スコッチグレイン インペリアル2のサイズ感【SCOTCH GRAIN 936BL】

大抵の人は革靴といえばリーガル(REGAL)を思い浮かべることだと思います。頑丈で質も良くて、さらに手に取りやすい価格。まさに日本のサラリーマンの味方。

ほとんどの人はこのリーガルを買い続けていく場合が多いのですが、いわゆる靴沼に半歩踏み出してしまって「もう1ランク良い革靴がほしいなあ」と思ったときに手に取るのがこのスコッチグレイン(STOTCH GRAIN)ではないでしょうか。

スコッチグレイン、別名ヒロカワ製靴は東京墨田区初の純日本生まれのシューメーカーです。日本人の足に合う革靴を作り続けており、数々の名作を生み出しています。スリムなシルエットが特徴のオデッサシリーズや、雨にめっぽう強いシャインオアレインシリーズ、さらには最上級の革を採用したインペリアルシリーズなどなど。最近ではウィスキーを使ったちょっと贅沢な靴磨き「モルトドレッシング」を推進していたりもします。

さらに先日、あのフランスのシューメーカーJ.M.Westonと次世代靴職人の交換留学制度をスタートさせていたりといまもっとも勢いのある国内メーカーの1つです。


スコッチグレイン インペリアル2

そんなスコッチグレインが作り出すフラッグシップライン『インペリアル』のバルモラルストレートチップが”インペリアルII 936BL”となります。アッパーはヨーロッパで製造されている最上級のボックスカーフを使用しており、購入直後からギラリとした輝きを放っています。

バルモラルスタイル

バルモラルというスタイルは履き口のまわりをグルリと囲むようにデザインされたステッチにあります。これが城壁のようにみえることからバルモラル(城壁)と呼ばれているそうです。意外とありそうでない珍しいデザインだと思います。

レザーソール+スコッチグレイン特製ヒール

インペリアルII 936BLには黒く塗られたレザーソールに最初からラバーチップがつけられており、さらにスコッチグレイン特製のヒールがついていることから購入直後から安心してそのまま履くことができます。レザーソールの靴であればビンテージスチールなどを付けたりしますからその手間が省けるのは嬉しいポイント。

さらにスコッチグレインのヒールは本当に削れないことで有名です。仏J.M.Westonのヒールも削れないことで有名ですがそのさらに上を行くと個人的には感じています。その分ラバーならではの粘りは弱いですが。

ろう引きのシューレース

スコッチグレインのフラグシップモデル、インペリアルのギミックはこれだけは終わりません。シューレースはなんとあの高級革靴用ブランド『紗乃織靴紐』と同様に職人によりろう引きされたゆるみづらいタイプの靴紐が標準でついています。

ライニングにはパンチングレザー

そしてそして、ライニングにも一工夫がされてます。やはり革靴というものは蒸れというものから逃れられることはできません。どんなに通気性や呼吸性に優れた皮革という素材を持ってしても化学繊維などに比べると圧倒的にムレやすいもの。しかしスコッチグレインの革靴はライニングのとくに汗が出やすいところにパンチング加工を施すことによってムレ感を和らげることに成功しています。夏場はチャーチなどに比べても本当にムレづらかったです。

専用の純正シューツリー付き!

一番嬉しいのはこのシューツリーかもしれません。サイズごとの靴にぴたりとフィットする木製シューツリーはしっかりと重みのあるブナ材で作られており、表面にはニスが塗られているので適度な光沢があって高級感を感じられる点もGOOD!

レザー製のロゴは使用期間によって段々と色味がついてきて一緒にエイジングを楽しめるのも嬉しいポイントですね。

スコッチグレイン936BLのサイズ感

さて、気になるサイズ感ですが、実寸26.5cm EEEの私ですが、26.0cmがベストサイズ!リーガルと一緒でハーフサイズ大きめの作りのようです。

ちなみに同じ木型を使用しているシャインオアレインは26.5cmで大きめでした。

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他メーカーの靴と比較

こちらは私が所有していた靴と並べてみた図です。

左から

  • リーガル 26.0cm EE
  • スコッチグレイン 26.0cm EEE
  • オールデン Barrie US8.5 E
  • チャーチ Last81 UK8.0 G

となります。

画像で比べてみるとスコッチグレインインペリアルIIはEEEながらも結構細めの足幅になっていることが確認できます。しかし、甲が少し高めの設定なので他の靴とあまり変わらない履き味です。


SCOTCH GRAIN IMPERIAL2のまとめ

http://www.scotchgrain-shop.com/category-260/black/936bl3e.html

日本を代表するシューメーカー、スコッチグレインのフラグシップモデル『インペリアルII』

ヨーロッパの最高級ボックスカーフ、ロウ引き紐に最初からラバーチップが装備されたレザーソール。さらには全然減らないヒールカップとまさに実用靴に必要なものすべてが揃っています。ライニングのパンチング仕様も湿度が高い日本にはピッタリな一足ですね。

日本生まれの良い靴をお探しの方は一度、試してみてはいかがでしょうか?