レッドウィングを購入した人がもっとも気になるのはそのエイジングではないでしょうか?
あらゆるヘビーユースに耐えうることを期待して購入したナイスでハイクオリティなワークブーツ。
まさに相棒といっていいほどのこのブーツが、一体どんなエイジングを見せてくれるのか。
気になってしょうがない方、多いと思います。笑
レッドウィング公式サイトのエイジングモデル
まずはレッドウィングジャパン公式サイトのエイジング例を見てみましょう。
はじめてREDWINGを購入する人はこちらの画像でイメージを膨らませる人も多いと思います。
やや粗目の履き皺、擦れたコバ、やれたアッパー、そしてつま先からチラリと覗く茶芯。
まさにお手本のような美しいエイジング…。
と、まあ普通の方ならこれで終わると思うんですが、靴好きの場合、
「自分の相棒はどんなエイジングするんだろう?」と気になってしまうもの。
そんな訳で本ブログ記事では、素人がREDWING 5060 BECKMAN FLATBOXをエイジングさせた結果をご紹介していきたいと思います!
購入直後のフラットボックス
こちらは購入直後のベックマンフラットボックス5060です。
フォルマは製造されたばかりといった感じの雰囲気で、ちょっと工業的な雰囲気をまとっています。
靴紐は蝋引きの平紐でまったく癖がついていないので結びづらい。笑
ソールはレザーソールにハーフラバーを縫いつけたもの。雪国なので冬の間の土踏まず部分がちょっと心配です。
購入までの様子は下記記事にて。
ワークブーツながら上品なツヤ感が美しい
はじめてフラットボックスと外デビューしたときの一枚。
太陽光が美しく反射しているのが良いですね。
平紐がねじれないようにするのが大変でした。笑
履き下ろし前のケアは純正ミンクオイルで!
履き下ろし前のプレメンテナンスは色々悩んだ結果、純正ミンクオイルを選びました。
エイジング1か月目
購入してから1か月が経ちました。
シャフト部分にくるぶしの跡や、靴紐の締め皺が出てきましたね。
購入直後は固めだった蝋引きの平紐も良い感じにやれてきました。
雨に打たれることもなかったからか、ソールはかなり綺麗な状態のままです。
全然削れてないな!?
見えてきたブラックフェザーストーンの茶芯
一方でブラックフェザーストーンの売りでもある「茶芯」が顔をのぞかせてきました。
といっても鳩目の裏側との摩擦部分で、つま先にはまだ現れません。
(ドレスシューズを普段履いているからか、なかなかつま先をぶつけることがないのです)
すぐに足に馴染んだ驚き
1週間目に比べると、もう私の足型に沿ってきたのがわかります。
先芯が無いとここまでアッパーの馴染みが早いのか!
エイジング3か月目
エイジングも三か月目となりました。
シャフト部分はやや粗目の皺が強く出始めており、
コバ周りは履き込んだブーツならではの良い雰囲気が出てきています。
靴紐を純正タスランブーツレースに変更し時短!
子供が産まれたこともあって、どうしても蝋引きの平紐だと結ぶ時間がかかったため、純正のタスランレザーに変更しました。
タン部分はブラックフェザーストーンのエイジング時の柔らかさが非常に良い感じに出てきました。
固すぎず柔らかすぎず。それでいてしっかりと足首から甲周りを包んでくれます。
アウトソールのレザー部分は意外と強かった
当初気になっていたアウトソールの土踏まずのレザー部分ですが、何度か雨天で使用したものの、そこまで大きなダメージはありませんでした。
画像の通り、中の油分などが移動して跡が付いていますが、ミンクオイルなどを入れておけば大丈夫かな?といったところ。とくに水がしみ込んだり柔軟性に影響が出たりはしていません。
着用時の雰囲気は1か月目とあまり変わらず。
これから冬になるので雪によってどうなるかが見どころですね。
エイジング半年後
購入してから半年後のレッドウィング ベックマンフラットボックス5060(ブラックフェザーストーン)がこちら。
同じように写真を撮っておいたはずなのですが、失くしてしまったので、この1枚だけ…。
家族旅行に行ったときの写真で、出発前に純正ミンクオイルで手入れをしたので光沢感が出ています。
履きこみにより先芯無しのアッパーが横に引っ張られ、つま先が平べったくなってきました。
これぞまさにフラットボックス!テンション上がっちゃいますね笑
全体に柔らかくなってきましたし、靴紐も交換したことで非常に脱着しやすく履きやすい一足になってきました。こうして旅行にもサッと連れてこれます。
ちなみにこの画像でレッドウィングのコンテストに応募しました。
結果が少し楽しみです。笑
購入から1年後のエイジング
REDWING BECKMAN FLATBOX5060を購入してから大体1年後のエイジング結果がこちらです。
ブラックフェザーストーンのアッパーは完全に私の足に馴染み込み、足に当たる部分は一切ありません。
コバ周りの削れはミンクオイルなどの塗りこみで落ち着いたものの、グッドイヤーウェルト製法ならではの積み上げ部分のズレが出てきています。
そして相変わらずつま先をぶつけないので、茶芯はつま先以外には表れていません。
タン部分とシューレースステイ部分のレザーの一体感がとても良くて、本当にビックリするくらい甲から足首までのフィット感が気持ち良くなりました。
アウトソールに関しては、流石に一年も履くと踵などが少し削れてきました。
土踏まず部分の剥き出しのレザー部分については、ケアの都度、一緒にミンクオイル等を塗っておけば全く問題ないことがわかりました。
フラットボックスとのこれからの付き合い方
お買い物、戦車、子供との砂場遊びとタフな場所では迷わず選ぶフラットボックス。
気兼ねない存在とはまさにこのことだなと履くたびに思わせてくれます。
今後も丁寧にケアをしていきながら、この相棒と共にブーツライフをまったり楽しんでいこうと思います。
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