成長期の子供には、足に合った靴を履いてもらってたくさん遊んでほしい!
そんな想いを持つ親御さんは多いと思います。
もちろん私もその一人。少しでも楽しい気持ちで、そしてより元気いっぱい遊べるように。
1人の靴マニアとして最大限できることはやはりスニーカーを適宜買ってあげること。笑
今日はそんなクツマニアが選んだニューバランス、IO313のサイズの選び方やその機能についてご紹介したいと思います。
ニューバランス IO313
ニューバランスというスニーカーブランドは聞いたことがある方は多いと思います。
しかし、その起源となるとわかる方はかなり少ないのではないでしょうか。
実はニューバランス、元々は矯正用のインソールからスタートしたスニーカーメーカーなんです。
(我が家でも大活躍の本家本元のRCP280インソール)
もちろんそのDNAは今でも引き継がれており、とにかく「人の足に寄り添ったスニーカーづくり」を続けています。(MADE IN UKやMADE IN USAで高いだけの靴を作っている会社ではないのです)
その思想はキッズ用スニーカーにも惜しみなく注がれており、専用ページが作成されているほど!
- サポート力(Supportability)
- 屈曲性(Flexibility)
- キッズ専用ラスト(Last for Kids)
- ハーフサイズ展開(Half Size)
サポート力(Supportability)
子供たちの足を守るため、靴全体で足をサポートするつくりとなっています。
長い歴史の中で培ったアッパー構造、そしてしっかりとしたヒールカウンターにより子供達は心地よいホールド感に加え、歩行時や走行時にしっかりとした安定感を感じることができます。
屈曲性(Flexibility)
まだまだ発達途上の足を正常に、自然に屈曲できるようフレックスグルーブテクノロジーを採用。
子供の筋力でも簡単に曲がる柔らかさだけではなく、足全体の動きに合わせてシューズの先が曲がるように設計されているんだとか(!)
キッズ専用ラスト(Last for Kids)
一般的にニューバランスはSL-1とSL-2という二つのラストがありますが、キッズ用ではさらに別の子供専用木型(ラスト)でスニーカーが作られています。
靴好きの方なら、このラストの重要性は強く認識されているのではないでしょうか。
そしてお子さんの足があまりにも大人の足と違うことにも。
土踏まずにはアーチといえるほどの骨格となっておらず、指先周りもグニャグニャ。これならよく転んでしまうのも納得…。
そんな子供達ならではの足の形、いわゆる幼児用にニューバランスはラスト設計しています。
つま先にゆとりを持たせながら、適度な反りを付けることでできるだけ転びにくい設計に。
これは少しおもしろい話で、実は同様の傾向は軍隊用と言われるミリタリブーツにも通ずるものがあります。
行軍中に足が痛くなっては困りますから、少しゆとりあるつくりに。
そしてつま先が引っかかりづらいようにトゥスプリングは強めなんだとか。(!)
ハーフサイズ展開(Half Size)
大人用の靴では0.5cm刻み、すなわちハーフサイズ展開は普通ですが、実は子供用だと1cm刻みしか用意されていないことも結構あります。
ですが、さすがは足のこと考えるニューバランス。子供用でも大人向け同様にハーフサイズ展開があるので、お子さんの足の成長に合わせて大き過ぎず、小さ過ぎない靴を選ぶことができます。
大きすぎたり、小さすぎるとどうなるの?
足に対して靴が小さ過ぎると、足が変形します。
歴史の勉強で中国の纏足といえばすぐにイメージがつくと思います。
反対に足に対して靴が大きすぎると、転びやすくなったり、足のケガをしやすくなります。
これは靴のなかで足をしっかりとホールドできないこと、身体に対して靴が大きすぎるて感覚を間違えることが大きな原因です。
一方で子供の足はどんどん成長しますから、サイズ選びは悩んだら大きめで良いと思いますよ。
ハーフサイズ上げをチョイス
今回、今まで履いていたニューバランスが16.0cmでした。
17.0cmを選ぼうかなと思ったのですが、実際に履かせてみるとかなりデカイ。
活発な男の子の場合は、あえて+1.0cm程度のを選び、動き過ぎないようにすることもあるんだとか(又聞きですが)
我が娘は運動神経が良い方ではありませんから、少しでも足元をサポートしたく、適切なサイズを選ぶこととしました。
(ちょうどフットプリントが指先に近づいています)
サイズ替え時のフットプリント
捨て寸が5mmを切ったフットプリント。
もうここまできたら新しいスニーカーの購入時でしょう。
お子さんと一緒にパソコンで選んだり、店舗に直接遊びにいくのもOK!
どっちを選んでも絶対喜んでくれること間違いなし。
でも、カラーはお子さんに選ばせてあげましょうね!笑
インソールに足を載せてチェック
お店でも同じことをしたのですが、写真を撮っていなかったのでもう一度。笑
靴下を履いた状態でも1.0cm程度の捨て寸がありますから、ちょうど良いですね。
余談ですが、保育園や幼稚園では上履きにハーフサイズ展開がないこともあるそうです。
そんなときは中敷きを外して調整するんだとか・・・。
インソールで靴の履き心地はかなり変わることを知っている自分としてはなかなかにビックリしたエピソードでしたね。
ニューバランスIO313スニーカーは走りやすい!
スニーカーを新しくしてからというもの、一気に走りやすくなったのかどちらかというとインドア派の娘は外に出たがることが増えました。
走るだけではなく、積極的にアスレチックに挑みますし、挑んでいる最中も積極的に足をかけにいく機会が増えたような・・・?もしかしたら単純に成長しているだけかもしれません。笑
いずれにしても足にピッタリとフィットしたスニーカーは子供達の日々の生活に良い影響を与えることは疑う余地がありません。
(運動会に向けて妻とダッシュする我が娘)
子供が笑顔で思いっきり走ったり、遊んだり姿を見るのは親として本当に嬉しいこと。
できること、できないこと色々ありますが、できることは少しでもサポートし続けてあげたいなと。
唯一の気になる点は?
ただ、唯一の気になる点としてはニューバランスは原則スエードですから少々汚れやすいのは致し方ないですね。笑
とはいえスエード素材は原則として柔らかく、それが靴の柔軟性に役立っていますから、そこはトレードオフの関係かなと思います。
子供の靴は汚れてなんぼ!ですしね。
(まだまだ走り続けるニューバランスIO313を履いた我が娘)
キッズ用スニーカーIO313のまとめ
ということで本ブログ記事では、ニューバランスの子供向けスニーカーIO313をレビューしました。
整形靴から生まれたスニーカー業界のリーディングカンパニーが作った子供用運動靴。
キッズたちのための機能がたくさん詰まっていて、親としても安心安全を感じられるナイスな一足だなと思います。お子さんの運動ライフにピッタリですよ!
- あのニューバランスが子供専用に作ったスニーカー
- 指先は広めで、足の成長を阻まない!
- 大人向け顔負けのNEWBALANCEならではの工夫が沢山!
ブログ内を検索する!