本日はこの旅はじめてとなるツアーに参加する日。
入場に時間がかかるノートルダム大聖堂とルーブル美術館に優先的には入れる日本語ガイドツアーです。
これまでアカデミックな話題とはかけ離れた旅を楽しんできた我々二人。
本日はパリを代表する歴史的建造物をテーマにプロフェッショナルなガイドさんからガッチリ学んでいきたいと思います。
パリの朝はクロワッサンで決める
昨日の最後に購入した超美味しいクロワッサンをカッフェで流し込む朝。
バルコニーからふと顔を左に向けると壮大な凱旋門が視界に入ってとても優雅な気持ちに。
トレビアーンな感じで本日も良い旅が期待できそう!
平日のパリは超渋滞
昨夜の疲労のせいかやや起きるのが遅かった我々二人。
とは言うもののお互いにいい年の社会人なのでツアー開始前10分前に着くようにホテルを出発できました。完璧です。
しかーし!
我々は知らなかった、パリの平日朝のラッシュのことを・・・。
全然進まない車列。焦る三十路二人。そして我々より焦り始めるUBURの運転手。
刻々と迫るツアー開始時刻、阿鼻叫喚の現場と化した車内(言いすぎ)
とはいうものの、我々以外にも朝の渋滞ラッシュにハマった人がいるだろうと大変希望的な観測をしながらツアーカウンターにダッシュします。(泣)
結局10分前ではなく10分遅れでツアーカウンターに到着しました。
が、なんと奇跡が!
「あぁ、良かった。お二人しか参加者がいなかったのでどうしようかと思っていたんですよ」
こんなことあります?笑
団体ツアーに遅刻したと思ったらプライベートツアーが始まっていた!何を言ってるのかわからねーと思うが、頭がどうにかなりそうだった・・・。催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったのです。
ツアー開始
やっぱりガイドツアーは良い
マリアさんは旦那さんが日本人の方で、日本にも住んでいたことあるため日本語がとっても堪能。
お互いに自己紹介もそこそこにパリの歴史や街の成り立ちはもちろん、観光中にちょっと気になったこともすぐに教えてくれます!これは良いツアーになりそう。
シャンジュ橋を渡りながらシテ島にあるサント・シャペル、パレドジャスティスについて学びます。サント・シャペルを見たら前回訪れたときに素晴らしいステンドグラスを堪能した記憶が蘇ってなにか嬉しい気持ちに。
ちなみに先日放送のブラタモリでも紹介されていましたがこのシテ島からパリの街は広がっていったそう。
ノートルダム大聖堂
次は定番のノートルダム大聖堂へ。
世界遺産としても有名なこの聖堂は約800年前に建造されたもの。
一応は聖堂としても機能してはいるんでしょうがもはや完全に観光地ですね。(笑)
大きなバラ型のステンドグラスと聖堂を守るガーゴイルが有名です。
パリの中心点を見逃すな!
画像真ん中やや右にプレートがあるのがわかりますでしょうか。
あれがパリの中心です。
あのプレートを踏むとパリに戻ってくることができる!ということで普段は観光客でごった返しているそうです。
が、前日まで行われていた催事場の解体工事中に中に入れず・・・キー!パリに戻ってこれなくなるじゃない!!(笑)
セーヌ川を歩く
パリジャンとセーヌ川を歩く。
なかなか良い響きじゃないですか~!(笑)
これはどの建物を誰が所有しているか教えてもらっている画。
パリの建物はほとんどが貴族の末裔の持ち物だったりするみたいです。
セーヌ川の古本市でポスターを買う!
さて!セーヌ川沿いといったら古本市!
古本に限らずお土産やポスター、古い手紙なども販売しています。
友人Zはこのポスターをえらく気に入ったのでお買い上げ!
聞くといまはない古いキャバレーのもののようです。地元ガイドの方がいるとこういった細かい情報も聞けるのが嬉しいですよねー!
ジプシーに気をつけろ!
前の二人が噂のジプシーだそう。
純日本人の我々二人には普通のパリジャンと全然見分けがつきませんでしたが、現地の人はすぐにわかるみたい。「本当に気を付けてくださいね」とガイドさんがツアー中で唯一怖い顔を見せたのがこのときでした。
アンケートなどを頼まれた要注意だそうです。
リニューアルされたポンデザール橋
さて、気を取り直して恋人の橋ことポンデザール橋に到着です。
この橋はパリのガイドブックでも有名な恋人たちの橋で、南京錠をつけることで永遠の愛が・・・ってやつです。
が、なんとカギの重み(約45トン)で橋が崩れそうになったため完全リニューアルしたそう!
重すぎる愛はダメってことですね(笑)
それでもあきらめない恋人たちの愛。
ルーブル美術館
ツアーの最終目的地、ルーブル美術館に到着しました!
ルーブル美術館は色々な入り口があるのですが今回はあのピラミッドから入場です。
モナリザを鑑賞。
まず向かったのは世界的な名画モナリザ。
ついに本物のモナリザが見れる日がくるとは…、でもすっごい人!
これはちょっと厳しいか?
と思ったのですがもはや美術品というより客寄せパンダ的な存在のモナリザ。
みんな記念撮影を撮りたいだけなので回転が思った以上にはやい!
ちょっと頑張ったら目の前までいけちゃいました。(笑)
ナポレオンの戴冠式
こちらも学校の教科書で何度もみた名画ですね。
本物がここまで巨大な絵だとは想像もしてませんでした。
こういった大型作品だと描かれた人物ひとりひとりにストーリーがあるんですねえ。
ミロのヴィーナス
締めはミロのヴィーナス像!
ここまでくると感覚がマヒしてきて感動も薄れがち・・・(笑)
元々は宮殿だったルーブル美術館
このルーブル美術館はもともとは宮殿として建てられた建物を利用していることもあり、美術館というよりは超巨大な貴族の館に遊びにきているようなそんな雰囲気が強いです。
昔のダンスフロアだったり食堂だったりする部屋のひとつひとつに展示品が収容されているわけなんですね。
そんな部屋たちも日本の感覚では想像もできないようなスケールで出来ているので昔の貴族がどれほど絶大な権力を持っていたかを知る貴重な機会ともなりました。
やっぱりプライベートツアー(違うけど)は素晴らしい!いつかまた行くときも必ず一回はプライベートツアーを入れようと固く決意しました。(笑)
そんなこんなで最後は三人で記念撮影をして解散!マリアさん、ありがとうございました!
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