英国が生み出した超絶お洒落ジャケット”Babour Bedale”
高品質なエジプト綿のコットンクロスにたっぷりと防水オイルを含ませたオイルドコットンジャケットと呼ばれるもので、その圧倒的防水性により英国市民の方々に長きに渡り愛されている上品なアウトドアジャケットです。
国民的な人気を得るには何も機能性だけではありません。バブアーのオイルドコットンジャケットは英国王室御用達の証となるロイヤルワラントを現在獲得できる最大数となる3つも獲得しているのです!
ロイヤルワラント(英国王室御用達制度)について
エディンバラ公、女王陛下、ウェールズ皇太子とすべてのロイヤルワラントを獲得したジャケット。ちなみにこのロイヤルワラント(王室御用達)は5年に1度、厳しい更新審査が行われることでも有名で決して一度獲得すればそのまま永年継続とならないため、英国製品の品質を図るにはかなり確度の高い情報となるそうです。
そういった側面からも英国市民に愛されているんでしょうね!
バブアーのオイルドコットンについて
もともとは水夫、湾岸労働者、漁師など海で働く男たちに向けて作られたオイルドクロスが始まりのこのジャケット。Gore-Texなどが存在しない1800年後半では極めて画期的な防水ジャケットとなったバブアーはその耐久性も相まって一気に高い名声を獲得したのでした。
ちょっと毛羽立った雰囲気が独特の生地感が特徴的なオイルドクロス。経年により防水がオイルがやや抜けたりしてこれまた良い塩梅になるそうで、今後の変化が楽しみな一品です。
Barbour Bedaleの防水性を試す。
約200年前に生まれたバブアーのオイルドコットンジャケット。
漁師や湾岸労働者が使うレベルの防水性を誇るということでかなり期待できます。
さっそくその実力を測っていきたいと思います。
防水テストの手順
今回の防水テストは下記手順でやってみようと思います。
雨や雪だと水分以外の要素も出てきそうですしね。
- 水を入れた霧吹きを噴射する
- キッチンペーパーで水滴を拭く
- どのくらい水が残っているか確認する
はてさて一体どんな結果になるのか…。
1.水を入れた霧吹きを噴射
水をたっぷり入れて霧吹きで(笑)
ブシャーッとかけていきます。かけた時の音から少し弾いている感じがあります。
どうやら水は浸み込んでいないようです。
オイルドクロスの上にしっかりとした水玉が残っています。
流石は防水性と通気性を両立させた最高のエジプト綿にオリジナルな防水オイルを施したジャケットです。
2.キッチンペーパーで水滴を拭く
タオルやティッシュペーパーだと繊維が付いてしまうのでキッチンペーパーで水滴を拭いてみることにしました。果たして…。
3.どのくらい水が残っているか確認する
綺麗さっぱり水滴がなくなりました!
もちろんオイルドクロスに水が浸み込んでいる様子もなく、完全にドライな状態です。
これはすごい!油分を含ませたジャケットというのはここまで防水性を発揮するもんなんですねえ。200年前から歴史が続くジャケットにはやっぱり続く理由があるようです。
オイルドクロスの注意点
数百年前から使用されているこのオイルドクロスですが、もちろん何でも大丈夫というような鉄壁な代物ではありません。
例えば防水オイルの匂いは人によってはあまり心地よいと思わないものですし、生地自体に防水機能があるわけではなく防水オイルを含ませることによって機能を獲得していることもあるため、そのオイルはジャケット以外のモノに移ることがあるんです。
そのためバブアーの注意書きには車のシートなどに移染する可能性があるので電車や自動車に乗る際は気を付けてください。保管する際はほかの衣料に移染するのでジャケットを裏返して保存してください。とまで記載されているのです。
トラディショナルなアイテムはお手入れや取扱が大変な一面がありますね。(笑)
まとめ
雨に弱いはずのコットンジャケット。
しかし英国200年の歴史を誇るオイルドクロスによって素晴らしい防水性と機能性を獲得したバブアービデイル。
スーツスタイルのみならずカジュアルスタイルにも合うこのジャケットはどうやらカッコ良さだけではなく機能性でも死角はないようです。
バブアービデイルSLのサイズ感はこちらから
バブアーのビデイルには2つの規格があります。
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