乳製品大国フランス。
EU地域で生乳生産量第二位の規模を誇る酪農大国です。
また、チーズの種類は365種類を超えるといわれています。
そんなフランス、パリでは日本では決して味わえない超芳醇な発酵バターを日本価格の1/3程度で入手することができるんですが、このフランス産発酵バターが本当に美味しいんです。
今回はそんなフランス産バターのパリでの調達方法をご紹介します。
フランス産発酵バターはギャラリーラファイエットで!
私がオススメするフランス産バターの調達方法はギャラリーラファイエットに向かうことで始まります!それもファッションがメインの本館ではなく、グルメ館です。
ギャラリーラファイエット グルメ館(LE GOURMET)の場所
ギャラリーラファイエット グルメ館(LE GOURMET)はパリ観光の拠点となることが多いオペラ地区のど真ん中にあります。
オペラ座の隣にあり、非常にアクセスしやすい!
乳製品売り場の階層
乳製品売り場はギャラリーラファイエット グルメ館(LE GOURMET)の-1階、日本でいう地下1階の食品売り場の一角にあります。
食品売り場では素晴らしい品質と価格(笑)の食品がたくさん売られています。
お土産になりそうなクッキーや紅茶から、お菓子、鮮魚、パンやバゲット、野菜、乳製品各種などすべてのものがラインナップされています。
下記の画像内ではLuxury Food Items Marketです。
乳製品売り場の様子
乳製品大国フランスの売り場規模は凄まじいの一言です。
これらはすべてチーズです。(笑)
しかもすべてが滅茶苦茶に安いです。日本で600-700円しそうなやつがすべて200-300円程度で購入することができます。
150g×4種類くらいのコンビパックも500円くらいで買えちゃいます。
バター売り場の様子
こちらがバター売り場の一角、あの有名なECHIRE(エシレ)バターが売っていますね。
他にもパスカル・ベイユヴェールやボルディエなどの高級バターも普通に並んでいます。
パリでバターを買ったら真空パックをしてもらう
発酵バターをカゴに入れて食品売り場のレジを通したら、乳製品売り場のすぐ近くにあるチーズ売り場に向かいます。発酵バターは通常のバターとは異なり、賞味期限が短いので少しでも長くするため真空パックにしてもらいましょう!
真空パックにしてもらう流れ
購入したバターを手にチーズ売り場で「Bonjour! Could I ask you for vacuum packing?」と伝えればその場で真空パッキングしてくれます。もちろん無料ですよ!
真ん中にあるスチール製の機械で真空パックを作ってくれます。お時間は約3分。
真空パックされたフランス産発酵バターたち。これで安心!
Vacuum Packingマシーンの場所は変わることもあります。
※2018年に再訪したところ、チーズ売り場の1つ奥にある場所にVacuum Packingが移動していました。いずれにせよ、店員さんに聞けばすぐに教えてくれるのでご安心を!
パリで購入できるおすすめバターの紹介します♪
実際に購入した3つの発酵バターがどれもこれも美味しかったのでご紹介させてください!
パスカル・ベイユヴェール(Beillevaire)
軽やかな口当たりとしっかりしたコクとクリーミーな口当たりが特徴のバターです。見た目通りフワッとまではいきませんが本当に軽い発酵バターです。
とにかくバゲットにつけて食べるだけでOKです。バゲットのレベルが数段上がった気になること間違いなし!もちろん少しでいいから熱を入れたバゲットにしてくださいね。
- 日本価格 1600円くらい
- パリ価格 4€くらい(大体500円くらい)
ボルディエ(Bordier)
ボルディエの海藻入り発酵バターは衝撃の味でした。はじめは海藻入りバター?なんでこんなの作ったの?なんて思っていましたが、食べてびっくり。
海藻の磯風味がミルク分豊かなバターにピッタリ合うんです。
バゲットにはもちろん合いますが、ぜひ試してほしいのが卵かけバターご飯。
妻がこの食べ方を発見したのですが、こんな美味しい卵かけご飯があったのか!と目から鱗でした。
- 日本価格 1800円くらい
- パリ価格 5€くらい(大体600円くらい)
エシレ(Echire)
この3つの発酵バターの中で一番高価なのがこのエシレバターです。1894年から代々伝わる乳酸菌を使って伝統的な製法で製造されているそうですが、日本で購入すると250gが約2000円で売られています。それがたったの5-600円で・・・(汗)
この発酵バターはとにかく全方位レベルが高い!の一言です。
ミルク感、豊潤な香り、軽い酸味、すべてが素晴らしいバターです。
私のオススメはオムレツ。好きな野菜をこのバターで炒めてから、もう一度バターを入れて卵でとじてください。美味しいですよ!
- 日本価格 2000円くらい
- パリ価格 4€くらい(大体500円くらい)
バターの種類の見分け方
- 有塩 DEMI-SEL
- 無塩 DOUX
- 海藻入り ARGUS
パリからの発酵バター持ち帰り方法
日本から持っていくもの
- 保冷バッグ
- ビニール袋
- 保冷剤(あれば)
パリで調達するもの
- フランス産バターを真空パックしたもの
- 冷凍食品
パッキング手順
発酵バターを持ち帰るパッキングは至って簡単です。
- 真空パックをホテルの冷蔵庫で凍らせておいた保冷剤か、冷凍食品でサンドイッチ上にし、ビニール袋で包みます。
- ※冷凍食品はパリ市内に点在するMONOPRIXで簡単に購入することができます。私たちはポテトの冷凍食品を購入しました。
- そしてその状態のまま保冷バッグにしまいます。
- 帰国日か帰国日前日夜くらいにパッキングすればそれなりに冷えたまま持ち帰ることができますよ!
まとめ
今回、我々ミウラ夫婦がパリでフランス産発酵バターを購入するにあたり、下記記事に大変お世話になりました。ありがとうございました!海藻バターは本当に素晴らしい味で感動しました!
(終わり)
パリ産バターはこちらから!
パスカル・ベイユベール有塩バター
- ミルク感の強さが特徴
- ミシュラン星付きレストランのシェフも愛用
- パリでは古くから愛されている生バター
ボルディエ海藻バター(オススメ!)
- 日本では決して買えない海藻入りバター
- 口当たりが滑らかで香り高いのが特徴
- クラッカーなどと一緒に食べてもとっても美味しい!
エシレバター
- 一番有名なフランスの発酵バター
- クリーミーさと豊潤な香りが特徴
- 1900年のパリ万博で1等を受賞した歴史あるバター
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