ここ最近、Youtube界隈がにぎわっています。
とくに注目なのはちょい悪おやじブームを仕掛けたLEONやOCEANSなどの雑誌を立ち上げた干場義雅氏によるWEBマガジンFORZA STYLEの超人気コーナー「アニ散歩」ではないでしょうか。
キーアニことコラムニストの片野英児氏が様々な街やショップをぶらりと訪れ、ナイスなアイテムを前に迷いに迷って近くの酒場で感想戦をするという新感覚の番組です。
軽快なトークのみならず豊富な服飾知識が人気の秘密でしょう。
アニ散歩で登場したジャングルファティーグ
そんなアニ散歩でキーアニが着こなしていたことで人気沸騰中なのがジャングルファティーグ。アメリカ陸軍(US ARMY)がベトナム戦争のときに着用していたミリタリージャケットです。
ベトナム戦争といえば1960年代の話。約60年前の服がいま人気になっているなんて・・・・何かロマン感じちゃいますよね。
希少なデッドストック
今回入手したのはデッドストックと呼ばれる未使用品。
60年前の服が未使用で綺麗な状態で残っているだけでも物凄い奇跡なのに、それが手元にくるなんて!
このジャングルファティーグと同じ歳に生まれた人がいたらちょうど還暦と考えると、とんでもないことだと思いませんか?笑
ノンリップとリップを比較
ジャングルファティーグには1st・2nd・3rd・4thと4つのモデルがあり、モデルごとに細かな仕様が異なるのですが、決定的な違いとなるのが生地の仕様です。
1st~3rdまではノンリップと呼ばれる素材、4thはリップストップと呼ばれる格子状にナイロン繊維が織り込まれて引き裂きに強くなった素材となっています。
ジャングルファティーグ自体が古着から人気が出てきたファッションアイテムのため、より風合いが出るノンリップの素材が人気だそう。
ジャングルファティーグのサイズ感
もともと身体の大きな外国人向けにつくられたジャングルファティーグ。
日本人にとっては若干大きめの作りとなっています。
さらに弾薬などの様々な物資を入れれるようにポケットも大容量。そのため普段と同様のサイズ選びをするとかなり野暮ったいシルエットになってしまうのが注意点。
ジャングルファティーグのサイズは“大きさ(胸囲)”と”長さ”の2つの要素で構成されます。
- 大きさは、X-Small、Small、Medium、Large、X-Large
- 長さは、Short、Reguler、Long
これらを組み合わせた表記がジャングルファティーグのサイズとなります。
例えばMRやM-Rというサイズ表記があれば、大きさがMediumで長さがRegulerと判断できる訳です。
XSmall-Reguler(XS-R)
市場で一番人気のサイズとなるXS-Rがこちら。
ジャングルファティーグ XS-Rのサイズ寸法
- 着丈:77cm
- 身幅:51cm
- 肩幅:43cm
- 袖丈:60cm
身長173cm、体重68kgの私ではXSは見た目に反してややタイトフィット。
というのもジャングルファティーグの特徴が肩幅の狭さなんですね。
友人にも妻にも「とってもいい感じ!ジャストフィットに見える!」と言われたのですが、例えば車を運転する際など肩を動かす動作をするとかなりのいずさを感じます。
うーん、もう1サイズ大きいほうがいいのかな?
Small-Short(S-S)
こちらもジャングルファティーグのゴールデンサイズとされるS-Sサイズ。
出回っている寸法を手持ちのカジュアルシャツと比較した結果、大きさがもっとも近かったものです。
ジャングルファティーグ S-Sのサイズ寸法
- 着丈:74cm
- 身幅:56cm
- 肩幅:44cm
- 袖丈:58cm
S-Sの着用感はリラックス気味のジャストフィット。気持ち袖丈が短い気もしますが、秋冬に使うというよりは春夏でTシャツに羽織ることを想定しているのであればちょうど良い。
一方でXS-Rに比べて自分からの視界でかなりボリュームアップしたのは気になるところですが、画像の通り見た目としてそこまで変わりません。
ジャングルファティーグはコットン100%で出来ていますから、洗濯によって縮むことも考えればこちらのほうが私にとってはピッタリな気がします。
ジャングルファティーグのサイズ感:まとめ
ということで本記事ではジャングルファティーグのサイズ感についてご紹介しました。
今回はロマン溢れるデッドストック品の紹介でしたが、レプリカであればかなり安く手に入れることができますので「古着はちょっと…」「オリジナル品でなくてまったく構わない!」という人はそちらでも良いと思います。
ミリタリージャケットの大定番ともいえるジャングルファティーグ。
ぜひぜひ春秋に活躍する新しい上着としてトライしてみては?
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