【レビュー】ASICS GEL-CHALLENGER 14(カーペット用)|インドアテニス初心者が選んだ一足のサイズ感は? | ミウラな日々

【レビュー】ASICS GEL-CHALLENGER 14(カーペット用)|インドアテニス初心者が選んだ一足のサイズ感は?

5.0

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テニスを始めて半年。まだまだフォームも定まらず、ミスの連発。

足元もおぼつかない中年テニスに必要なものは何か?

……足に優しく、安定性のあるテニスシューズ。

 

ではなく、コートに合ったテニスシューズです。(断言)

「これは買って良かった」と心から思えるテニスシューズはインドア用だった…。今回は、そんなASICSのカーペットコート用モデル「GEL-CHALLENGER 14」のレビューをしてみたいと思います。

ちなみに、私は実寸26.5cmで、このシューズは27.5cmを選びました。結論から言うと、ぴったり。

スニーカーと同じようなサイズを選んだところ、足を包む強さが非常に快適です。先出情報です。サイズ選びで迷っている方の参考になれば。

カーペットコートでの恐怖体験

これまでずっと使っていたのは、いわゆるオールコート用のシューズ。外のハードコートやオムニでは全く問題なかったんですが、とあるテニス大会に無謀にも出てみたところ、そこのコートが全面カーペットだったんです。

事前にソールの小石をすべて取り除き、革靴メンテナンスでそろえたクリーナーなどでソールを完全にきれいな状態にして臨みました。私は足元に関しては妥協しません。

(果敢にバックハンドで打ち返す筆者)

いざゲーム開始!となったのですが、これが危ない。滑らない。グリップが強すぎる。

ストップしようとすると足が止まるけど体は止まらない。つまり転びます。3回くらい派手に転倒しました。正直、これで大ケガしていたらテニス続けてなかったかもしれません。

「これはいかん」と思い、帰宅後すぐにカーペット専用シューズを探し始めました。笑

意外とない、カーペット用インドアテニスシューズ

探し始めてまず驚いたのが、選択肢の少なさ。展開しているテニスシューズメーカーは限られているし、カラーバリエーションは地獄。スポーツショップにもなかなか置いていないし、オンラインでも数えるほどしか見つかりません。

そんな中で見つけたのが、ASICSの「GEL-CHALLENGER 14」。しかも公式オンラインストアでカーペット用として紹介されており、信頼できるASICSでサイズ展開も豊富。迷わずポチりました。

届いてまず感じたのは、ソールがまっ平ということでした。こんなソールパターンあるんだなと笑

テニスシューズはアシックス一択!

ゲルレゾリューション10 X レビュー

ちなみに私はテニスシューズは完全にアシックス信者。

日本人の足のことは国内メーカーが一番わかっているはず。しかもあのジョコビッチも使用しているということでテクノロジー面も当然問題なし。最近ではゲルレゾリューション10のA.P.C.コラボモデルも購入しました。

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履いてみて分かった“ちょうどよさ”

いざインドアコートで履いてみて思ったのは、「滑りすぎない、止まりすぎない」。これに尽きます。

カーペットの上で、ほんの少しだけスッと滑って、必要なときにはピタッと止まる。このバランスが抜群です。

転びかけたときのヒヤリ感が皆無ではないですが、少なくともオールコート用のときのような不自然な急停止はなくなりました。カーペット用って、こういうことなのか…と初めて実感しました。

ゲルチャレンジャー8 カーペット用 ソール

(カーペット・インドアコート用のまっ平らなソール)

長時間のプレーでも快適

すでに半年ほどレッスンやゲームで履いていますが、足へのダメージが明らかに軽減されています。

ASICSおなじみのGELが効いているのか、足裏の衝撃も柔らかく受け止めてくれている感じがします。特に樹脂製アッパーの足回りのホールド感がしっかりしていて、ジャンプやストップ動作でもブレる感じがないですし、プレイ後も変な疲労感が残りません。

通気性もそこそこ良くて、ムレにくいのも嬉しいポイント。室内って意外と汗をかくんですが、そこも考えられているのかもしれません。

足が疲れないインドアテニスシューズ

ASICSならではのシューズに込められたテクノロジー

せっかくなので、ASICSがこのシューズにどんな技術を使っているのかも少し紹介しておきます。

まず特徴的なのは、かかと部分に搭載された「GEL(ゲル)テクノロジー」。

これは衝撃を効率よく吸収してくれるクッション材で、ジャンプや急なストップ動作の際にも膝や足首への負担を軽減してくれます。実際、長時間履いていても疲れにくく、初心者にとってはありがたい機能です。

ASICS WINGWALL

そして、「ウィングウォールテクノロジー」と呼ばれる構造がミッドソール側面に使われており、これが横方向の動き、特にサイドステップ時の安定感に寄与しているとのこと。テニスでは左右への動きがとにかく多いので、これがあるだけで安心感がまるで違います。

アッパーには柔軟性のある樹脂素材(人口皮革表記ですが、それは厳しくないか?)が使われており、足をしっかり包み込みながらも、無駄な圧迫感はなし。

アシックス テニスシューズ 人口皮革

(人口皮革…?)

とはいえ、完全に樹脂のアッパーなので、なじむまでは少し硬さを感じました。週1プレイヤーだとなじむまでは時間がかかると思います。

カラバリはもう少し頑張ってほしい

個人的に唯一残念だったのは、カラー展開が少ないこと。

今回買ったのはマコブルー(やや明るめネイビー)×ホワイト。これはこれで爽やかで嫌いではないのですが、もし「オールホワイト」とか「オールブラック」みたいなシンプルカラーが出たら、買い替えを検討したいレベル。

(ちなみにレディースモデルは小豆色みたいなやつしかなく、自分のセンスとの乖離具合に…)

そもそもカーペット用ってニッチなカテゴリだからか、商品ラインナップ自体が少ないのが悩ましいところ。ASICSさん、ぜひ増やしてください…笑

まとめ:インドア初心者の救世主

ASICS ゲルチャレンジャー 8 インドア

正直、テニス初心者の私がここまでシューズに感動するとは思っていませんでした。

カーペットコートでのプレーは、オールコート用では危ないと痛感した今、GEL-CHALLENGER 14はまさに救世主でした。

初心者にこそ、ちゃんと足とコートに合ったシューズを選んだほうが良い気がします。そうしないと、せっかくの練習時間がケガで台無しになって、楽しさを知る前にやめることになってしまうかもしれません。(私も危なかったところ)

日本人の足のことを一番わかっているアシックス製。そして値段も手頃で、性能は申し分なし。耐久性も今のところ問題なし。ということで、これは文句なく「買って良かった一足」です。

あとは色展開だけ、ほんと、お願いしたいところです。笑

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