コロニル カーボンプロの使い方【新世代の雨用防水スプレーをレビュー】 | ミウラな日々

コロニル カーボンプロの使い方【新世代の雨用防水スプレーをレビュー】

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雨の季節、靴好きには頭が痛いシーズンです。

せっかく綺麗に磨いた革靴やスニーカーも雨や泥水に塗れるとすぐに汚れてしまいます。

かと言って長靴で外出できないシーンももちろん多々あります。

そんな時、我々シューラバーはどうすれば良いのでしょうか。

色々な手段はありますが、やっぱり行き付く先は”防水スプレーで立ち向かう。”という選択肢ではないでしょうか。一吹きするだけで多少の雨水や汚れを防いでくれる防水スプレー。これほど便利でお手軽なものはありません。

そんな防水スプレーですが、耐久性が格段に増した新しいタイプの次世代防水スプレーが出ているのをご存知でしょうか。

それがシューケア好きには非常に有名なコロニル社が発売している”カーボンプロ”です!

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カーボンプロとは

次世代型防水スプレー カーボンプロ

次世代型防水スプレー カーボンプロ

2013年に誕生した次世代型の防水スプレーとなるカーボンプロ。

これまで防水スプレーには持続力に優れるが透湿性に難がある”シリコン型”と、透湿性に優れるが持続性に難がある”フッ素型”のどちらかしか選択肢がありませんでした。

しかし、カーボンプロは”カーボンテクノロジー”により持続性と透湿性を両立した防水スプレーを史上初めて実現したのです。

 

カーボンプロが雨や水に強い仕組み

http://www.collonil.jp/carbonpro/

新技術の”カーボンテクノロジー”により、スプレーした面にカーボン繊維のような編み目状の保護膜が形成されることにより、雨や汚れから靴を守ってくれるそうです。

そしてこの保護膜には驚くべきことに伸縮性が備わっていることから、シワや屈曲面においても高い防水効果が期待できるのだとか。

 

カーボンプロの透湿効果実証実験

 

これまでの防水スプレーの仕組み

フッ素型はスプレーした繊維にフッ素樹脂がくっつくことで水を弾く効果を生み出しています。なのでこのフッ素樹脂が歩行や雨によって取れてしまうとその効果はなくなってしまいます。

シリコン型はカーボンプロのようにスプレーした繊維に膜を張ります。しかし、シリコン型は透湿性がないことからシリコンでシールした靴の中では普段よりムレを感じてしまいます。

しかし、カーボンプロであればフッ素型防水スプレーとシリコン型防水スプレーの良い面を両立できる。だから次世代型防水スプレーと表現されている訳なんですね。

 

カーボンプロが使える素材

カーボンプロはあらゆる素材に使用することが出来るのも嬉しい特徴の1つです。

布(テキスタイル)やハイテク系の素材(ゴアテックスなど)、スムースレザーにスエードレザー、勿論合成皮革にも使えるそうです。

 

カーボンプロを実際に試してみる

カーボンプロをニューバランスに使用する。

カーボンプロが実際にどれくらいの効果があるのか。そしてあらゆる素材に使えるのか。早速試してみることにしました。カーボンテクノロジーにそもそもの防水効果がなかったら意味ないですからね。

いくつかのスニーカーを用意し、左足だけにカーボンプロをスプレーし、両足にスプーン一杯の水を垂らすことで防水効果を確認していきたいと思います。

 

ニューバランスの場合

ニューバランス M577 PBGの履き心地やサイズ感【ラストSL2のMade in UK】
ついに手に入れてしまいました。 made in englandが輝くこの裏蓋。 英国フリンビー工場と言えば、そう、あのブランドです。 こっそりと主張するNのロゴと言えば…。 (一体全体、小出しにする必要があるのでしょうか?) NEW BAL...

カーボンプロをスプレーしていない右足です。

購入したばかりのニューバランスのM577にあえて水を垂らします…。

 

…。

いや予想はしてましたし、ただの水道水ですからあまり影響は無いんでしょうけど、やっぱり良い気分になりませんね。(笑)

 

さて、こちらはカーボンプロをスプレーした左足です。

このニューバランスだけはスプレーが乾いた後に少しだけ散歩で使用しています。屈曲性部分に防水効果が残るのか否か。そこも注目ポイントです。

はてさてどんな結果になることやら…ドキドキ。

 

カーボンプロの防水性がすごい

おおっと!

水が流れ落ち過ぎて全然写真に撮れません!(笑)

テイク3くらいでやっと水滴が乗ったこの状態を撮影することができました。

 

コンバースの場合

カーボンプロとコンバース

次は昔から続く布製スニーカーの大定番のコンバースです。

こちらも雨の日には水滴模様がガンガン目立つシューズですが、カーボンプロをスプレーするとどうでしょうか?

 

流石はカーボンテクノロジー!またもや水滴が落ちすぎて撮影が大変でした。(笑)

何とか、ラバー製のトゥキャップとの間に水滴が留まってくれたのがこの1枚です。

 

レザースニーカーの場合

愛用者が多いと思われるレザースニーカーでも試してみます。

レザースニーカーは購入当初はそもそも防水効果が高かったりしますが、履き続けて革が馴染んでくると繊維が荒くなりやはり雨が降るとその跡が残ったりしますよね。

 

カーボンプロとレザースニーカー

スプーンから水をポトリ。

全然しみ込む気配がありません。通気用にパンチングされた穴もなかったかのごとく。

 

ニット素材の場合

女性の方ならニット素材の靴をお持ちの方も多いと思います。

このようにスニーカータイプだったり、ブーツタイプだったりとその形も様々。

足用のセーターみたいなものでとにかく温かいのが特徴ですが、見た目通りに水にはしこたま弱いのが特徴の1つです。

さて、カーボンプロをスプレーするとしっかり水を弾いてくれるのでしょうか?

 

カーボンプロとニット素材の防水効果

…スプーンの水がそのまま乗りました。

ここまでくると何かの実験みたいですね。(笑)

 

カーボンプロは革靴にも使用できる!?

はてさて、素晴らしい効果とその汎用性を示したカーボンプロですが、コロニル公式サイトによると革靴にも使えるそうです。

これまでは革靴を磨いた後にスプレーするとせっかく磨いた風合いが台無しになってしまっていたのですが、カーボンプロの場合はなんとスプレーした後に革靴を磨くことが推奨されているのです!

これについては後日実際にやってみようかなあと思っていますのでお待ちくださいね。

 

本当にオススメしたい防水スプレー カーボンプロ

Collonil CARBON PRO

持続力に優れるが透湿性に難がある”シリコン型”の防水スプレーが、透湿性に優れるが持続性に難がある”フッ素型”の防水スプレーに取って変わられたのは記憶に新しいところ。(いわゆるア〇ダスがフッ素型の代表格です。)

しかし、フッ素型の防水スプレーの効果はとにかく短期間という印象が強く、スプレーした靴を2,3回履いてしまうとほとんど効果がなくなっていると感じることが多かったことも事実です。もちろん雨にあたってしまうと翌日には防水効果は消えています。

そしてスプレーはどんどん減っていき、また新しいフッ素型の防水スプレーを買う。と、こういったサイクルが出来上がっていました。

しかし、カーボンプロの場合は、前述のように伸縮性のある保護膜が繊維のように形成されるため、防水効果の持続性が高く屈曲面でも高い効果を期待できるので買い替えサイクルも長くなるのが本当に嬉しいポイントです。

1つ注意しなければならないのは、革に対する栄養は一切入っていないこと。そのためスエードレザーの”ケア”には一切効果が無い点はお忘れなく。

ということで、カーボンテクノロジーを使用した次世代型防水スプレーとなるカーボンプロ。防水スプレー選びで悩んでいるのであれば是非一度試してみてはいかがでしょうか?

  • フッ素タイプより持続時間が長い
  • 屈曲面の防水性も問題なし
  • カーボンテクノロジーによる次世代型防水スプレー
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