フランスの靴修理店【Monsieur CHAUSSURE PARIS】

 

日本でシューリペアに革命を起こしたのはUNION WORKSさんであることは疑いの余地がないというのは靴好きの間では当たり前の事実というかほぼ常識といっても過言ではありません。

靴の修理と言えば駅の構内やショッピングモールの一角にちょこんとあったチェーン店というイメージを本場イギリスの雰囲気をそのまま持ってきた店舗に確かな技術を持つ修理職人さん達の腕、そしてそのマーケティングにより180度ひっくり返したのがUNION WORKSさん。今では靴雑誌で特集が組まれるほどの超有名どころです。

 

最高級靴読本 究極メンテナンス編 MEN’S EX特別編集

 

私ミウラ自身も靴の聖地ノーサンプトンで初めて購入したチャーチのファクトリー品にこれまたイギリスの定番だったユニオンハーフラバーソールの貼り付けを依頼したところ、とても大満足の仕上がりとなったのは記憶に新しいところです。

【ユニオンワークスでハーフラバー装着】チャーチのコンサルをプレメンテその3
レザーソールの寿命をハーフラバーで長くする。 レザーソールが使用されている本格靴はそのまま履き続けるとレザー部分がガンガン劣化していき、足に雨水などが浸透し、靴の寿命を縮めてしまいます。とくに日本のような気候だとその傾向は強いと思います。...

 

他にも靴修理店という意味では浅草のRESHさんや札幌のAnonさんなど地域に根付いた素晴らしく上質なシューリペアショップが日本で最近増えてきています。

 

しかし、上質なシューリペアショップは何も日本だけの伝統文化ではありません!

ということで今回は私がフランスはパリで出会った靴磨き店Monsieur CHAUSSURE PARISをご紹介したいと思います!

 


Monsieur CHAUSSURE PARIS

ムッシュ ショシュールはフランスパリに2店舗を展開するシューリペアショップで本店はパリの8区にある路面店です。

 

もう1つの店舗があの高級デパートプランタン(Printemps)にあるムッシュ ショシュールプランタン店となります。

 

プランタン店に訪問

今回、パリ旅行最終日にギャラリーラファイエットのセールついでにプランタンパリを覗いたらたまたま発見してしまったのがムッシュ ショシュール(Monsieur CHAUSSURE)でした。

 

滅茶苦茶オシャレな店内。

写真奥に見えるのは職人の作業が見れるよう全面ガラス張りの作業部屋。

手前にはレジを兼ねた木製のバーカウンター風テーブルがあり、サイドには様々なシューグッズが陳列されています。

 

プライスメニュー

修理代金は面白いことにあまり日本の相場と変わりありません。

ヒドゥンチャネルのオールソールレザーが145€(18,850円)

ダイナイトソールもしくはリッジウェイソールなら115€(14,950円)

つま先スチールは16.67€(2,167円)

 

靴磨き椅子

靴磨き用チェアー。

足を乗せるところがちょっとカワイイ。(笑)

ただこれ現地の方じゃないと足が届かないと思います。非アジア圏って便器の位置がやたら高くてやっぱり人種によって標準寸法は変わるんだなあと感じさせられることがあるのですが、こんなところでも現れるとは!(笑)

 

靴職人のワークスペース

 

靴修理職人の作業台。

流石フランス、鏡面磨きに使うのはエビアンのミネラルウォーターのようです。

見たことがないワックスがたくさんあります。

 

フランス産のシューグッズ売り場

流石はフランス、陳列も何かオシャレです。

日本ではほとんど展開されていないFAMACO社の製品がほとんどでした。

見たことのない商品ばかり!

 

シューレースのカラバリをここまで揃えているのは日本ではあり得ませんね。(笑)

インソールも充実しているのも特徴の一つでしょうか。

 


FAMACOのアイテムが勢ぞろい

まずはシュークリームです。

カラバリとしてはサフィールブルーラインに近いイメージで、オレンジ一つとってもこの写真のように3種類あるような形でした。5.5€(715円)

 

こちらは特殊な用途に使うクリームです。

CUIR ANTIQUE:ビンテージ&デリケート用クリーム

AGNEAU PLONGE:ラムレザー用クリーム

FA MAT:オイルドレザー&ヌバック用クリーム

SPECIAL NACRE:パールレザー用クリーム

FA MATを本当にヌバックに使って良いのか(起毛素材にクリーム?)そしてパールレザーとは何なのか。まだまだ知らない世界はたくさんあるようです。

 

 

初めてみる缶のケアグッズ。

こちらもFAMACO社のもので缶のデザイン通りビーズワックスのポリッシュでした。

 


ムッシュ ショシュール オリジナルブラシ

今回私が一番テンションが上がったのがこのオリジナルブラシです!

真ん中の馬毛ブラシがとても素晴らしかったのです。

安いし大きいし密度が高いし馬毛ですがコシがあるしで悪いところが一つもない!

 

まさかの山羊毛ブラシとの出会い

素晴らしい馬毛ブラシを発見してテンションが上がっている中、ふと下を見ると何やらフワフワな毛のブラシがあります。

うーん、、、と。

まだ所有していなかった山羊毛ブラシでした。

ハンドルは大きめで角は全て丸く削られておりブラックに塗装されており見た目は最強です。

しかも値段は19.50€(2500円)あー、これは買いです。買います笑

 

乳液タイプのデリケートクリームもあったのですが、結局馬毛ブラシ×2、山羊毛ブラシ×1を購入しました。

 


隣はJ.M WESTONプランタン店

靴修理店ムッシュ ショシュールの隣は、純正修理にこだわるJ.M WESTONプランタン店!

何となくですが純正修理の行きつく先はムッシュ ショシュールな気がしますね。笑

 

購入したブラシ

馬毛ブラシ

まずは馬毛ブラシです。

試しに黒用と茶色用に2つ買ってみましたがこれまた使い勝手が本当に良い!

ニス仕上げのブナハンドルにぎっしりと硬めの馬毛が植えられています。

価格は1つ14.50€(1,885円)

 

少しずつ茶色に染まってきた毛先。

毛の密度も申し分ありません。

 

高すぎて有名な?J.M WESTONの馬毛ブラシとほとんど同じ大きさです。

 

流石に毛の密度や質感は負けますが通常使う分には全く問題ありません。

 

山羊毛ブラシ

正式名称は「Polishing and Patent Leather Brush」

1つ19.50€(2,535円)

靴磨きでは仕上げのときに使う方が多い山羊毛ブラシです。

(私はちょっと違うのですがそれはまた今度)

先のブラシと同じようにブナ材のハンドルです。仕上げ用を想定しているためかさらに角を丸くしてポリッシング中の不慮の事故が起きないように工夫されているように感じます。

 

大きさ比較。

馬毛ブラシに比べて少しだけ幅が広がり縦が詰まりました。

 

なかなかの密度の毛先。

ちなみに公式ガイドによると山羊毛ブラシは食器用洗剤とぬるま湯でガンガン洗って良いそうです。まあ2500円のブラシなら一度は試しても・・・うーん怖い(笑)

 

まとめ

ということで、ぜひ海外旅行に行かれた際は旅先の靴修理店に足を運んでみるのはいかがでしょうか。

現地ならではのシューケアグッズを手に入れることができるかもしれませんよ!

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