知る人ぞ知るファッションブランドshinyaofficialことシンヤさんとの出会いは、たしかSNSだったでしょうか。
もしかしたらブログ記事だったかもしれませんが、とにかくたまたま見かけたファッションを学んだ人目線からの切れ味鋭いファッションブランド批評。
Netflixのオリジナル番組「ネクスト・イン・ファッション」にハマっていた時期ということもあり、この批評が本当におもしろくてフォローした記憶があります。(やりとりを遡ると2020年!)
嬉しいことにSHINYAさんも当ブログミウラな日々を見て頂いていたみたいで、インスタのストーリーを通じて革靴やシューケアグッズ、ふるさと納税のこと・・・まあそれはいいでしょう。笑
とにかくこのブログ記事ではSHINYAのドライバーズニット「Raquel」のサイズ感などをご紹介します。
※注意:ここからダラダラとSHINYAさんとのエピソードが続きますので、サイズが気になる方は目次から飛んでください!
はじめての受注会(2022年)
なにはともあれ初めて実際にお会いしたのは2022年、友人の結婚式帰りにファッション好きな友人Zとともに受注会(展示会だったかも)に足を運んだときです。
至高のコートを探していた友人Zに「とても評判の良いファッションデザイナーの受注会があるからいきましょう!」と声をかけたのがきっかけ。
生地の素材感を生かしたゆとりあるシルエットにハマっている彼にSHINYAのアイテムはピッタリだろうなあと考えていた記憶があります。
(Granhiert black custodire gabardineだったはず)
SHINYAのWesleyの履き心地はスゴイ
服好きより靴好きな私としては、一番印象に残ったのがSHINYA Wesleyという3アイレットダービーシューズです。
土踏まずが広めにグッとサポートされつつ、指先は適度なゆとり。そしてオンオフ両方で使えるバランス感。
いわゆる有名どころの高級紳士靴はほとんど制覇してきた自負がある中でも履き心地という面では、私的には最上級クラスです。(ということは細足の方には合わない可能性もありますが)
友人Zも「履いてきたガジアーノガーリングより履き心地が良い…」と言っていたほどですから、SHINYAさんのラスト作成センスは実は相当なのではないでしょうか。
(帰り道、履いてきたコンサルの履き心地の相対的な悪さにビックリしました)
すでに気になっていたRaquel Apicem woolのBLACK
このときの写真を眺めていると、すでにSHINYAのドライバーズニットに食指が伸びていたことがわかります。笑
(実はこのときがドライバーズニットとのファーストタッチ。その後1年の間、色々なドライバーズニットを見かけましたがグッとくるアイテムとの出会いはなかった。)
グルメSHINYA情報で名古屋を満喫
段々と脱線してきましたが、ブロガー仲間のoboistさんに会いに行こうツアーではSHINYAさんからオススメいただいた名古屋飯「うな春」と「川井屋」が大ヒット。
とくにうな春はこれまでの人生で最も美味しいといっても過言ではない鰻を味わうことができ、グルメSHINYAに大感謝といったところ。
SHINYA×Oboist Leleux ニットポロシャツ
ちなみにSHINYAさんとOBOISTさんは最近コラボアイテムを発表しました。
その名も「Leleux ニットポロシャツ」
私はすでにお気に入りのニットポロがあったので手を出しませんでしたが、ニットポロ待ちだった方たちが殺到し、最低オーダー数どころか受注制限が入る状況なんだとか。
アイテムの詳細については下記リンクをご覧ください。
2023年受注会、ついにオーダー!
2023年初夏、靴磨き選手権大会を優勝した林田さんを祝う会が開催されました。
SHINYAさん、林田さん、マサさん、首藤革靴出張所の首藤さん(!)、ミウラの5人でとあるビーガンレストランへ。
色々なお話で盛り上がる中、翌月に開催される2023年の受注会の枠をマサさんと首藤さんが予約されており、私も混ぜていただけることとなったのでした。
事前にウェブサイトなどをチェックした私の狙いは昨年試着してからずっと心に残っていたドライバーズニットRaquelのダークブラウン。
もともと少しカジュアルかつ柔らかい印象のアイテムを秋冬向けに増やしたいなあと思っていたので、ダークブラウンはまさに理想のカラーと言えました。
SHINYAのドライバーズニットRaquelのサイズ感は?
私のスペックは下記。
- 身長173cm
- 体重70kg前後
- 胸板やや厚め
- 身体にフィットする服装が多め
- SHINYAサイズチャートではサイズ2(172~178cm)に該当
ぜひサイズの参考にしてくださいね。
Apicem wool サイズ2
まずは初めに試着したのがサイズ2のApicem woolのダークブラウンドライバーズニット。
しかし、SHINYAさんからアドバイスがありました。
「Apicem woolのドライバーズニットは大き目なので1サイズダウンがオススメです」
あ、確かにデカいぞ。
私がもう少しリラックスフィットの服装が好みであれば、これはこれでアリですがちょっと大きめです。
とはいえ、この柔らかなダークブラウンカラーはとても気に入りました。カラーはやはりダークブラウンで決まりです。
Apicem wool サイズ1
次に試着したのがシンヤさんにオススメされたサイズ1のApicem wool ブラック。
もうサイズ完璧ですね。
え?私そこそこ中肉中背なので1ですか?と思う気持ちはあったのですが、何度着てみてもパーフェクトなフィット感。
(実はデザイナーご本人にブログ用写真を撮っていただくというとんでもない状況)
Wool cashmere silk サイズ2
最後は新素材となるウールカシミヤシルクのRaquelドライバーズニット。
ウール8、カシミヤ1、シルク1のさらに高級感ある素材使いとなっており、加えてウール100%に比べてローゲージ(ざっくり編まれててしっかりしたニュアンス)
このウールカシミヤシルクのサイズ2の着心地と雰囲気が本当にそのときのフィーリングにピッタリで。
何度もSHINYAさんに「こっちのダークブラウンは予定ないですか?」と聞いてしまいましたw
最終的にApicem woolダークブラウンのサイズ1か、Wool cashmere silkブラックのサイズ2かで悩んだのですが、SHINYAさんMASAさん、そして首藤さんの投票も加味し・・・笑
初志貫徹のApicem Woolダークブラウンに決定!
(これで晴れてSHINJAに)※SHINYAアイテムオーナーのことだそうです。
SHINYA Raquel Apicem wool ダークブラウン ドライバーズニット
そして今冬、ついに到着したSHINYA Raquel Apicem wool ダークブラウン ドライバーズニットがこちら。
なんだか今までの自分になかった上質なアイテムが我が家に来てしまった感があります。笑
SHINYA Raquel Apicem wool ドライバーズニットの商品概要は下記となります。
サイズ表
- サイズ1 肩幅 : 40cm / 袖丈 : 59cm / 胸幅 : 100cm / 身丈 : 62cm ←173cm中肉中背はこれ!
- サイズ2 肩幅 : 42cm / 袖丈 : 61cm / 胸幅 : 105cm / 身丈 : 64.5cm
- サイズ3 肩幅 : 44cm / 袖丈 : 63cm / 胸幅 : 110cm / 身丈 : 67cm
※伸縮性がかなりありますので、size1が1~2、size2が2.5~3、size3は大きめに着たい方や筋肉がしっかりされている方向けになります。とのこと。
ディテール
- Apicem wool カシミヤと同等の繊度のウールを原料にした糸を度詰し、編んでいるのでチクチクすることなく滑らかな肌触り、かつ耐久性があります。最初の状態より、着込んでいくうちに風合いがより良くなってくるかと思います
- EXCELLA® fastener 使い込むごとにスライダーの動きが滑らかになっていきます。
- Little relaxed fit 身幅、アームホールは少しゆとりを持たせていますが、ウエストにほんの少し絞りを入れているので、リラックスした着心地ながら、シュッとした感じが出るかと思います。
- Neck shape ネックは低くせずに、長さと形で全て閉めても顎にあたりづらいようにしています。
とにかく柔らかいApicem wool
まず初めに気が付くのはApicem woolの柔らかさと逞しさ。
ただフワフワとしているだけではなく長い時間きても耐久してくれそうなしっかり感も感じる絶妙なバランス感と思います。
ジッパーを上まであげても首が楽なネックシェイプ
一押しポイントのひとつでもあるネックシェイプは、確か工夫されていることを感じられる仕上がり。
私は首の苦しさを理由にジッパーを途中まで上げるスタイルをした結果、癖づいたりするのが嫌だったりするのですが、SHINYAのRaquelであればずっとジッパーを上げっぱなしでもまったく違和感がありませんでした。
これがパターンの妙なのかと一人感心する有様。笑
腕時計を邪魔しない絶妙な袖周り
服好きや靴好きは大抵時計好きにもなり得るのですが(暴言)そんな皆さんにもSHINJAドライバーズニットはしっかり答えてくれます。
どうです、このダークブラウンレザーストラップとの相性は!ファリアーノコレクションもしっくりと馴染んでくれるほどの袖口周りだと思いませんか!?
(レベルソデュオは裏面がお気に入り)
SHINJA ドライバーズニット まとめ
ということで本記事ではSHINYAのドライバーズニット Raquelのサイズ感や着心地などをご紹介しました。
ちなみに今更ですがSHINYAの特徴は、厳選した日本産素材と日本人による縫製、そしてSHINYAさんが徹底的にこだわった細部のディテール。(例えばオボポロだと展示会からさらにディテールのブラッシュアップがあった)
とくに縫製部分は、ビーガンパーティのときにもいくつかエピソードを伺いましたが、ほとんどのアイテムがいわゆるハイブランドの仕事も受注している職人さんによるものなんだとか。
なのでプロダクトとしてはハイブランドクラスの二ットウェアを手に入れたというミーハーな点も若干ありますが、1年越しで悩んだかいのある大大大満足のドライバーズニットとなりました。
日常使いでガンガン使っていくとさらに風合いが良くなるのがSHINYAの洋服だそうですから、今年の冬はたくさん活躍してもらいたいと思います!
SHINYA official、シンプルで上質な洋服がほしい・気になる人は一度チェックされてみてはいかが!?
(ハイブランドクラスのプロダクトを身に纏ってご満悦の筆者)
ニットアイテムを長く使いたい人にはニットブラシ。
ところで良いニットを長く使うには日々のメンテナンスが重要です。
柔らかいウールには毛足長めかつ二段植毛の江戸屋カシミヤブラシがオススメ。
職人による二段植毛ならではの適度なコシがウールの絡まった繊維をほどいてくれますよ!
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