金子眼鏡を修理した話【メガネ洗濯事件】 | ミウラな日々

金子眼鏡を修理した話【メガネ洗濯事件】

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金子眼鏡というブランドをご存知でしょうか。

創業は1958年、元々は眼鏡卸売業。いまは福井県の鯖江市で職人により丁寧につくられた非常に高品質なオリジナル眼鏡を販売している眼鏡屋さんです。

近年においてはミラノやパリで開催される国際的な眼鏡店にも出展するなど日本、そして鯖江を代表する眼鏡ブランドとして世界に向けた活動も行っています。

ちなみに読み方は金子眼鏡(カネコガンキョウ)で決して”カネコメガネ”ではないそう。

 

我らミウラ夫婦はこのシックで上品でちょっとだけラグジュアリー感のある眼鏡に惚れ込んでおりまして、夫婦揃って金子眼鏡を愛用しています。

 

さて、ここでミウラ妻の眼鏡をご紹介しましょう。

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金子眼鏡 KV-56

ノーズパッドのない「一山(いちやま)」のような雰囲気を持つアイウェア。クリングス仕様で細かな調整ができるので、一山のデザインは好きだけど鼻筋に合うものが見つからないという方にオススメです。

ノーズパッドを支えるクリングスパーツは、調整域を広く保ちながら、正面から見た時にすっきり見えるように設計された金子眼鏡オリジナルです。

出典:https://kaneko-optical.tumblr.com/post/152458902064/

 

この一山のような眼鏡KV-56をミウラ妻は愛用しています。

顔が大きいほうではないため、小さめのレンズがピタリとフィットしています。

 

あ、でも実物はこちらです。

 

 

 

・・・

 

 

 

 

無残な姿になった金子眼鏡

壊れた金子眼鏡

・・・。

金属のアートじゃないですよ?

 

 

ちょっと近づくと・・・眼鏡感が出てきますよね?

 

なぜメガネがこんなことになったのか

なぜ鯖江の職人さんが丹精込めて作ってくれた眼鏡がこんな凄まじい造形になってしまったのか。

 

我が家の洗面所はどちらかという小さめで、何かモノを置くには不便なレイアウトになっています。

しかし洗面所というものは「ちょっとだけモノを置きたいタイミング」がよく発生する場所でもありますよね。

妻は眼鏡を洗濯機の横に置く癖がありました。

私はいつも注意していたのですが・・・。

 

ある日の仕事中、妻から大量のライン着信が!

何事かと思い開いてみると・・・。

「メガネ洗濯しちゃった。」

 

その結果、何が起きたかすぐにわかりました。(笑)

 

再現画像

洗濯した金子眼鏡

直った後の眼鏡でわざわざ再現画像を撮影。

とある日の月曜日。

出かける予定があったミウラ妻はコンタクトレンズを装着し、急いで家事をこなしていたそう。いざ出発が近くなり、コンタクトの調子が悪くなったとき用に眼鏡を鞄に入れようとするものの、どこにもない。

「おやおや、眼鏡がないぞ?」思って探していたら、洗濯機が終わった音がピーっとなったそう。

「出かける前に洗濯物干さないと!」

そう言いながら洗濯機のフタを開けると…。

 

洗濯物の上にアート作品となった元メガネが鎮座していたそうです。(笑)

 

眼鏡の壊れ具合をチェック

金子眼鏡 KV-56

さて、そんな経緯で元眼鏡になってしまった金子眼鏡KV-56ですが、その壊れ具合を見ていきたいと思います。

先ほどまでの画像を見ているとただひたすらに頭が痛くなってきますが、正面を向けて置くと右半分は無事だったことがわかり、やや一安心といったところ(まったく安心できない)

 

ブリッジは根元から曲がった

接写してみるとレンズが収まるリムを繋ぐブリッジの根元からグニャリと曲がっていることが確認できました。

ここで「(・・・あ、これは修理代金高いぞ)」と確信。

 

歪み尽くしたリム

ニコンの最高級レンズ(!)が入っていたリムは無残なまでに歪み切り、ダリの絵かと思うほど。

 

やや太めに成型されたリムとツルを繋ぐ金具部分はしっかりとその形を保っています。

でもリム本体がぐちゃぐちゃなのでまったく意味ないですね。(笑)

 

ツルは軽傷

さて、右半分に比べて極めて重症な状態となっている左側ですが、耳にかけるパーツとなるツルは意外と良い形状を保っています。

 

NIKONのレンズは…

割りと目が悪いミウラ妻。

実はレンズが超いいやつを使ってます。ニコン製の度数が高くても薄くそして平面に仕上がるものだそうで(数年前に購入したので製品名は忘れました)

眼鏡本体に肉薄するくらい高かったものです。

個人的にはこっちが無事かどうか気が気でなりませんでした。(笑)

 

レンズは・・・見事無事でした!

洗濯機の中で回っただけたったからか、もともとついてた傷以外の傷は見当たりません。

良かった~。

 

気になる修理代金は?

修理した金子眼鏡

修理した金子眼鏡

綺麗になって帰ってきた金子眼鏡。

レンズも少し磨いてくれたみたいでピカピカです!

気になる修理代金は…。

 

 

17,000円!

 

内訳としてはなんといわゆる眼鏡本体部分(ブリッジ+リム)の交換だけで済んだそう。

左右のツルは無傷だったみたいで、とんだ奇跡もあるもんです。

 

フィッティングを再確認するミウラ妻。

無事に直って良かったよかった。

 

ということで皆さんも眼鏡は洗濯機の近くに置かないように!

これが私たち夫婦からのアドバイスです。(笑)

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