JMWESTON(ジェイエムウエストン) パリサントノーレ店でシグニチャーローファーを購入する。 | ミウラな日々

JMWESTON(ジェイエムウエストン) パリサントノーレ店でシグニチャーローファーを購入する。

※当ブログには広告が含まれています。

今回のパリ旅行でまず訪れた靴店がJMWESTON(ジェイエムウエストン) サントノーレ店です。

妻とお揃いのローファーを購入するのが目的でした。

場所は様々なツアー会社が集中しているオペラガルニエ地区とコンコルド広場を繋ぐ真ん中あたりにあります。オペラガルニエからは歩いて10-15分程度でしょうか。

 

サントノーレ店はその名の通り、サントノーレ通りという少し狭めの路地にあります。近くにはTUMIやOMEGAなどのショップもありますよ。

 

JMウエストンパリサントノーレ店訪問の目的。

まずこのフランス旅行でのウィッシュリストの一番上に記載があるのが、このJMウエストンのシグネチャーローファーでした。今回の旅で当分海外旅行は控える予定の我々ミウラ夫婦、「せっかくだから二人で育てていける革靴なんてあればいいね~。」なんて話していたところ、ちょうど妻がこのローファーを雑誌で発見したのです!

そこから話は早いもので、私も父のリーガルのローファーを借りるようになり、ローファーの良さに気づき始めていたこともあってちょうど一足ぐらい所有したいと思っていたのも要因となり、すぐに色も決めることになりました。

そこで満場一致(といっても二人ですが)でブラウンボックスカーフのシグニチャーローファーが見事選ばれた訳なんです。

JMウェストンシグニチャーローファーとは。

アッパー、ソール、ライナーなどすべての素材を超一流の天然素材を使って非常に美しい靴を創るメーカー、それがJ.M.WESTONです。

このローファーはJ.M.WESTONの創業者の子息が米国での革靴修行時で衝撃を得た靴(ローファー)をフランス人風に仕上げた一足で、手縫いのモカ縫いが素晴らしく特徴的で現代のローファーを代表する一足といっても過言ではありません。

ピッタリとフィッティングしたこの靴が履きこなれた後にはまさに「第二の皮膚」として足元をサポートしてくれる。そんなローファーです。

http://www.jmweston.fr/jp/mocassin-180-cuir-veau-box-marron-bergeronnette

フランスではブラウンではなくマロンと呼ばれているみたいですね。レシートもマロン表記でした。

 

まずはJMウェストン公式ゲージで私の足を計測!

早速このためにわざわざカバンに忍ばせてきたローファー用ソックスを装備!

右足が7.5、左足が7.7程度でした。相変わらずスーパーワイドだのなんだのと足の幅を指摘されます(笑)

気になるJMWESTONパリの店員がフィッティング時に持ってくる靴はどのくらいのサイズなのでしょうか?

 

JMWESTONパリの店員が持ってきたのは7Eと7/D

本当にきました。ウェストンフィッティング。

ゲージは7.5を指しているのになぜ7を持ってきたのだウェストン。(笑)

捨て寸とかそのへんどうなんでしょう。

※実は店員はとても正確なサイズを持ってきていました。ウェストンはオリジナルサイズを展開しているため、実際にUKサイズとUSサイズに換算したサイズが靴箱に記載されています。ローファーの場合、7はUK8。まさに私のサイズだったのです。

 

まずはシグニチャーローファー7Eをフィッティング。

もういきなりギチギチなのがわかります。

店員さんにたぶん壊れるからやめよう。と伝えても「It’s OK!Try on!!」とスーパー笑顔で押してきます。いやだから、幅広なんです私の足は・・・!(泣)

というものの物は試しなので無理やり入れてみます。入りました。

一応は入りましたが、これは無理。まだ立っていないのにもう血管切れそう。(笑) タイト過ぎることを伝えて7/Dを試すことにしました。

このタイミングで7/Eも持ってきてくれました。

 

つぎにシグニチャーローファー7/Dをフィッティング。

さあ、次は7/D。ウィズが狭まり長くなります。大抵の本格靴の場合はレングスが上がるとウィズも上がるので、このパターンだと7Eと同じウィズで長さが伸びた靴となります。

気になる履き心地は・・・うーん、これがウエストンフィッティングな気もする?

店員さんはフィッティングが合ってかなり満足そうですし、「これが君のサイズだよ!」とまた言ってきます。

ですが、これまでの経験から幅広ラストなら通常ウィズでOK(ALDENのバリーや、チャーチのシャノンに使われる103、パラブーツなど)、通常幅ラストなら幅広ウィズじゃないとキツイ。というのが経験則としてあるので非常に納得がいかない。本当に大丈夫なのか、と。

 

そして、シグニチャーローファー7/Eをフィッティング。

7/Dのウエストンフィッティングに疑問を抱きながらも念のため7/Eをフィッティング。

うーん、ちょっと緩いような気もする。サドル部分には若干の圧迫感が残っています。

画面左側にある7/Dに比べるともちろんスタイリッシュさも薄く。そもそも自分が所有している靴のサイズでスタイリッシュも何もないんですけどね。(笑)

もちろん店員さんも「ちょっと緩いと思うよ、なぜなら7/Dを1か月も履けば7/Eの履き心地になるよ。」とウェストンフィッティングをオススメしてきます。ううむ。

 

シグニチャーローファー8Dはどうか?

念のため、おそらく7/Eと7/Dの中間の履き心地になると予想できる8Dも履かせてほしい旨を伝えたところ、「8はダメだ。あなたには長すぎる。これまでのやりとりから7/Dか7/Eを選ぶ必要がある。」とまったく譲ってくれません!(笑)

ここまで頑なにそして自信を持って言ってくれるとすっかり店員を信頼してしまいます。根拠ある押しにはかなり弱いほうの私。

 

 

出した答えは・・・。

結果、悩みに悩んで出した答えは「7/D」でした。

レングスはどうしようもないとしてウィズに関しては確かに伸びます。

せっかくJMウェストンの本場、フランスはパリでフィッティングしてもらったのですから店員のジャストフィットを信じてみることにしました!

左側が7/D、右側が7/Eです。

こうして並べるとかなり幅に違いがあることがわかりますね。

 

7/Dのスタイリッシュなフォルムに心を決めたときの1ショット。

しかし、これがいつも通りの悲劇を生むのでした・・・。

 

次はJMウェストン公式ゲージで妻の足を計測!

さて、次はなかなか珍しい?女性のフィッティングの様子をお送りします。

と言っても足の大きさが小さいだけで基本的には一緒です。

唯一ほかのブランドと異なるのはレディースモデルでもしっかりとウィズのバリエーションが用意されている点です。

ちなみに普段パリで接客するレディースサイズよりも足があまり小さかったのでしょう、ゲージぎりぎりな足に店員さんも苦笑していました。(笑)

 

シグニチャーローファー2/Dをフィッティング。

取り急ぎ店内に在庫があった2/Dのブラックを試着。

サドル部分は圧迫感もあまりなく、ちょうど良いそうですが、少し歩くとカカトがカポカポ抜ける。これはレングスがまったく合っていません。

さてどうするか?パリ滞在時間は限られているし、サイズも2Dでほとんど間違いない。しかし在庫は無い。

なので、「2Dで間違いないから日本に送れますか?」と聞いたら「フィッティング無しで売ることはできない。必ずフィッティングが必要だ。」とやっぱり譲らない。個人的にこういう絶対の自信がある人は大好きです。ガッチリと信頼してしまいました(笑)

とはいうものの、このままでは妻と一緒にローファーを購入するという目的は達成できません。色を変えるか?うーん、このブラウンカッコいいしなあ。なんて考えていると、、、。

 

ここできました靴好きのパリ旅行記で必ずと言っていいほど出る多店舗取り寄せ技!「2Dを1時間で取り寄せるから1時間後にもう一度きてくれないか?」

その言葉通り、1時間後には2Dのローファーが鎮座していました。

 

シグニチャーローファー2Dをフィッティング。

実際に履いてみるとどうでしょう。「シュポッ!」お、いい音!

見た目的にも素晴らしくフィットしている感じがあります。

 

妻的にもかなり満足そうです。気になるのはサドル部分(足の甲)が強烈に痛いということでしたが、それ以外の部分(つまさきやボールジョイント)についてはちょっとキツイくらいということでこのサイズに決定!

ちなみに小さいサイズほどウィズを上げたときに大きく影響が出るらしく、2Eはスカスカだろうとのことでした。

 

無事に夫婦etシグニチャーローファーを達成!

なんとか数時間に及ぶフィッティングと取り寄せのおかげで夫婦で同じ色の同じローファーを揃えることができました。これからこの2足がどう育っていくのか、とっても楽しみです!

 

ついでにマロンブラウンカラーのクリーム、ワックス、さらには専用ブラシまで買ってしまいました。レシートを見てブラシは完全に選択ミスだったと後悔しましたがこれも思い出、クタクタになるまでこのブラシを使い込んでやります。(笑)

これから十数年、色々なシーンでこのローファーたちと共に歩んでいけたらいいなあと願って止みません。(豪雪地帯だし、レザーソールですが!)

気になる現地価格は?

製品名 円(/€130) VAT還付額考慮(*0.9)
180シグニチャーローファー 575 74,750 67,275
シューツリー 80 10,400 9,360
クリーム(マロン) 19 2,470 2,223
ワックス(マロン) 16 2,080 1,872
馬毛ブラシ 65 8,450 7,605

ローファーの国内価格が95,000なので、約30%オフといったところでしょうか。

フランス、パリでJ.M.WESTONに訪問シリーズ

ブログ内を検索する!

タイトルとURLをコピーしました