Gショックの耐久性ってすごいですよね。
大抵のところから落としても壊れないですし、水の中で使っても全く問題なし。
バックライト付きなので暗いところやキャンプでも大活躍します。
普通に使っていれば電池も数年持ちますから、使いたいときにパッと手に取ってすぐに使える機動力も最高。
素材も新旧様々なものが使われており、従来のラバーやウレタン素材のみならず、ステンレスやチタン製のGショックも珍しくありません。
ここ最近はバリエーションも非常に豊富で、何より近年大変話題になったカシオークに代表されるファッショナブルなモデルも沢山あり、まさに最強タフネスカジュアルウォッチと言えるでしょう。
そんなタフネスなGショックにも弱点があります…。
G-SHOCKはラバーバンドが弱点
本体はスーパータフなGショック。
しかし、腕時計でもっとも酷使されるバンドはそこまでタフネスではありません。
Gショックを長く使った経験がある方ならこのショットで何が起きたかわかる人も多いと思います。笑
このようにお気に入りのG-SHOCKのバンドが切れてしまった場合、多くの方が困ることと思います。
この問題を解決するためには、まずはG-SHOCKのバンドを交換する方法を知っておくことが重要です。特に純正バンドか非純正バンドの選択も重要な要素となってくるのは想像に難くないところ。
店舗での修理は不可
正解は?
「G-SHOCKのバンドのループが切れたのでした。」
バンドという意味ではまだまだ使えるこの状態。
時計店や電機店にいって相談してみると「ループだけは販売していない。」とのこと。
どうやらこういったGショックのラバーバンドの部品は、単独では販売されないようなのです。
その後、別の時計のループを活用してみたりしましたが、当たり前に見た目が変。笑
ついに観念し、新しいGショック用ラバーバンドを購入することに決めたのでした。
ちなみに、ご存じの通りCASIOのG-SHOCKは非常に頑丈で高性能な時計ですが、万が一壊れたとしても時計修理店での修理対応も多く行われています。
時計修理といえば、少々難しい印象がありますが、Gショックのバンド交換となると自分で交換するほうが安上がりのときがあるんです。
替えベルトは純正バンドか否か。非純正バンドはすぐ切れる?
非純正ストラップはすぐ裂ける?!
Amazonで安いストラップを探していると気になるレビューがいくつかありました。
なんと「安い非純正のストラップは、1か月から半年で交換したバンドが切れてしまった。」というもの。
恐らくは低品質なウレタン素材でコストカットしたものの、Gショックらしい使われ方に耐えれなかったのかな?と推測。
※安価なレプリカラバーバンドは1000円以下で購入できる。
個人的には一度交換したらまた数年はガシガシタフに使いたいので、高品質な純正ストラップを選択することにしました。
G-SHOCKの替えベルトを選ぶ際、純正バンドを選ぶか非純正バンドを選ぶかは大きな分かれ道です。純正バンドは品質が保証されており、当然ながら長期間の使用に耐えやすいと想像できます。
一方で、非純正バンドは価格が安い反面、耐久性が低く、すぐに切れてしまうことがあります。これはアマゾンなどのレビューでも顕著で、特に運動量の多い方やアウトドアで頻繁に使う方は純正バンドをお勧めでしょう。
Gショック ベルト交換の手順を解説
ということで、いよいよDW-5600 G-SHOCKのウレタンバンドを交換していきたいと思います。
実際に交換する手順を写真付きで解説していきますよ!
G-SHOCKのバンド交換はやってみると思ったより簡単で、交換方法はシンプルですが細かい部品も多いことから、初めての人は慎重に進める必要があります。
1.純正ストラップCASIO REPLACEMENT BANDを買う
今回購入したのはもちろんカシオ純正のバンド「CASIO REPLACEMENT BAND」
実売価格としては3000円前後。さすがに1000円を切るレプリカ社外品よりは高価格ですが、出先でいきなりバンドが切れたりするリスクを考え、私は純正を選びました。
Gショック用純正バンドを選ぶ際は、品番を必ずチェック!
カシオのGショック用純正バンドにはいくつか種類がありました。
どの製品にも必ず対応する製品番号が掲載されています。
お手持ちのGショックの品番が書かれているか、必ず確認しましょう!
私のDW-5600E、しっかり記載がありました。
ひとつ注意点として、これら純正のCASIO REPLACEMENT BANDは社外品に比べて高品質で長持ちするのでメリットですから、購入の際には時計の型番に合ったものを選ぶように注意してください。
型番によっては使用できるバンドが限定されることがあるため、必ず確認することが重要です。
2.専用工具でバネ棒を外す
腕時計のバンドには少し特殊な部品が使われています。
それが「バネ棒」と呼ばれるものです。
腕時計のバンドとほぼ同じ長さのステンレス製の棒で、両先端にバネが仕込まれた溝付きのピンがついています。
このバネ棒を支点にバンドと腕時計が繋がる構造になっています。
そのため、バネ棒を外す際は専用の工具が必要となります。
それが先端が二股に分かれた「バネ棒外し」という工具です。(そのまんま)
この「バネ棒外し」を腕時計とバンドの間に滑り込ませ、ピンの溝にはめて押し込むことで、バネ棒の取り外しが可能となるわけなんです。
ここの手順をまとめると下記となります。
- バンド交換の専用工具となる「バネ棒外し工具」を用意します。これで作業が非常にスムーズに進みます。
- 次に時計を固定し、バネ棒の位置を確認します。
- 最後に、ばね棒外し専用工具を使ってバネ棒を外し、古いバンドを取り外します。この時、バネ棒を紛失しないように注意が必要です。
本体をクリーニング
Gショックからバンドを取り外したら、とりあえず本体をクリーニング清掃することをオススメします。笑
ご想像の通り、特にバンドが取り付けられていた部分には汗や汚れが溜まりやすいため、しっかりと清掃することが重要です。
このチャンスに除菌シートなどで普段見えないところまで拭き上げてしまいましょう!
柔らかい布や綿棒を使って丁寧に汚れを取り除きましょう!
これにより、バンドの交換後も時計が清潔で快適に使用できます。
3.純正ストラップにバネ棒を入れる
Gショックから古くなったバンドを外し、本体を清掃したら、いよいよ新しいバンドを取り付けます。
まず新しい純正ストラップにバネ棒を入れる作業を行っていきます。
元々ついていたバネ棒を再利用することができるため、注意深く取り付けていきましょう。
バネ棒は元々ついていたのを利用します。
ここで注意が必要なことは、腕時計とバンドを接続する「バネ棒」は、元々使われていたのを利用しなければならないことです。
古いバンドはもういらない!といってゴミ箱に捨ててしまっていた場合は、バネ棒だけ回収してください。笑
新品で買うとそれなりに費用もかかりますし、再利用することで余計な費用も抑えられ、なによりエコにもつながります。
バネ棒を新しい純正バンドに滑り込ませます。
バンドの穴のほうが直径が大きいため、スルっと入りますよ。
4.Gショック本体にストラップを取り付ける
次に、純正ストラップをG-SHOCK本体に取り付けます。まずは一端を取り付け、次に反対側を取り付けるよう順番に進めることでスムーズに作業が進みます。
バネ棒を滑り込ませたラバーバンドをGショック本体に合わせたら、バネ棒の溝にバネ棒外しの先端を引っかけ、バネ棒先端のピンを押し込みながら取り付けます。
上手く入ると上記画像のとおりバンドが本体にピタリと収まります。
5.バネ棒がしっかりハマっているか確認する
とはいえこのバネ棒、慣れないうちはしっかりとハマっていないのにハマった!と勘違いしがちなパーツでもあります。
下記画像が良い例。
バンド自体は腕時計本体にハマりましたが、バネ棒先端のピンが腕時計本体にハマっていないケース。
これは付けている最中にバンドがジーショック本体から外れてしまう可能性が高いので大変危険です。(まあGショックなら外れて落ちたとしても壊れ無さそうですが)
バネ棒が本体にパチリとハマるとこんな感じになります。ばね棒の先端がしっかりとGショック本体に収まって見えなくなりました。
最後に、バネ棒がしっかりとハマっているかを再確認します。軽く引っ張るなどして外れないかチェックしましょう。
ストラップを引っ張ったり揺らしたりして、バネ棒が外れないことを確かめます。ここでの確認が不十分だと、時計を使用中にストラップが外れてしまう可能性があるため、念入りにチェックしましょう。
6.完成!
新しいウレタンバンドを無事にGショックに取り付けることができました。
このG-shock(DW5600-E)は先日、電池交換も行いましたので、また年単位で活躍してくれるでしょう!
すべての手順を終えたら、ストラップの交換はこれで完了です。
新しいストラップでG-SHOCKがさらに使いやすく、スタイリッシュになります。笑
これで、また日常の様々なシーンで安心してG-SHOCKを使うことができます。
製造国はインドネシアからタイ製へ
ちなみにカシオ純正交換用ラバーバンドの製造はタイ製でした。
オリジナルはインドネシア製。
見た目はほぼ一緒ですが、金具の厚さとかは微妙に異なりました。
もちろん気になるほどではないですけどね。
Gショックの交換用バンドについては、製造国によって耐久性や安全性が変わるという話が見たことがありませんので、製造国については気にする必要はないと思います!
Gショック用 純正交換用バンドのまとめ
ということで本ブログ記事では、G-SHOCKの純正交換用ウレタンバンド「CASIO REPLACEMENT BAND」を使ったバンド交換の様子をご紹介しました。
G-SHOCK用の純正交換用バンドはメーカー純正品ということで品質が保証されており、耐久性にも期待できます。もちろん交換用バンドを購入する際は、品番を確認し、最適なストラップを選ぶことが肝要です。
そして、バンド交換を自分で行う際は、適切な手順と工具を使用し、慎重に作業を行うことが重要です。
しかし、完全な所感となってしまいますが、やはり皮膚に触れ続けるパーツということもあり、新しいバンドの付け心地は非常に良いですね!なんなら1年に1回取り替えても良いかもしれません。笑
- レプリカと純正バンドの違いは耐久性!
- バンド交換の際は、バネ棒外しが必須
- 交換用バンドを購入するときは対象製品が確認すること
愛用のGショックが加水分解し始めた方、安価なレプリカバンドとカシオ純正バンドで悩んでいる方などなど、お役に立てれば幸いです。
より簡単なスライドレバー式バージョンも!
耐衝撃構造はそのままにバンドの着脱・交換が簡単にできるスライドレバー式の交換用バンドが発売されたようです。
バンド交換が難しいと感じる方には、こちらのスライドレバー式のバンドもおすすめです。
これなら工具を使わずに簡単に交換ができますから。初心者でもスムーズに交換できるため、手軽にバンドを変えたい方には最適ですよ!(私も次回はこちらを購入しようと思っています・・・)
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