突然ですが、こちらが私のシューズラック(Before)です。
ラックと言うにもおこがましいくらいの状況。
ウォークインクローゼットの下に靴達をただ置いているだけです。
新天地に引っ越してからというもの「その内何とかしよう。」なんて思ってたら当然の如くただ時が過ぎていきました。(使い勝手は意外と悪くなかったという点もあったり)
もちろん一時しのぎのつもりだったので、奥側はチャーチのシューズボックスを置いて手前には適当に買ってきた長い敷物を敷き、床が汚れないようにしつつ立体感なんて出しちゃったりしていました。
しかし、先日ガッツリ楽しんだフランス旅行で新しい靴達を3足も迎えた結果、ついにこの仮設シューズラックも定員超過となってしまい、クローゼットは閉じることすらできなくなり、妻にも「何とかして~」と言われ、ついに重い腰を上げるに至りました。
シューズラックに求めるもの
一般的な人がシューズラックに求めるポイントはそれほど多くは無いと思います。
- 安くて
- 収納力があって
- もちろん靴を入れる向きはどうでもいいし
- できればコンパクトでカッコイイ!
こういったポイントが多いと思うのですが、我々革靴LOVERはそうはいきません。
老舗のエレガントなシューズラック
なぜなら、普段見ているシューズラックといえば・・・。

Edward Green

J.M.Weston

Church’s
と、このように歴史あるブティックで素晴らしい陳列がされたシューズラックを体験してしまっていることもあって、どうせなら自宅でも「あのブティックな雰囲気に近づけたい!」というのが本音になるのではないでしょうか。
自宅シューズラックの条件
そうなると私が思うに下記のポイントが革靴LOVERが求めるものとなります。
- 靴が正面を向いている
- 靴と靴の距離が程よく空いている
- 2段以上ある場合は、各段の高さに余裕がある
- 一目で所有している靴を見渡すことができる
こうなるとなかなか市販のモノで条件に合うシューズラックを見つけることが難しくなってきます。お手軽にカスタマイズできるメタルラックという選択肢もありましたが個人的にはどうしても自宅感が出てしまうので避けたい思いもありましたし、私の場合はさらに高さの制約があったのでさらに難航してしまったのでした。
ついに見つけた理想のシューズラック
そして構想開始から約4か月。先日、待望のマイシューズラックを迎えることになりました!
あれ、メタルラック・・・?
・・・
お?
・・・
はい、今回設置したのはニトリのカラーメタルラックです!(ずっこけ)
収納力抜群で安いシューズラック
ということで、こちらが待望のNEWシューズラックです。
だいぶスッキリしました。というかやっとまともな風景になりました。
完全に自己満MAXですが、勝手に解説させてください。(笑)
NEWシューズラックをご紹介
まずラック左側です。
上段は立てて置く系のシューケアグッズ置き場です。レザーバームローションやソールトニック、コバインキ、スエードスプレー系ですね。
関連記事:レザーバームローションの使い方は汚れ落としで決まり!?
中段は雨用シューズ。左から、Edward Green Dover、Church’s Stratton、Paraboot William。ドーバーは未だに履き慣らし中なのでそろそろデビューさせたいところ。素材的にクールビズ終了と同時にデビューかなと思っています。
下段は雨雪用シューズ。左からChurch’s Ketsby(スエード)、Houston、Grafton(シボ革)。
そして向かって右側に移ります。
こちらは晴れの日用とカジュアルがメインです。
上段がカジュアルシューズ。左からJ.M.Weston 641Golf、J.M.Weston 180Loafer、ALDEN54321
中段が晴れの日用シューズ。左からChurch’s Diplomat、Chetwynd、Consul
下段が同じく晴れの日用シューズ。左からJohn Lobb City2、ALDEN54332
左側手前はシューケア用品置き場としています。
すぐに取り出しやすいように右の箱がクリーム関係。
左側はワックスとその他の磨く布などですね。
右側手前はブラシ置き場。
クリームもブラシも直感ですぐに取り出せるようにしたいと考えた結果このような設置になりました。引っ越したら通用しないだろうなあ(笑)
中央奥のブラシはほこり取り用ブラシで、左下の革がキップ革のシューケアマットです。
レザーマットは仕事から帰ってきて靴を仕舞う時にも大活躍!
シューツリーに入れるときにちょっとした置き場所ほしかったんですよね~!
気になるお値段
今回ニトリで購入したのは下記アイテムとなります。
・75×30cm カラースチールラック白 2段 ×2
・75×30cm カラースチールラック白 追加棚 ×2
・75×30cm メタルラック用リバーシブルボード ×2
・75×30cm メタルラック用PPシート ×2
総額約14,000円です。(最大18足収納可能)
*1セットあたり9足の革靴を収納することができます。
革靴保管に役立つちょっとした工夫
実はこの写真には2つのギミックが仕掛けられていました。
天板をつけておきました
まず1つ目は天板の存在です。将来転勤により引っ越した際、このラックを居間などにおかざる得ない状況がくるかもしれません。そういった時に花瓶などが置けるよう天板も用意しました。ちなみにこの天板、ひっくり返すとダークブラウンカラーになるので家具の状況によってあっという間に色変えすることも可能です。
透明シートは必ず敷く
2つ目は、透明シートの活用です。私はどうしてもメタルラックを利用したくないもう1つの理由として下段に砂やホコリがどうしても落ちてしまうことがありました。いくら玄関で砂を落としたとしても限界があります。それが下側にあるアッパーやインソールに入って傷がついて・・・考えたくもありません。しかし、そのリスクはこの透明シートによって一発で解決することができました。
色味は狙って白を選択
色については黒と迷いましたが、一般的な住宅の壁が白い点と先の天板の活用で他の家具との親和性もかなり高いだろうと見込んで白にしました。黒い色を使いすぎると部屋が狭く見えてしまいがちですしね。
http://www.rafuju.jp/mag/post_48/
クローゼットも閉じるように。
こんな状態だったのでクローゼットも閉めることができなかったのですが、今ではスッカリ・・・
綺麗に閉じれるように!(当たり前ですね)
そして少しでも開けると心ときめく男の世界が広がるようになりました!
もう少し広かったらライトを付けて、作業用テーブルを持ち込んで、自分だけの靴磨きスペース!?なーんて妄想が広がります。(笑)
紳士靴用シューズラックの寸法について
大抵のシューズラックは女性用か靴の詰め込みを前提として製造されているので紳士靴用と考えると帯に短し襷に長しというものが多いです。
ということで、私がシューズラックを探していたときの寸法を参考値として共有します。
各段の高さ
最低20cmが必要です。
20cmより低いと、つま先を前にして置いた場合に非常に出し入れしづらくなります。
※今回は追加棚を1段加えることで高さを調整しました。
横幅
70-80cmが理想です。
60cm台だと紳士靴は2足しか入らない場合が多いです。
70-80cmあれば3足を余裕を持って入れることができます。
奥行き
30cm程度あれば良いです。
紳士靴の縦寸は28-32cm程度が中心です。スリムタイプで奥行きが20cmしかない場合だと短すぎて置きづらい可能性があります。
つっぱり棒タイプを選べば省スペースのシューズラックに。
ちなみにこちらは別の例として、
靴好きの友人が使用している「つっぱり棒タイプのシューズラック」です。
とにかく省スペースですし、レザーソールにカビが生える心配もないのが良い点なんだとか。

どうしてもシューズラックを置くスペースを確保できない人はこちらを検討するのも良いと思います!
まとめ
つらつらと書いてきましたが、まとめるとシューズラックを導入して良かった点はこちら。
- 自分なりに考えて考えて構築するシューズラックは子供のときに秘密基地を作る感覚に似ていてとっても楽しい!?
- 毎日のシューライフクオリティ(SLQ)もガンガン上がって仕事の効率も急激UP!?
- 奥さんも革靴の魅力に気が付きやすくなってさらに理解してくれるかも!?
と良い事づくめの可能性がありますので、ぜひオリジナルなシューズラックエリアを構築し、さらに幸せなシューライフを掴んではいかがでしょうか?
(終わり)
革靴の磨き方はこちらをご覧ください。

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