ロンドンでMTOしたあいつがやってきた。
昨年、大変楽しんだイギリス旅行。大好きなチャーチのフラッグシップショップ「Church’s Jermyn street店」でわざわざ現地MTOした思い出の一足がついに到着しました。
前回同様イギリスの輸送会社TNTで着弾。ばっちり関税もお支払いいたしました。笑
過去記事:【旅行記】ロンドンのジャーミンストリート。その2(チャーチでMTO編)
遠いロンドンの地からやってきた段ボールをいざ開封!
段ボールの中にはなぜか3つ箱が入っていますが、今回は右上にうっすらと品番が書いてあるシューズボックスを開封します。
シューズボックスは通常タイプ
MTOで生産されたばかりのはずなのにずいぶんと年季が入ったシューズボックスが出てきました。笑
さっそく開封すると、、、おおおお??もうすでにスゴイ色味の側面がチラリと見えています!
Church’s Diplomat R Walnuts Nevada Calf 80G last173
こちらが今回届いた靴です。
まずはオーダーシートを再確認します。
MTOのオーダーシート
メーカー | チャーチ Church’s |
型式 | ディプロマット Diplomat R |
ソール | ダイアモンドソール Diamond sole |
ウェルト | フラットウェルト Flat welt |
カラー | ウォルナッツブラウン Walnuts Brown |
サイズ | 80G |
ラスト | 173 |
眺めてみてすぐに思いました。
「随分ととんでもない靴がやってきたなぁ」と。ちょっとばかり美し過ぎます。前回の友人が購入したディプロマットや私がMTOしたチェットウィンドもそうですが、ここ最近のネバダカーフは非常に美しいと思います。
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ディプロマットのディテールに迫る
トゥキャップ
靴の顔とも呼べるキャップ部分には素晴らしくエレガントなメダリオンが施されておりウォルナッツネバダカーフの色味も伴ってもう最高の一言です。
あえてワックスをかけたくない感覚が沸々と・・・。
土踏まず
しっかりと適度に絞り込まれた土踏まず部分。
この光沢感からも革のしなやかさが伝わってくるようです。
側面から
もはや芸術品と呼べる精巧なパーフォレーション。
これからどんなエイジングが待っているのか楽しみになってきます。
ヒール
すらりと収まったヒールカップ。
後ろからのアングルでもそのエレガントさは弱まることを知りません。
職人によりアンティーク加工
横顔。おそらく出荷前に相当磨きこまれたのがわかるくらい全体的に輝いています。
チャーチの公式シューケア動画では靴全体にもポリッシュをかけていたのでその手法が使われている可能性が大ですね。
そして適度に濃淡をかけられたアッパーはもはや芸術の域といっても過言ではありません。これぞネバダカーフ!ですね。
皴を入れたくない。そんな気持ちにさせられるほどの仕上がりです。
ソール
気になるソールは多少の水たまりなどを気にしなくて良いチャーチ特製のラバーソール、ダイヤモンドソールを選択しました。
このダイアモンドソールはチャーチのレディースモデルによく採用されているタイプで、ダイナイトソールと違いシングルソールで軽やかな足元を演出してくれます。
上から見た図
とにかく持ったときのつま先までの流れ、そしてネバダカーフのウォルナッツカラーの色合いが凄まじく美しい。
通常こういった茶系の靴はエイジングだったり、自分で色味を付けたりして楽しむ方が多いと思いますが、今回のこの靴に限ってはできればこの状態をキープしたい!どうしたらいいんだ!とそんな気持ちで一杯です。本当に参りました。笑
チャーチのMTOを受けとった感想
ということで、ひょんなことから始まったチャーチ大好きライフもこの靴を持って一旦終了となります。合計3足もMTOしてしまうとさすがに欲しい靴もほとんども揃ってしまいましたし、ファクトリーストアなどで手に入れたチャーチ達はもはや日々のローテーションを回すのに十分な数が揃いました。
後は全員共にとしっかりと日々を歩んでいきたいですね。(雨雪用靴はもう1足狙っていますが)
とにもかくにもチャーチ最後の一足が本当に素晴らしい靴で良かった!
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