雨の日に活躍するスコッチグレイン シャインオアレインのサイズ感と防水性 | ミウラな日々

雨の日に活躍するスコッチグレイン シャインオアレインのサイズ感と防水性

※当ブログには広告が含まれています。

スコッチグレイン シャインオアレイン

革靴に興味がある人が雨の日用の革靴を探すと必ず目に留まるのがスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)ことヒロカワ製靴のシャインオアレイン(Shine or Rain)ではないでしょうか。

スコッチグレインとは?

http://www.scotchgrain.co.jp/

日本製にこだわる人には嬉しい、昭和39年に創業されたリーガル並みに長い歴史を持つ老舗ジャパニーズシューメーカーです。

その高いレベルの製靴技術はあのフランスの高級革靴メーカーJ.M. Westonにも認められ、日本国内の純正修理を任せられるほど。

さらにはつい先日、J.M Westonのリモージュ工場と靴職人の交換留学プログラムをスタートさせ、日物の靴職人の技術交流を強力に牽引しており、まさに日本を代表するシューメーカーといっても過言ではありません。

参考:3人の若き靴職人が挑戦した「J.M. ウエストン」の交換留学プログラム(WWD JAPAN)

こだわりのアッパー

http://www.scotchgrain.co.jp/attraction/index.html

靴に使われる革を求めて社長自らが世界各国のタンナーを訪問。

有名どころではフランスのアノネイ社や日本の栃木レザーなどとにかく足を運んで本当に良いものを厳選し日本の工場で靴を製造しています。その革質は国内の靴好きからも一目置かれるほど。

 

こだわりの木型(ラスト)

http://www.scotchgrain.co.jp/

もちろん日本にこだわっているので靴を形作る木型も日本人向けを追求しています。

コンマ数ミリの調整を続け、創業時から約1万足の木型製造から作られた履き心地はまさに日本人専用といったところ。

 

こだわりのグッドイヤーウェルト製法

http://www.scotchgrain.co.jp/

そして靴の製法はイギリス靴で有名なグッドイヤーウェルト製法。

アッパーさえ無事であれば何度でも靴底を取り換えることができます。

長い間良い状態を保つポテンシャルを持つ良質なアッパーが活きる製法ですね。

 

スコッチグレインの名作をご紹介

アシュランス 3526(スタンダードグレード)

1つ目は聞いたことがある人も多いであろうアシュランスです。

スコッチグレインが誇る超ロングセラー商品。

国産の良質なカーフに加え、ソールにはラバーを埋め込んだレザーとラバーの良いとこ取りのスコッチグレインオリジナルソールが使われています。

 

オデッサ 920(プレミアムグレード)

次に有名なのがプレミアムグレードラインにあるオデッサでしょう。

少しスリムなロングノーズの木型は、最近流行りのスリムなスーツスタイルにも良く合います。

アッパーはフランスの超老舗タンナーアノネイ社が誇るベガノカーフ

オデッサはつま先に最初からゴムが仕込まれているので、レザーソールでありがちなつま先削れを気にする必要がないのも見逃せないポイントです。

 

インペリアル 960BL(エグゼクティブグレード)

最後にご紹介するのはスコッチグレインが誇る高級ライン。インペリアルシリーズです。

アッパーには高品質な皮革からしか製造できないアニリンカーフを使用。

水性染料を使用して皮革そのものの風合いを生かしたカーフです。

ソールはオイルレザーソールというオイルがふんだんにふくまれて最初から柔らかく粘りがある革底です。イタリア産の高級レザーソールはすぐに足に馴染むそう。

 

シャインオアレイン(Shine or Rain)

アッパーは国産撥水カーフ

シャインオアレインのアッパーには国産の撥水カーフが使用されています。

この国産撥水カーフ、見た目は本当に普通の良質なカーフなのですが、鞣しの段階から防水加工を施しているため、防水スプレーをしなくとも防水性能があるという素晴らしいアッパーなんです。

 

ソールはオリジナル合成SGソール

スコッチグレインのSGソール

ソールはオリジナルの合成ゴムソールを採用。

硬めに仕上げて耐摩耗性を高めつつ、主な接地面にはしなやかさを与えて靴の返りを良くしているそうです。濡れた路面への相性も良く、まさに雨の日のためのソールです。

 

ライニングにはパンチング有

ライニング部分はもちろんオールレザー。

そして少しでも蒸れが改善されるように革にパンチ処理を行っているのが英国靴などには見られない大きな特徴となります。

 

シャインオアレインの防水性を検証

シャインオアレインの防水力

さて、国産撥水カーフの気になる防水性能を見てみましょう。

水を垂らします。少し撥水していないような?

 

ふき取りました。

跡形もなく水分が取れました。やはり製造段階から防水加工をしているためか防水スプレーをしたときとは少し撥水の感じが異なるようです。

ちなみにこのシャインオアレイン、防水スプレーは逆に撥水力を落としてしまうため使用してはいけないと注意書きに記載があります。そういう意味では防水スプレーいらず!と考えることもできますね。

 

スコッチグレインのサイズ感

シャインオアレインのサイズ感は大き目

さて、こちらが実際に履いてみた図です。

私は実寸26.5cmの幅広足ですが・・・。

26.5EEEのシャインオアレインは少し大きいようです。

※おそらく26.0EEEがジャストサイズでしょう。

なので、スコッチグレインを購入される際は足の実寸からハーフサイズ下げるとちょうど良いと思いますよ!

リーガルとのサイズ比較

私が愛用しているリーガルの26.0EEを履いている模様がこちらです。

その後、スコッチグレインの26.0EEEを購入したところジャストサイズ!となりました。理由はわかりませんが、日本メーカーサイズは実寸よりハーフサイズ下げた方が良いのかもしれませんね。

 

スコッチグレイン シャインオアレインのまとめ

雨の日用革靴シャインオアレイン

スコッチグレインが雨の多い日本で働くサラリーマンのためにつくったシャインオアレイン

その撥水性能やグリップ力などはまさに足が武器のリーマンの相棒といったところ。

何度も修理できる伝統的なグッドイヤーウェルト製法が採用されているのも嬉しいポイントです。

気軽に履けるちょっと良い雨靴を探している方にオススメできる素晴らしい革靴です。

  • 名実ともに世界に認められた製靴技術で作られた本格革靴
  • 雨の日のために作られたアッパー、ソールが採用された最強雨用シューズ
  • グッドイヤーウェルト製法でつくられているから修理しながら10年以上履ける!
スコッチグレイン インペリアル2:サイズ感と履き心地レビュー|SCOTCH GRAIN 936BL
数あるビジネスシューズの中でも、スコッチグレインの「インペリアル2」はその卓越した品質とデザインで多くのビジネスマンから高い評価を受けています。 この記事では、そんな話題のシューズ「インペリアル2」の特に気になるサイズ感や履き心地について詳...

ブログ内を検索する!

タイトルとURLをコピーしました