東南アジアの架空都市ロアナプラを舞台にした超ハーコーで男心を擽りまくるクライムアクション漫画「BLACK LAGOON(ブラックラグーン)」
ごく普通の日本人ロックこと岡島緑郎はひょんなことからアングラな運送業者ラグーン商会にジョイン。
しかし、ラグーン商会の拠点となるロアナプラはありとあらゆるゴロツキ達が集う背徳者たちの街だった…。
と、ビールやコーラを片手に読み進めるような漫画ですが、無性に紅茶を飲みたくなる話があります。
主人公ロックが暴力協会のリーダー”シスター・ヨランダ”を訪ねた際のシーンです。
もうひとりの主人公”レヴィ”と暴力シスター”ヨランダ”がちょっとしたいざこざで銃を向け合い一触即発。
そこで”ロック”が場所に似合わない紅茶の美味しさに気づき、機転を利かします。
「こりゃいい紅茶ですね、シスター・・・」
「ティーバッグ以外の紅茶は久しぶりですよ、W&Mかな?これはーー」
「それともフォートナムメイソン?」
「おや!詳しいじゃあないか、坊ちゃん。W&Mだ、私ぁ・・・」
と本筋に戻す際のある意味でキーアイテムとなったのが、ヨランダが選りすぐってチョイスしていた茶葉だったという訳です。
劇中で登場した食べ物・飲み物はすぐに体験したくなるのが漫画好きってもの。
さっそく買って飲んでみたのでレビューしていきたいと思います。
ウィリアムソンティー(W&M)とは?
100%ケニアの高品質な茶葉にこだわったケニアのティーメーカーです。
ウィリアムソンティーはなんと創業150年以上(!)
その長い歴史の秘密はケニア全土の10000件もの小規模茶葉農家を支援しながら共に成長する姿勢。
さらには最先端の茶葉栽培の技術、独自の製造技術に加えて、高い専門知識により、世界的にも高品質な紅茶をつくるティーメーカーとして知られています。
アフリカならではのアフリカ象をモチーフとしたロゴやデザインは、遠い地で丹念につくられた茶葉に思いを馳せながら素敵なティータイムを楽しめること請け合いです。
名物はダッチェスグレイ
ちなみにウィリアムソンティーのアイコニックな紅茶は「ダッチェスグレイ」と呼ばれる茶葉です。
これはウィリアムソンティー独自のフレイバーで、簡単にご紹介すると「アールグレイ」の亜種です。
ラグーン商会のBOSS「ダッチ」とは関係ありません。笑
こちらについては後ほど。
ウィリアムソンティ、イングリッシュブレックファストの喫食レビュー!
とある土曜の朝。
前日に買っておいたドーナツと共に、届いたばかりのウィリアムソンティー(W&M)のイングリッシュブレックファストを用意しました。
外は晴れており、半袖でちょうど良いくらいの気持ちの良い朝。
ご機嫌な一日の始まりを予感させます。
ティーバッグは紐なしタイプ
Williamson Teaのティーバッグは外国製によくある紐なしタイプ。
1箱1000円強と日本の紅茶に比べるとやや高い価格設定ですが、1箱につき50バッグ入っているので、日頃から紅茶を楽しむ人にとっては高品質な紅茶が大量にストックできるのは嬉しい点ですよね。
1カップに1バッグをポトンと入れるだけです。
このタイプのティーバッグは初めてなので、どれくらいの抽出加減か楽しみなところ。
沸騰したお湯を注ぐ!
美味しい紅茶を入れるコツはただひとつ。
「沸騰したお湯を注ぐだけ。」
グッツグツのお湯をたっぷり注いで待つ事数分。
ウィリアムソンティーのティーバッグに紐がついていないので、ティースプーンで取り出しましょう。
ブラックティー、ストレートティーでも美味しい。
紅茶の本場、イギリスではストレートティーのことをブラックティとも呼ぶそうな。
ウィリアムソンティのイングリッシュブレックファストはかなり明るめの色味。
ブラックティーというよりもオレンジティー、あるいはレッドティー?
その味わいはしっかりと紅茶らしい味わいもありながらもスッキリとしたもの。
朝にピッタリな一杯です。
やっぱりミルクティーも捨てがたい。
とはいうものの、やっぱり紅茶と言えばミルクティ。
牛乳をたっぷり入れて嗜むのが英国風(砂糖は人に依るそうですが)
イングリッシュブレックファストはその名の通り、朝用にブレンドされた紅茶のことです。
一般的にはミルクティに合うようにやや濃い目だったりビターなテイストに仕上がれられています。
これは言い換えれば「牛乳を入れる事で真価が発揮される」ということ。
スッキリとしたウィリアムソンティに牛乳をいれるとどうなるのか?
ペールオレンジの素晴らしい液体と化しました。
スッキリとした味わいはそのままに、牛乳が加わることでコクがありながらも飲みやすいテイストに。
まるで1+1が3になってしまったような…。
やっぱりイングリッシュブレックファスト、大好きです!!!
ダッチェスグレイはどんな味?
ところでウィリアムソンティー独自のフレイバー「ダッチェスグレイ」が気になる人も多いはず。
もちろん紅茶好きの私は購入しましたので、試飲レビューをば。
ダッチェスグレイは下記画像のとおり、エレガントなパープルなパッケージが目印。
シトラスオイルが漂うフレイバーティ
アールグレイの亜種と紹介したダッチェスグレイ。
ベルガモットと呼ばれる緑の柑橘を使ったアールグレイに比べ、ダッチェスグレイはシトラスオイルを使用して香りをつけています。
アールグレイよりフルーティかつ深みのある香りが特徴。
ティーバッグもご覧のとおり、シトラスオイルがついているのが明確にわかります。
味わいは柑橘感を強めたアールグレイといったところでしょうか。
アールグレイが苦手な人でも・・・とはなりません。笑
アールグレイが苦手な人は苦手ですし、好きな人なら「おおっ!」となるかも。
かなり癖のある味わいと香りでしたので、気になる方はぜひお試しを。
Williamson Teaのまとめ
ということで本ブログ記事では、漫画ブラックラグーンにも登場した紅茶メーカーW&Mこと、「ウィリアムソンティー(William son tea)」をご紹介しました。
日本では珍しいティーバッグに加え、非常に高レベルかつ、ユニークな紅茶を楽しむことができました。
まとめると、
イングリッシュブレックファストはスッキリした味わいで、
ダッチェスグレイはアールグレイを越える鮮烈なシトラスフレッシュ感でした。
・・・え?
漫画で登場したのは、ティーバッグじゃなくてルースティ(茶葉のタイプ)じゃないかって?
そいつは問題なしだ。わかるか?ノー・プロブレムだよ。
自分に合ったスタイルを選ぶのがロアナプラ流ってことです。
- 名作漫画で登場した紅茶を追体験できる!
- ケニア産の茶葉でつくられたケニアの紅茶メーカー
- ダッチェスグレイはアールグレイ好きなら一度試す価値あり!
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