641ゴルフをハーフサイズダウンした結果【JMウェストンのサイズ選び完結編】 | ミウラな日々

641ゴルフをハーフサイズダウンした結果【JMウェストンのサイズ選び完結編】

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さて、先日8Dの641ゴルフを8Eにウィズアップしたミウラです。

J.M. Weston 641ゴルフのウィズを上げてみた話【Width DとEを比較】
J.M.Westonのアイコンシューズといえばいくつか候補がありますが、やはり一番有名なのは641通称GOLFと呼ばれるU-TIPシューズだと思います。 しかし、この641GOLFはサイズ選びが非常に難しいことでも有名で本格靴初心者に人気の...

ベストフィットの定義を考えたときに旅行に連れていけるのか?という点をキーにしたものの思ったよりルーズフィットになってしまいどうしたものかと頭を悩ませていました。

そんな時ふと思い立ちました。

当初選んでいた7.5Eが641ゴルフのベストフィットだったのでは?」と。

※数少ない当ブログの読者さま、ここは笑うところです。

J.M. ウェストンについて

http://www.funnybones.fr/weston/

J.M. Westonは1891年にフランスのリモージュで設立した靴工場から始まったブランドです。創立者の息子がアメリカでイギリスのグッドイヤーウェルト製法を学び、パリのクルセル大通り店で開業し、やがてフランスを代表する革靴ブランドとなっていきました。

 

J.M.Weston1号店(パリ,クルセル大通り)

1922年 J.M.Weston クルセル大通り店オープン

https://www.jmweston.com/jp/manufacture/l-histoire

このクルセル大通り店はJMWファンなら一度は足を運んでみたいところですね。パリには2回も行ったのにいまだに足を運んでいません。(勘違いしてビクトルユゴー店には行きました)

J.M.Westonが誕生した店で革靴を買って帰る。ロマンが溢れますよね。

私なら何を買おうかな?

 

ハーフサイズダウンした641ゴルフ

ということでこちらがハーフサイズダウンした641ゴルフ7.5Eと8Eです。正直なところ何かデジャヴを感じざる得ませんがたぶん気のせいでしょう。

ちなみにこちらもパリはシャンゼリゼからやってきました。生産終了となったブラックルシアンカーフの641ゴルフ、世界最後の8Eと7.5Eは私が手に入れていました。(ここも笑うところです)

 

トゥシェイプ

JMW641ゴルフの8Eと7.5Eを並べてみました。8Dと8Eではトゥシェイプのシャープさが大きく異なってましたが、やはり同ウィズのハーフサイズ違いだとシェイプには差がありません。単純に7.5Eのほうがやや小さめです。

 

アウトソール

アウトソールは仏タイヤメーカーミシュランと共同開発したオリジナル素材リッジウェイソール。タイヤで培われた技術がふんだんに用いられていることもあってとにかく削れないと評判のソールです。JMウェストンに限らずですが、本格靴は手作業の部分が多く前後のサイズでは場所によって寸法が変わらなかったりします。このペアもそのパターンでした。さすがにヒール部分は8Eの方が大きかったです。

 

サイドからチェック

サイドから比較。8Dと8Eを比べたときは靴全体の高さ(トゥボックスや甲、ヒールカップなど)が目立ちましたが、同じウィズだとそこまで変化はありません。4mm刻みと言われるサイズの差は見た目としては本当に微々たるものです。しかしいざ足を入れると大きく違ってくるのが靴のおもしろいところでもあります。

 

踵の大きさ

ヒールカップの大きさについてもそこまで明確な差は感じません。641ゴルフらしい大ぶりなヒールカップはカカトに食いつくということはなく、ソールの返りによってカカトが付いてくる構造となっています。

 

改めて全体感

これは右足が…もうどっちがどうでも良くなってきました。7.5Eは全体的にやや小ぶりなのが確認できます。やはりゴルフのEウィズはコロンとした丸っこい感じが強いですね。スーツに合わせるのは邪道だ!という声があがるのも理解できます。ちなみに私はガンガンいっちゃってます。

 

履いてみた

J.M Weston 641Golfでハーフサイズ上げ、ウィズ下げをした結果。
J.M WESTONの641ゴルフや180シグニチャーローファーをピッタリサイズで購入した人は1回はこう思うと思います。 「これ、ハーフサイズ上げてウィズ下げた方がよかったんじゃあ・・・。」 もしあなたがエジプト型の足を持っているのであれば...

以前この記事で私は親指の違和感について触れました。結論としては個体差によるものが大きかったような気がします。甲、踵、ボールジョイントとほとんどの部分がピタリとフィットしています。懸念点となっていた親指の当たりはこのペアではほぼ感じられません。靴紐を緩めて履くともちろん当たり気味になるのですが、普通に履く分には気にならない程度。

そんな訳で手作り靴の難しさここに極まりといったところで、これが個体差なんだなあと強く感じました。正直なところヒールカップの大きさも以前所有していた7.5Eよりも小さめに感じています。

相性の悪いラストだったのかも

ひとつ言えるのはそもそもラスト31が自分の足と相性の悪い木型なのかもしれないということ。様々な形の足がある中で木型も様々なシェイプのものがあります、無限大の組み合わせがあるのだから足に合うもの合わないものがあってもおかしくはありません。ただ目の当たりにするとちょっと残念ですけどね。

 

J.M. Weston 641GOLF サイズ選びの結論

ウェストンの店員のフィッティングは正しいということ。

しかし、

手作りである以上個体差はあるので気になったら同サイズでも複数試してみること。

これが結論です。

ローファーも、ゴルフも、結局は回りまわってパリで初めて購入したときのサイズに戻りました。

つまりは…、そういうことです。

J.M.Westonは素人がサイズの正解を導き出すのは非常に難しいブランドです。店頭でフィッティングしてもらえたのならば、そのアドバイスを大事に大事にしましょう!

それが買い物下手最高峰の私からのアドバイスです。(泣)

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