロールデイト。Q4018420|至高の3針デイト腕時計を買った話。

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これまで「アガリの腕時計」を探す沼にどっぷりと浸かっていた私ですが、

このたび、ついに理想の時計に巡り会うことができました!

  • 銀の文字盤
  • 三針タイプ
  • デイト表示
  • ステンレススチール
  • デザインが好み

これらすべてを満たす機械式時計とは・・・。

 

 

それは、ジャガールクルト(Jaeger Lecoultre)マスターコントロールデイトでした。

ジャガールクルトとは?

ジャガールクルト レベルソ

https://www.jaeger-lecoultre.com/

JLCことジャガールクルトは、1937年にスイスで生まれた高級腕時計メーカーです。

高級腕時計といえば、ロレックスやオメガ、IWC、ブライトリングなどがありますが、ジャガールクルトはどちらかといえば時計好き、いわゆる通好みに人気のあるウォッチメーカーとなります。

代表作はケースを反転できるスクエアタイプの腕時計「レベルソ(Reverso)」、現代的なスポーツウォッチとなる「ポラリス(Polaris)」、そしてクラシックデザインをベースに現代的な機構を組み込んだ「マスターコントロール(Master Control)」となります。

(他には空気の力を利用した置時計のアトラスなども!)

とくに、レベルソはブランドアイコンを超える存在として非常に知名度が高く、芸能人であれば嵐の櫻井翔さや、アニメ界の巨匠宮崎駿さん、海外セレブではレオナルド・ディカプリオ、マットデイモンなどのハリウッド俳優も愛用しています(!)

マスターコントロールについて

マスターコントロールシリーズは、愛好家も多いとされる1900年代中盤のクラシックな腕時計の雰囲気をそのままに、現代でも先進的なジャガールクルトの技術をたった40mmほどケースに詰め込んだモダンかつクラシカルなシリーズです。

1000時間コントロールテストと呼ばれるスイス製腕時計共通の高品質指標「クロノメーター検定基準」を上回る厳しさを潜り抜けた時計達だけが製品として販売されています。

私のように「いわゆる良い時計は欲しいけど、派手なのはちょっと…」という人にはまさにピッタリな見た目と性能、そして所有欲を満たしてくれる歴史があるのがポイントですね。笑

これまでもドレスウォッチとして評価されてきたシリーズですが、2020年のリニューアルによりキャリバーにシリコン脱進機を搭載することでパワーリザーブが70時間に伸び、耐磁性も強化されたということで非常に高い評価を受けました。

デイトタイプについては、これまでの39mmから40mmに大きくなったことで、クラシックウォッチ感が薄まったとしてネガティブな意見もあるそうですが、40mmならまだしっくりくる大きさなのかなと思います。

最新モデルではすべてにサファイアガラスのシースルーバックが搭載され、機械式時計ならではのキャリバーを眺めることも勿論可能。

https://www.jaeger-lecoultre.com/

なぜマスターコントロールデイトQ4018420を選んだのか

これまで本当に様々な腕時計を比較検討してきた中で、なぜマスターコントロールデイトQ4018420を選択するに至ったのか?

本当にたくさんの理由があったのですが、あらためて振り返ると下記3つが決め手になったのかなと思っています。

  • パワーリザーブが長い(70時間)
  • 交換が容易な革ベルト
  • ずっと使えるクラシカルな見た目

q4018420

パワーリザーブが長い

まずQ4018420はパワーリザーブが長いこと。

一般的なサラリーマンである私にとって、アガリの腕時計は「仕事モードをON」にする時計と位置づけました。

一週間を通じてもっとも長い時間着用することができるシチュエーション、そこで活躍する時計こそ相応しいかなと。

そうなると金曜日の夜に外して、月曜日の朝まで止まらないパワーリザーブが望ましい。

これにはざっくり60時間は必要です。

マスターコントロールデイトに採用されているキャリバー899ACなら追加で10時間も余裕のある70時間ですから非常に条件にマッチします。

(ちなみにワインディングマシンは時計をはめるのが面倒くさくなるのが明白だったので…)

パワーリザーブ70時間 899ac

革ベルトが使えて気軽に交換ができる

次に革ベルトが使えること。

このブログの数少ない読者の方ならご存知なのですが、シューケアマニア革靴マニアの私はなかなかの数の革靴を日々使用しています。

もちろん黒靴だけではないため、できれば革靴、ベルト、腕時計のストラップの色も合わせたいな~と思うのはまさに必然な訳です。

とはいうものの、腕時計のストラップ交換自体が楽か?なると話は別です。

専用の工具を使って、腕時計本体に傷がつかないように…。パワーリザーブ同様に面倒くさくなるのが明白です。

 

ではなぜマスターコントロールデイトは良かったのか?

それは革ベルトのワンタッチ取り換え機能が付いているから。

「クイックチェンジ機能」や「アビエ(HABILLER)」と色々な呼び名があるようですが、工具無し・傷つけるリスクなしでサクッとストラップがチェンジできるナイスな機能がブランドとして標準装備となっているんです。

将来的にアリゲーターストラップやメタルブレスレットが欲しくなったときにも高品質かつ形状と雰囲気がピッタリとストラップがクイックチェンジ機能付きで手に入るのは、レザーストラップを色々な革靴とも合わせてみたい私にとっては大きなポイントでした。

マスターコントロールデイト クイックリリース アビエ

(わずか数秒で革ベルトの取り外すことができます)

ぶれないクラシックスタイルなデザイン

最後の決め手はやはりデザインでした。

以前から探し求めていたアラビア数字インデックスの入った文字盤。

ですが、すべてがアラビア数字ではなくバーに近いトライアングルインデックスとの混合なのがこれまたグッときます。

半球体の蓄光が各インデックスの先に仕込まれているのも他の腕時計にはなかなかない特徴で好きなポイント。

フォルムもTHEクラシック腕時計のラウンドタイプのラグ一体型で、ベーシック好きな自分にピッタリ。

3針はフランス皇太子妃が由来らしいドーフィン針も「良い時計感」が強くて気に入っている。

普段はほぼ黒に見えるが、光が当たると色が出てくるブルースティールの秒針もオシャレ。

これが常時ブルーに見えるマットな秒針だったらまた違っただろうなと。

そして長い間ずっと使えるシルバーダイアル。

 

クラシックスタイルなマスターコントロールデイト

シルバーダイアルは元々はまったく興味がないに近かったのですが…

ブロガー仲間のNAOYA HIDAが渋カッコいい

NAOYA HIDA 腕時計 オボイスト

夢を叶える東京旅 ① by Mes Favoris et musique

大ヒットコラボモデルを連発するファッションブロガー「oboist」さんが所有するNAOYA HIDA(ナオヤヒダ)。

こちらに完全に影響されました。(笑)

oboistさんのブログも愛読されている方なら、マスターコントロールデイトと結構共通点があるのがすぐわかったかと思います。

ホワイトダイアル以外にターゲットを広げることにしたとき、真っ先に頭に思い浮かんだのがoboistさんのNaoya Hida TYPE1Cでした。

「シルバーダイアルってこんなにカッコ良いんだ!」と自分の常識を破壊されたようなそんな気持ちになったんです。

oboistさんには、私が良い腕時計を買おうと思ってから何度もご相談に乗ってくださり、本当に感謝しています。

手元にくるまでの歴史

さて、今回私の元にやってきたマスターコントロールデイトQ4018420ですが、なかなかユニークなストーリーがありました。

元々のオーナーは今年4月下旬に購入。

地元のウォッチショップ店頭で見かけて、あまりの美しさに衝動買いしてしまったそう。

このマスターコントロールデイトを買うことについて疑うことは一切なかったそうです。

興奮とともに自宅に帰ると彼は気づきました。

 

 

 

たった3か月前に手に入れたばかりのレベルソ スモールセコンドに…。

ジャガールクルト レベルソ スモールセコンド

(メッセージをやり取りするなかで見せてくれたレベルソ)

 

我に返ったとき、「クラシックな時計、しかもJLCは2つもいらないな…」と気づき、売却を決意したそうな笑

そんなときに現れたのが「できればお買い得にマスターコントロールデイトを手に入れたいミウラ」

両者の思惑は見事に一致し、取引成立と相成ったのでした。

 

tudor black bay

(ちなみに売却金はTUDORのブラックベイ58の購入資金にするそうです)

 

時計談義に花を咲かせながら無事に到着、「あなたの代わりに大切に使うね!Cheers!」のメッセージとともに、取引は無事に終了となりました。

彼とはお薦めのストラップ販売サイトなども教えてくれたり、お互いの好きなビールを紹介しあったりと、時計好きの方との会話を初心者ながら楽しませていただけました。

ありがとうございました!(たぶん届くことはない)

アガリの腕時計を手に入れて。

ということで本ブログ記事では、アガリの腕時計としてジャガールクルトのマスターコントロールデイトを手に入れたことをご紹介しました。

ここにくるまで本当に紆余曲折がありましたが、最終的には理想の腕時計を手に入れることができて本当にホッとしています。

今はついつい手元を見てしまう日々ですが、この腕時計を付けることが生活の一部になって初めてゴールになるのかなと思いながらも、まずは初々しい気持ちを楽しんでいる今日この頃。

ジャガールクルト マスターコントロールデイト  q4018420

また、クイックリリース、アビエ式のレザーストラップですから、今後は色々な革ベルトを試してみたいところ。

まずはブラックのアリゲーター、他にもダークブラウンのもほしいかな。

針やデイト表示がブルーなので、ネイビーのストラップも合うかもしれません。

なんとなく腕時計のレザーベルトならいわゆるエキゾチックレザーもアリかな?なんて思いはじめたりして、妄想が止まりません。笑

他には純正のメタルブレスレット(QM90ASI0)なんてのもありますが、まあ当分メタルはいいかな?

腕周り17cmに合う40mmの腕時計 Q4018420

(17cmの腕周りにピタリと収まる40mm)

そんな訳で、ぜひぜひあなたも人生の伴侶となる理想の腕時計、、、

もしくはアガリの腕時計を探してみてはいかが?

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