タスランブーツレースの使用レビュー【レッドウイング純正との比較も】 | ミウラな日々

タスランブーツレースの使用レビュー【レッドウイング純正との比較も】

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レッドウィングのベックマンフラットボックスを購入してからというもの、買い物や散歩、娘と公園で遊ぶときなど色々なシーンで頼もしい相棒として

活躍してもらっています。履けば履くほど足に馴染み、付いた傷さえも愛おしくなる最高のワークブーツ。

 

しかし、1点だけ。どうしても1点だけ愛せない点がありました。

それは・・・

 

すぐに脱ぎ履き出来ない問題

そう、とにかくホールド力が良過ぎて、ブーツの脱ぎ履きに時間がかかるんです。

RED WINGのBeckman Flatboxに標準でついている靴紐は蝋引きの平紐。

ちょうど良い濃さの鈍い光沢を持つこのフラットワックスドブーツレースこと平紐はドレス感がアップし、蝋引き効果によって簡単に靴ヒモが解けたり緩んだりすることもありません・・・。

 

が、しかし。

小さい子供がいる環境ではこれが圧倒的デメリットに反転します。

 

妻と娘を待たせて靴ヒモを締めるお父さんの図。

とはいえ蝋引きヒモは使っていく内にロウ分が抜けていき多少は使い易くなってくるものですが・・・正直もう待てません。全然無理です。笑

フラットワックスドブーツレースは朝から晩まで靴紐を緩めないライフスタイルの人向けのブーツレースだと身をもって学んだのでした。

(フラットボックスの成り立ちを考えるとこのブーツレースが標準搭載されているのはごもっともなのは理解した上で)

REDWING純正タスラン・ブーツレース(ブラック/ブラウン)

REDWING純正タスラン・ブーツレース(ブラック/ブラウン)

ということでそんな諸課題を解決するために、新しい靴ヒモを購入しました。

REDWING純正のタスラン・ブーツレース(ブラック/ブラウン)です。

タスラン製法と呼ばれるナイロンを特殊な製法で編み込んだブーツレースで、蝋は不使用!

メーカー RED WING
商品名 タスラン・ブーツレース
コード 97158
素材 ナイロン
カラー ブラック×ブラウン
長さ 48インチ/120cm

ベックマンフラットボックスはの靴ヒモは120cm/48インチ

純正のフラットワックスドブーツレースと長さはピッタリ。(同じ48インチ)

レッドウィングは紐の長さが公式ウェブサイトに掲載されているのが良いですね。

(本格靴のドレスブーツだと靴紐の長さは殆ど書かれることはありませんから)

タスランブーツレースの使用レビュー

それでは実際にこのレッドウィング純正タスランブーツレースと元々ベックマンフラットボックスについてきたフラットワックスドブーツレースを交換し、その結果についてご紹介していきたいとおもいます。

ブーツレース交換時の注意点:タンは念入りにブラッシング

その前に!

靴ヒモをつけ外しする前はタン部分をブラッシングすることを忘れずに。

思った以上にホコリやゴミが詰まっていてびっくりするはず。

レッドウイング純正ブラシでガッチリ掻きだしてやりましょう!

結び方はオーバーラップ

実際にブーツにタスランブーツレースを通してみたら、驚くほどに簡単に装着できることに気が付きます。それほどまでにワックスドブーツレースのロウ分というのは摩擦を生み出しているものなんですね。

そして普段はドレスブーツといえばパラレルがほとんどのミウラですが、アメリカンブーツといえば、オーバーラップで決まり!ということでもちろんオーバーラップで仕上げました。ブーツから溢れるワークテイストがたまりませんね。笑

(ちなみに新品時の通し方もオーバーラップでした)

 

ブラッククロンダイクとブラック×ブラウンは相性良し

さて、ベックマンフラットボックスは茶芯と呼ばれる特殊加工をされたブラッククロンダイクレザーを使用しています。

これはベースとなる茶色の革の上に黒の塗料で加工したもので、傷や経年で茶色味が出てくる特徴があります。

その「味」に対応するべく、このベックマンフラットボックスではステッチや靴ヒモを通すハトメなど随所にブラウンが散りばめられていることからブラック×ブラウンの靴ヒモは「間違いなく相性良し!」つける前から勝ち戦だと確信していました。

うんうん、こいつはかっこいいぞ!!笑

スピードフックにもぴたりと合う太さ

スピードフックとタスランブーツレースの大きさは合う

ちょっと太めの丸紐となるタスランブーツレースの不安要素として、「スピードフックに収まってくれるのだろうか?」という点がありましたが

それはまったくの杞憂に。

まさにこの紐を通すためのように作られたかのようなピッタリ具合でした。

気になる脱着は?

履くとき

普段、下から二番目まで靴ヒモまで緩めないと履けないのですが(まだ馴染んでいないこともある)

その緩める動作に蝋引き平ヒモでは、ワックスドブーツレース特有のねばりもあり、とんでもなく時間がかかっていました。

さらに足を入れてから靴ヒモを締めるタイミングでも平ヒモ特有のねじれが発生してやり直したり、ねじれを直しても締め上げるのに摩擦が強すぎて

大変だったりとなかなかの状態だったのですが、3つとも一気に改善!

羽根を持って横に広げればガバッと履き口が広がるようになり、もちろん丸ヒモなんでねじれとは縁がありません。

紐を持って上に持ち上げれば一気にブーツが足にフィットします。

脱ぐとき

ブーツを履くとき同様に非常に時間がかかっていた脱ぐタイミングもだいぶ楽になりました。

ちょうちょ結びを解いて、履くとき同様に羽根を横にガバッと開けばもう脱ぐことができます。

すごいぞタスランブーツレース!

 

履き心地の変化と純正蝋引き紐との比較

タスランブーツレースの履き心地

ちょっと意外だったのが、思った以上に履き心地が変化したこと。

標準の蝋引き平ヒモのときは「固いブーツだなあ」という印象が強かったのですが、タスランブーツレースに変えた瞬間、一気に馴染みが進むような感覚があり、確実に柔らかさを感じました。

おそらくこれはロウによる摩擦がなくなったので、歩くたびに足側に形が寄ってきたからでしょう。

一方で、長い時間使用したときのホールド感の持続度は明らかにワックスドブーツレースのほうが上です。

タスランブーツレースは靴ヒモがシューレースホールの中で動くため、履いてるすぐに足に馴染んできますが、ワックスドブーツレースではそれがほとんどありません。ワイルドなエイジングが期待できる一方で一般人にとってはちょっと足が痛くなってしまいがちかも?

このあたりは好みの分かれるところでしょう!

タスランブーツレースのまとめ

ということで今回はレッドウィング純正のタスランブーツレースのレビューでした。

ベックマンフラットボックスなどで標準搭載されている蝋引きタイプの靴紐に難を感じている人は、ぜひぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

圧倒的に脱着がしやすくなり、さらに親しみやすい相棒になるかもしれませんよ。

  • 安心のRED WING純正の高品質なブーツレース!
  • ワックスドブーツレースに比べてとにかく脱着がしやすくなる!
  • カラーはタン×ゴールド、ブラック、ブラック×ブラウンの3色!

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