革靴のケアアイテムとして欠かせないのが馬毛ブラシです。
スエードシューズの毛並みを揃えたり、オールデンのコードバンシューズを磨いたり、はたまた革靴についたホコリなどを落とすことに使ったりとその使用用途は様々。
しかし、その中でも一番多く馬毛ブラシが活躍するのは革靴についたホコリをブラッシングで落とすときでしょう。
革靴はホコリが大敵なのでブラッシングが大切。
こちらが馬毛ブラシを使ってブラッシングした革靴とブラッシングをしていない革靴です。汚れがしっかりと取れるまではいきませんが、革靴につくホコリや細かいゴミなどはほとんどブラッシングだけで取り除くことができます。
実は革靴と長く付き合うに当たってホコリなどを取り除くブラッシングはとても大事なポイントの1つです。この画像のようなガラスレザーは例外として、大抵の革靴はホコリに水分を取られていきます、その結果銀面が乾いてダメージを負ったり、あるいは取れにくい汚れに変化したりとまさに革靴の大敵となります。
そういった悲劇を防ぐためにも革靴を脱ぐ直前、あるいは革靴を磨く前、そんなときにこの馬毛ブラシを使ってお手入れするのですが、慣れてくると段々と欲が出てくるものです。
もっと大きいブラシがあれば時間短縮できるのに!と。
サフィール グランドホースブラシ(21cm)
ということで以前から気になっていた超巨大馬毛ブラシ、サフィールのグランドホースヘアブラシ(21cm)を手に入れました!価格は大体3,000円程度です。
サフィール グランドホースヘアブラシ18cmと21cmを比較
ブラシの大きさと長さ
サフィールのグランドホースヘアブラシは18cmと21cmの二つのバージョンがあります。
メジャーで測ってもあまりイメージができないと思うので手持ちの靴クリーム(サフィールノワール クレム1925)を並べてみました。
サフィール グランドホースブラシ(18cm)
まず初めにミウラがこれまでずっと愛用していたグランドホースブラシ(18cm)です。
サフィールノワール クレム1925の瓶は2.5個分くらいです。
サフィール グランドホースブラシ(21cm)
次に今回新たな仲間となったサフィール グランドホースブラシ(21cm)です。
こちらは一気に大きくなり、クレム1925の瓶は約3.5個分程度。靴クリーム約1個分も大きくなっています。
手に持って比較してみる。
おそらくシューケアメーカーが販売している馬毛ブラシで一番大きなサイズとなるであろうグランドホースヘアブラシ21cm、実際に手に持つとあまりの大きさに驚きます。しかし、これなら時間短縮はかなり図れそうです。
ブラッシング時
サフィール グランドホースヘアブラシ(18cm)
次に比較するのは実際のブラッシングのイメージです。グランドホースヘアブラシ18cmだとこういった形。靴クリームを伸ばしたりする豚毛ブラシなどとあまり変わりません。全ての面をブラッシングするにはそれなりの時間がかかります。
サフィール グランドホースヘアブラシ(21cm)
一方でサフィール グランドホースヘアブラシ21cmだとこうなりました。
もう1撫でするとあっという間に革靴のホコリが取れていきます。こりゃー良い!(笑)
玄関でブラッシング
サフィール グランドホースヘアブラシ(18cm)
最後は玄関先でのブラッシングイメージです。帰ってきたときに革靴のホコリやゴミをサッと馬毛ブラシでブラッシングしてから脱げば手にも付きませんし、革靴自体も綺麗な状態に持っていけるので良いことだらけ。
なんですが、この大きさだとブラッシングする回数を少し面倒に感じることもありました。
サフィール グランドホースヘアブラシ(21cm)
サフィール グランドホースヘアブラシ21cmならこの通り。(笑)
数回靴を撫でたらブラッシングは終了です。ホント楽ちん!1日中履いた靴から足を休める瞬間はもう目の前です。
使い分け
サフィールの馬毛ブラシが18cmと21cmの2本になったミウラは下記のように使い分けることにしました。
グランドホースヘアブラシ(21cm) :玄関用として
まず新顔となるグランドホースヘアブラシ21cmはその大きさを十二分に生かすことができる玄関用馬毛ブラシとして活躍中です。
ちなみに左に見えるのはソール用のタピール シュムッツブラシです。これがまたソールの汚れをガンガン落としてくれる優れものブラシで…!詳しくは下記記事をご覧ください。(笑)
グランドホースヘアブラシ(18cm) :靴磨き用として
そして今まで使っていたサフィール グランドホースヘアブラシ18cmは靴磨き前のブラッシング用馬毛ブラシとなりました。
どうしても保管してる間にもホコリなどは付いてしまいますからね。
靴クリームと一緒に磨いてしまうと最悪の場合、靴に傷が付きかねません。
オールデン純正ブラシの代用として。
ちなみにオールデン純正ブラシとサフィール グランドホースブラシはほとんど同じ大きさです。
毛足の長い馬毛がたっぷり詰まったブラシがほしいけど、ALDEN純正ブラシはちょっと高い…。
という人にもオススメですよ!
グランドホースヘアブラシのまとめ
ということで本ブログ記事では、サフィールの大型馬毛ブラシ、グランドホースヘアブラシをご紹介しました。
大型かつ毛が長いのでコードバンなどのお手入れや靴磨き関係にはあまり向きませんが、ホコリ取り用としては21cmの巨大馬毛ブラシは最高の性能を発揮してくれます。(主に時間短縮方面で)
玄関に常備するブラシを探している方は是非検討してみてはいかがでしょうか?
- 世界最大のシューケア会社が販売する高品質な馬毛ブラシ
- サイズが大きい割りに軽いのも嬉しい
- 帰宅直後のブラッシングにピッタリ!
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