ENGLISH GUILD Bees Rich Creamの使い方【英国製靴クリーム】 | ミウラな日々

ENGLISH GUILD Bees Rich Creamの使い方【英国製靴クリーム】

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世の中には色々な靴クリームがありますが、一般的に高品質なものを上げるとするならば日本のブートブラックやフランスのサフィール、イタリアのM.モゥブレィにドイツのコロニル1909といったブランドがいわゆる高品質なシューケアブランドとして有名です。

ここでひとつ気が付くことがあります。

紳士靴のメッカともいえる英国製の高品質な靴クリームはないものかと。

英国製シューケアメーカーの有名どころとしてはDASCO社というのがあるのですが、ここはどちらかというとシューツリーの製造が本業かつ、上にあげたシューケアメーカーに並ぶほどの品質を持ち合わせていません。(数年前にサフィールを傘下にもつAVEL社がDASCOを買収したのですが、スタンダードなラインとなる青いサフィールのさらに下のエントリーブランドとして広めるという旨の記事があったほどです)

そんな中、ついに発見したのがENGLISH GUILDでした。

 

ENGLISH GUILDとは

English Guild Bees Rich Cream BLACK

Made in Englandの文字が輝くこの小瓶。これこそが英国が世界に送り出すシューケアクリームブランド『イングリッシュギルド(ENGLISH GUILD)』です。

このブランド、発売はつい最近(といっても数年前)ですが、その製造元の歴史は非常に古いんです。というのも、私自身も何度か訪れている革靴の聖地ノーサンプトン。この聖地に点在する有名シューメーカーの靴工場へ仕上げ剤や製造時に使用するクリーム等を供給しているメーカーがついにコンシューマ向けに作り出した靴クリームなんです!

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Bees Rich Creamの成分

イングリッシュギルド ビーズリッチクリームの成分は下記となります。

  • ナチュラルワックス
  • 合成ワックス
  • 染料
  • 香料

他ブランドと異なり、原材料がしっかりと公開されていませんが、ナチュラルワックスは蜜ロウ(ビーワックス)なのは間違いないでしょう。(笑)

成分を確認する限り、ワックスが多めなので光りやすそう。そして染料が含まれているので補色力が強そう。といったところでしょうか。

 

香りはやや強め

こちらがイングリッシュギルドのBEES RICH CREAMを開けてみた図となります。

香りはケミカル感がやや強めです。どちらかというとコロンブス社が作る製品の方向です。

 

濃い目のテクスチャー

クリームの触り心地は少々濃い目。サフィールノワールのようなホロリと溶ける感じではありません。取り過ぎると途端に厚塗りになってしまいそう。

 

ビーズリッチクリームの使用レビュー

それでは実際にビーズリッチクリームを使ってみたいと思います。使う靴はもちろんイギリス製の革靴となるエドワードグリーンのドーバー(DOVER)です。

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手に入れたばかりということもあり、アッパーは肌理がしっかりと確認できる状態です。これがどう変化するのか?楽しみなところです。

 

1.ブラッシング

まずはやわらかい馬毛ブラシでブラッシングです。この工程では靴に付いているホコリや砂を取り除くことが目的です。購入したばかりの革靴ならあまり必要ありません。

 

2.ビーズリッチクリームを塗りこむ

指にクリームを取り、塗り込みます。まず思ったのがかなり伸びが良いこと。そして油分がスーッと吸い込まれていくのがわかることの2点です。

クリーム単体を見た時に厚塗りがちになってしまいそうだなと思ったのは全くの杞憂で、こういった形の伸びもあるんだなあと少し驚くほど。

 

3.クリームの浸透を待つ

全体的にビーズリッチクリームを塗りこんだら5-10分程度放置します。

この製品はシューケアグッズとしては珍しく使用手順の記載がないのですが、一般的には塗りこんだら数分置くことが多いのでそれに倣ってみました。

 

4.ブラッシング

5-10分程度放置したら少し硬めの馬毛ブラシや豚毛ブラシでブラッシングします。

この工程では付き過ぎたクリームを取り除きつつ、皮革を構成するコラーゲン繊維にクリーム成分を押し込む形になります。

 

コラーゲン繊維に靴クリームが充填された結果、、、結構光ってますねえ!(笑)

 

5.バフィングして仕上げ

最後はやわらかい布や、ペダックレザーグローブなどで磨き上げます。

最初は力強く、最後は軽やかにしていくと次第にサラサラとした感触になり、徐々に靴が輝いてきます。

ビフォーアフター

手前がイングリッシュギルドのビーズワックスクリームを使って磨いた靴です。

奥側はデリケートクリームを使用しただけのすっぴん仕上げとなります。

もう少し見やすい角度が次の画像となります。

 

ギラリと光るBees Rich Cream

右側がビーズリッチクリームを使用したものです。小指の付け根からのラインを見ると明らかな強い光沢感を確認できると思います。この靴クリームを例えるならば乳化性版のクレム1925のようなイメージでしょうか。

ろう分が多めなのか乾拭きすればするほど光る感覚でした。

 

チャーチ コンサル×ビーズリッチクリーム

先日、2週連続の結婚式で酷使されたチャーチのストレートチップ「コンサル」をすっぴんにしたのでビーズリッチクリームで磨きなおすことにしました。

結婚式って二次会、三次会とあるので結構靴にダメージが入ることが多いと思います。(雨にあたったりお酒が着いたり、傷がついたり・・・)

 

ステインリムーバーで靴全体のクリームとワックスを除去したあと、ビーズリッチクリームをまたもや靴全体に塗りこみます。

 

硬めの馬毛ブラシでブラッシングした後は、ネル生地などで全体を力を入れず磨きあげます。

 

うーむ、やはり良いです。全体を包むギラリとした硬質な輝き、そしてどことなく英国を感じる香りに上品さを感じます。

 

近づいてみるとカーフの肌理を残しつつも一層うっすらとコーティングされたような仕上がりです。例えるならば購入直後のエドワードグリーンの靴のような状態でしょうか。

 

English Guild Bees Rich Creamのまとめ

  • ギラリと光るクレム1925の乳化性クリーム版
  • こだわりの英国製、香りも上品でGOOD
  • 染料仕様なので補色力にも期待大

ということで革靴のみならずシューケアにも英国製にこだわりたい人にはピッタリなアイテムではないでしょうか。あのノーサンプトンで使用されているクリームを使っている!そんな気持ちも味わえること請け合いです。(笑)

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