夏になるとローファー。
ローファーといえば、素足。
…でも素足でローファーや革靴を履くと靴が臭くなってしまいますよね。
そんなときに役立つのが素足っぽく見える靴下こと「フットカバー」です。
今回は脱げないを追求したフットカバー「Tabio 超浅履きグッドフットクールカバーソックス 」の購入レビューをご紹介。
結論からお伝えすると、
Tabioの超浅履きフットカバーは「史上最強に脱げないフットカバー」でした。
ただし……。
TABIO(タビオ)とは?
Tabioと言われても?という方は少なくないかと思いますが、「靴下屋」なら多くの人が「あっ!あの靴下屋か!」となるのではないでしょうか?
まさにその靴下屋を運営しているのが「TABIO(タビオ)社」なんです。
1968年に創業し、Made in Japanを頑なに守り続ける靴下専門店。
安かろう悪かろうの量産品を作るソックスメーカーとは対極の位置に存在するメーカー、それがタビオ。
実はあらゆる衣類の中でもっとも過酷な条件で使われるのが靴下ということはご存知でしょうか。
足裏は人体の中でも汗が多く出るエリア、そして歩行時に繊維にかかる圧力は肌着などの比にはなりません。
そんな靴下を耐久性だけではなく履き心地を追求した「第二の皮膚」として、そして世界最高品質の「Made in Japan」代表として、世界にも広げているのがTabio社なんですね。
タビオ社は日本の生活環境に合わせた靴下を数多く販売しており、つい最近「和紙ソックス」という夏場の快適さが強烈な靴下を買ってしまいました。
タビオの和紙ソックスはジメジメした日にピッタリの最強快適靴下でした!
超浅履フットカバーって?
そんなTabio(タビオ)が日本のフットカバー愛好家に提案するのが「超浅履きグッドフットクールカバーソックス」
ローファーやスニーカーラバーにはもはや常識となったフットカバー。
しかし、みんなが共通して持つ悩みが「フットカバーの踵が脱げること」でしょう。
あらゆるメーカーが脱げないフットカバーを目指して新商品を開発する中、ついにMade in Japanの王者タビオが世に送り出したのが、「超浅履きグッドフットクールカバーソックス」なんです。
あのCOOL MAX素材なので足が超快適!
まず素材にあのCOOL MAXが使われているのはポイントが高いところ。
一般的な綿素材に比べて約5倍の吸湿速乾機能を持った、LYCRA(ライクラ)社のポリエステル繊維素材です。
暑い日、クーラーの効いたオフィス、運動時、どんなときでも湿気を皮膚の表面から生地へ運び、すぐに蒸発させる。
ようするに……
「汗を素早く吸収して、即乾かす」超イケてる素材。それがCOOL MAX(クールマックス)です。
まさに高温多湿が続く、日本の気候のために作られたようなスペシャルな素材なんですね。
消臭機能つきのフットカバーだから臭くならない!
さらに!
タビオのフットカバーには、クールマックスに加えて、消臭機能が含まれた糸が使われています。
COOL MAX×消臭機能糸で、ムワッとしがちな足の匂いともオサラバ!最高ですね笑
踵に大型ラバー付き
踵側には他社のフットカバー同様に大型ラバー素材が使用されています。
しかし、これだけではフットカバーというものは脱げてしまうんですよね・・・。
踵はやや深めのデザイン
フットカバーすぐ脱げてしまう問題に対するタビオの解は、踵部分だけを深くするというものでした。
こちらのベージュカラーのフットカバーだと、踵側にあるサーモンピンクの部分がその秘密。
ラバー部分に当たるところですね。
この工夫による威力は後ほど…!
超浅履きグッドフットクールカバーソックスを実際に履いた感想
他のフットカバーに比べ、気持ち包まれるような履き心地が第一印象。
甲側はギリギリまで攻めているため、頼りなさも少し感じますが、甲側の面積が小さいことによる弊害ってほぼないので無視ですね。ローファーの履き口から甲部分が見えることほどカッコ悪いことはないですし。
見ての通り、踵側のフィット感はスニーカー用ソックス寄りです。
ただ、これがローファーを履いたときにどう見えるか、そのあたりがポイントになってくるかなと思います。
オールデン バンラスト ローファー
通常、ローファーは「踵の抜け」がフィットの一つのポイントとなるとされており、ローファーのサイズが足に合ってるか否かは、この「踵の抜け」を指標にすることも多いです。
それに対応すべく、シューメーカー各社は様々な工夫を施しますが、もっとも代表的なのがカカトがあたる「腰裏」と呼ばれる部分に起毛革を使用することです。
オールデンのバンラストローファーにも同様の意匠が見られます。
とくにやわらかい履き心地だったり、リラックス気味のフィット感が売りのローファーでは、腰裏に起毛革を使用することで、摩擦による「踵の抜けの防ぎ」を狙っていることが多いと思います。
そんな腰裏がスエード素材のオールデンのローファーとタビオのフットカバーの相性は?
抜群ですね。笑
腰裏が起毛革のローファーは摩擦が強すぎた結果、フットカバーが捲れてしまうということが多々起きるのですが、やや深めの足入れ感としているタビオのフットカバーであればそんな心配もありませんでした。
子供の体育教室(約1時間)の付添でも使いましたが、一度たりともソックスの位置を直す必要はありませんでした。
また、甲部分からフットカバーがのぞかないのも高ポイントですね~!
ジェイエムウエストン 180ローファー
先ほどとは売って変わり、足全体でピッタリとフィットさせるフィッティングのローファー、例えばJ.M.WESTON(ジェイエムウエストン)のクラシックローファー。
こういったローファーの腰裏はいわゆるスムースレザーのままだったりします。
このタイプであれば、基本的にフットカバーが脱げる問題とはほぼ無縁ですね。
タビオの超浅フットカバーとの相性は?
…まったく問題ありません。
ただご覧のとおり、フットカバーがやや深めに作られているのでカカトから微妙にチラリ。
とはいえ歩いている最中にフットカバーが脱げるよりマシですし、どうしても気になるならブラックカラーを選ぶだけで解決するかなと。
もちろんこちらも1日中履いていてもフットカバーが捲れることはありませんでした。
口コミ評価は?
個人的にはかなり良い感じの「Tabio超浅履きグッドフットクールカバーソックス」ですが、口コミ評価はどうでしょう?
いくつかのサイトから目立ったコメントを抜粋しました。
- 浅履きデザインなので、ほとんどのシューズから見えづらいのが嬉しい!
- 1日中履いたが、確かに脱げない!
- 履き口が無縫製のため、タイトなシューズと合わせても痛くない。
- 超浅履きとはいうものの、踵部分が高いため、ローファー用には微妙。
ほとんどが私と同意見。
浅履きデザインなので履き口からソックスが見えてしまうことがありませんし、私以外の方々も「1日中履いても脱げない!」と感じる人が多い模様。
気づかなかったのが、履き口が無縫製のため、痛くないという視点。私自身があまり縫い目を気にしないタイプなので全然感じませんでしたが、足の感覚がデリケートな人にとっては嬉しいポイントでしょう。
また、やはり目立ったのがカカトからのソックスのはみ出しです。
超浅履フットカバーの唯一の残念ポイントは?
ローファーによっては、ちょっとだけ踵側からソックスが見えてしまうこと。
これにつきますね。
まあこの辺は好みもあります。個人的には「脱げない > 踵からフットカバーが見えない」なので、全然問題ありません。
そもそも踵以外からは布地がはみ出さないので、先ほども記載しましたが、ブラックカラーを選ぶというのも対処のひとつだと思います。
Tabio超浅履きグッドフットクールカバーソックス まとめ
ということで本ブログ記事では、日本から世界に超高品質靴下を送り出し続けるTabio(タビオ)の超浅履きフットカバーの購入レビューをご紹介しました。
カカトからのチラ見せな可能性があるものの、脱げないフットカバーという点では、まさに最強の選択です。
今まで試してきたフットカバーはすべてカカトから脱げてしまって……、もうフットカバーなんて諦めた!なんて人にとくにオススメですよ。笑
- Made in Japanの魂が詰まったソックスメーカーによるフットカバー
- フットカバーなのに1日中脱げない!というレビュー多数。
- 踵からのチラ見せが気にならなければ最強のフットカバー!