シューケア用ブラシに限らず、木材を使用したアイテムを購入する度にちょっとだけ気になることってありますよね。
傷が付いていたりしても気になりますし、ちょっと高価なものだと木の年輪の向きなどが気になりますが、どんな木製品でも発生しうるやっかいな問題があります。
それが木材に紙製のシール跡が残る問題です。
木材に紙製シールが残る問題とは?
木材に紙製シールが貼ってあった場合に起こる2つのパターンを見ていきたいと思います。
一般的なシール剥がしのケース
これはサフィールのアプライブラシ。
瓶タイプの靴クリームに使いやすい形がGOODな靴用ブラシです。
ご覧の通り、木材の紙製のシールが添付されています。
この紙製シールをゆっくり剥がすことで・・・。
綺麗な状態の製品を手にすることができます。
これならまったく問題はありませんね。
シール剥がしに失敗してシール跡が残ってしまうケース
しかし「木材に紙製シールが残る問題」が起きると、先ほどのようにスムーズに事は進みません。
「木材に紙製シールが残る問題」なんて言われても何を言っているのかわからない方も多いと思うので実際に問題が起きたシーンを撮影しました。
今回はイギリスのシューケアメーカーDASCO社のアプリケーターブラシです。
革靴に靴クリームを塗ったり、コバのホコリを掻き出したりと何かと便利なやつです。
そんなナイスなブラシの柄についているバーコードシール。
これをそのまま剥がしていくと‥‥この通り、シール剥がしを大失敗しています。
柄にガッチリと紙シールの跡が残りました。
木材に紙製シールが残る問題とはまさにこのシール剥がしに失敗した状態のことです。
人生で1度は経験、、、ありますよね?笑
なかなか除去できない紙製シール
この紙製シールですが、一度残ってしまうと完全に除去するのに非常に苦労するのは周知の事実です。
このように爪で削っても相当な時間がかかってしまいます。
水やせっけんなどを使ったり、場合によってはスプレータイプのシール剥がしなんかも手段としてありますが、木ですから浸み込んだりするのがちょっとリスクだったりしますよね。
木材のシール跡にはハンドクリームを使え!
そんなときに大活躍するのが、なんとどこにでもあるようなハンドクリームです。
こちらは軽やかな使い心地が好きで愛用しているニベアのソフトタイプ。
というか、ちょっと何を言っているかわからない。
そんな人もとにかく百聞は一見に如かずです。
シール跡が残っている木材にハンドクリームを塗りこんでみましょう。
(絶対に汚したくない、失敗したくないアイテムは避けたほうが賢明です)
そして、シール跡にハンドクリームが十分浸透した頃合いを見て、ティッシュやキッチンペーパーでふき取ります。
そうするとこの通り。
なんと表面に残っていたシール跡が一切合切なくなります。
1回で取り切れないときは何回か繰り返してみましょう。
そうするとこの通り。
元々別の面にシールが貼られていたもうひとつのブラシの柄とまったく同じ状態です。
こうなると写真を見返さないとどっちのブラシからシールを剥がしたかわかりません。笑
別の角度から見比べてもどちらの柄からシール跡を取り除いたか判別することは不可能です。
ハンドクリーム、なかなかすごいぞ!?
まとめ
ということで今回は、木材に紙製のシールが残る問題にはハンドクリームが有効という結果をご紹介しました。
ハンドクリームに含まれている油分や保湿成分がうまーく作用するのかなあと思っています。
また人の手に触れるものなのでマイルドに調整されていることから染みにもなりにくいのかな?と想像しています。
ぜひぜひお手元にシール跡が残ってしまっている木製品があればハンドクリームを塗ってみてはいかが?もしかしたら綺麗に取り除くことができるかも?
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