先日、結婚2周年を迎えました。
ここまで長かったような短かったような・・・。
この2年間、お互いの環境に大きな変化はたくさんありましたが、何とか二人の力を合わせて乗り越えてこれたように思っています。
むしろ、どちらかというと私の環境に妻が合わせてくれた面も多々あり・・・。日々支えてくれることに感謝を忘れてはいけないなと強く感じています。
一方で様々な思い出を創ってこれました。
地元ローカルのお店を巡ったり、お互いの家族イベントに参加したり、はたまたフランスまで足を伸ばしたり。
私は計画するのが好きなので色々考えてから実行をすることが多いのですが、やはり人生何が起こるかわかりません。失敗や後悔もたくさんありました。
とくにフランス旅行のような一大イベントで想定から悪い方向に外れてしまったときなどは酷く後悔してしまうほうです。(それが旅の醍醐味だとも理解しつつ・・・)
そんなとき、笑って流してくれる妻がいてくれたおかげでそんな自分が抱いてしまう自責の念に押し潰されそうになることもあまり無くなりました。
これが一人身だったならばどんなストレスを抱え込んでいたのでしょうか。
考えたくもありませんが、その一方で最近の私の発言トップ3のなかに「もう一度パリに行きたい。」がランクインしているのはここにしっかりと残しておくことにします。パリにはやり残した事があるんです。(笑)
さて、我が家では結婚記念日には私が1輪のお花を妻にプレゼントするルールがあります。
元々は妻から強力におねだりされて始まったこのイベントですが、今ではこの日に近づくにつれ私自身もちょっとそわそわしてしまうそんなイベントになっています。
何せ量やボリュームで勝負できる花束やフラワーアレンジメントではなく、たった1本で勝負する一輪挿しです。万が一選択肢を間違ってしまったときを考えると気が気でなりません・・・。(笑)
お花1本勝負というのは中々簡単に選べるものではなく、自分の感謝の気持ちやこの1年の振り返り、そして来年への期待、色々なものを1つの花に込めなければなりません。
昨年はとても綺麗でモダンな雰囲気が漂う向日葵でした。
今年はどうするか?
色々と思案するものの、結局は現場でのフィーリング任せになってしまうことは想像に難くないです(笑)
ということで、会社帰りに「足が一回り小さく見える。」と言われ続けるJ.M.Westonの641ゴルフと共に花屋さんに向かいました。ゴルフ特有のしっかりとした履き心地がグイグイと私の足を前へ運びます。
すでに万力締めは解消され、どちらかと言うと足をサポートする感覚になっていることに嬉しさを感じながらも先を急ぎます。事前に確認した営業時間によるとたった30分しか選ぶ時間はありません。
さて、お花屋さんに着くと色々と店内を眺めてみます。カーネーションなどカラフルなお花が目に入ってきますが、どれもピンとくるものがありません。
そう思っているとお店の奥で光るお花がありました。オレンジのバラです。
今住んでいるところは空がとても広く、たまに見える夕焼けは本当に綺麗に空をオレンジ色に染めてくれます。まさにそういった雨上がりの夕焼けのような色合い。
少しグラデーションがかかったオレンジのバラ。ということで今年はこれに決めました。
自宅に帰り、早速妻にプレゼントするととても喜んでもらえました。
お花をプレゼントするだけで満面の笑みを見れることも幸せだなと思います。
日々のちょっとした幸せをもっと大事にしなければいけない。と強く思った瞬間でした。
夫婦であれ、友人であれ、距離が近ければ近いほど”日々の当たり前”がお互いの関係を徐々に支配してゆき、ちょっとした感謝は忘れがちになってしまいます。
親しい関係こそ、ふとしたどこかで一歩立ち止まって、どれだけ幸せな時間、楽しい時間を一緒に過ごしてくれたのか。しっかりと考える必要があるのかもしれません。
そして、気が付いたときで良いので感謝を伝える。私自身も忘れがちですが、大事なことだと思います。
ちなみにとてもどうでもいいことなのですが、こっそり期待していたケーキはありませんでした。(笑)
さてさて、来年はどんなお花を選ぶのかな?今からちょっとだけ楽しみです。
(終わり)
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