パリ旅行三日目。
今日はついにあの”モンサンミッシェル”に向かいます。
TVではよく一度は行きたい世界遺産の第一位に輝くことの多いモンサンミッシェル。
まさか自分が行けることになろうとは・・・。
人生何が起こるかわからないものです。(笑)
パリの朝ごはん
私たちは朝食付きプランのホテルを予約しなかったので近くのモノプリ(パリのコンビニ)で買った大きなサンドイッチが朝ごはんです。
やはり国民食。日本のコンビニおにぎりくらいに気合が入ったラインアップばかりで選ぶのも楽しいものです。
モンサンミッシェルへはバスツアーで!
パリ市内からモンサンミッシェルまでは片道約5時間の旅となります。
その模様はこちらの記事でご紹介していますので気になる方はチェックしてみてくださいね。
対岸エリアのラ・カゼルヌに到着
パリからツアーバスに乗って5時間後。
ついにモンサンミッシェルに到着しました。
そのまま島まで連れていってくれるそうですが、我々は島の全貌を写真に収めたい我々ミウラ夫婦は対岸のラ・カゼルヌで降りることに。
ラ・カゼルヌからモンサンミッシェルまでは約2km。
いつもなら2kmも歩きたくないので修道院までバスで行ってしまうタイプの我々ですが、せっかくここまで来たのですから意を決して歩くことにしました。
2kmの道のり。
中々遠そうですが、前を向くとすぐにモンサンミッシェルが視界に入ってすぐに元気が出てきます。
対岸から修道院までは無料のシャトルバスや馬車で移動することもできます。
歩き疲れたらベンチで休憩したり・・・。
モンサンミッシェルの写真を撮りながらテクテクと歩いていきます。
フランスパンは本当におにぎり代わりだった。
いきなりですがフランスではおにぎり代わりにフランスパンを持っていくらしい。という話をご存氏でしょうか。
「いやいやリュックからはみ出るでしょー!」なんて言っていたのですが、本当にフランス人の皆さまのリュックからフランスパンが生えています。すごい(笑)
ジャムとかバターとかは瓶を持って来ているのだろうか、そうなると塗るためのスプーンも?というかどうやった分けるのだろうか。
考えれば考えるほど謎は深まります。
そんなことを考えながら歩いているともう修道院は目の前です!
モンサンミッシェルに到着!
歩くこと約20分、モンサンミッシェルの入り口に辿り着きました。
ようやっと着いたー!
写真を撮りながら歩いていましたので、ただ向かうだけなら15分くらいで行けるかもしれませんね。
青い空をバックにしたとても壮大な修道院が目の前に広がります。
帰りのシャトルバス時刻を確認する
絶対に忘れてはいけないのが帰りのシャトルバスの時刻です。
ツアーバスに乗り遅れたら目も当てられません。
ちなみに満潮時期は事前にしっかり調べましょう!たったいま歩いてきた橋ごと水没して島から戻れなくなることがまれにあるそうですよ。
まずは外周を楽しむ!
すぐに内部に入りたいところですが、砂州地帯としても有名なモンサンミッシェル。
せっかくなので砂州が広がる海岸沿いを歩いてみます。
干潮気味のため海辺は遠く、風の音が強く聞こえます。
砂浜というよりも岩場があってその先に泥地帯がある感じでした。
ふと見上げると修道院。
なかなか風が冷たいです。
そろそろ中に入りましょう。
王の門から城壁へ
入り口に戻り、王の門と呼ばれるメインゲートから城壁内部に入ります。
こちらが入り口です。
さあ、ついにモンサンミッシェルの城壁内部に入ります!
この門をくぐると一気に世界が変わります。
うわ、めっちゃ中世!(笑)
映画の世界かと勘違いしてしまうほどです。
城壁の上に上がれそうなので昇ってみます。
おおー、対岸からの道が見えてきました。
干潮の砂州。
満潮になったときは一面水に囲まれて幻想的な雰囲気になるそう。
なぜかこの反対側の景色が人気らしくずっと記念撮影の列が出来ていました。(笑)
ピンクのショーツかわいいな。
城壁はそこそこ長く続いています。
城壁上から内部を見下ろすとこんな感じです。
いやはや服だけ変えたら本当に中世ヨーロッパの世界です。
巡礼の道「グランド・リュ」
モンサンミッシェルといえばここでしょう。
巡礼の道となるグランド・リュ。
奥に見える狭い路地がグランド・リュです!
もうこの通り激込み。
なぜならこのグランド・リュは今ではホテル、レストラン、お土産屋さんが連なるモンサンミッシェルの唯一のマーケットだからなんです。
右を見ればお土産屋さん。
左を見ればレストラン。
※名物のomeletを食べてますねー!
前を見れば人だかり。
中々進むことができません。
レストラン前にメニューが掲示されており、日本語メニューも数多くあることから安心して入店することができます。我々は修道院見学後に昼食をとることにしていたのでお店のチェックだけして先に進みます。
哨兵の門から修道院内部へ
グランド・リュを抜けてもまだまだ巡礼者は坂を上り続けます。
ようやく人が少なくなってきました。
この辺りになると緑も増えてきて少し落ち着いた雰囲気を楽しめます。
しかし、修道院まではまだまだ上る必要があります。
あと少し!
右奥に見えるのが修道院の入り口です。
修道院の入り口では持ち物検査とチケット確認があります。
事前に用意しておくと入場がスムーズですよ♪
大階段
さて、修道院の入り口を抜けると早速現れるのが大階段。
高い壁に囲まれており、日光が当たらないことから多少ひんやりしてきます。
大階段の途中にトイレがあります。
修道院の中ではあまりトイレがないのでここで済ませておくと良いでしょう。
修道院内部へ
いよいよ修道院内部へ。
長い歴史の中で監獄や戦争の拠点としても使われてきた修道院。
一体どんな内部になっているのでしょうか。
楽しみにされている方も多いでしょうからダイジェストでご紹介。
歴史を感じる大聖堂。
狭い塔を降りたり。
いきなり現代アートが展示されていたり。
最後にはとっても綺麗で充実したお土産屋さんもあります。
ラ・ヴィエイユ・オーベルジュでオムレツランチ
さてさて修道院内部を歩き回って腹ペコになったのでグランド・リュに戻り、昼食を取ります。
うーんと、事前に目を付けていたのはどの店だったか・・・。
ありました。このお店です。
ラ・ヴィエイユ・オーベルジュ (La Vieille Auberge)です。
ホテル併設のレストランとなります。赤い屋根のカワイイテラスが名物のお店だそう。
もちろん今回もシャンパーニュをいただきます。
真昼間でモンサンミッシェルでカフェ席で・・・幸せか!(笑)
ついに名物オムレツが現れた!
そして、ついにきました!
モンサンミッシェル名物のふわふわオムレツ!結構デカいぞ!
肝心のお味は・・・
おおーっと、タマゴ味の泡です!
もともと長旅に疲れた修道士たちが食べやすいようにと作られていたオムレツなので、どちらかというとグルメというより病院食寄りなのでしょうね。
食べやすい事には間違いありませんし、思い出になるので食べない選択肢はないと思います。(笑)
ちなみに妻はシーフードクリームパスタでした。(なんだとー!)
余談:周りのお客さんが頼んでいた料理は?
注文してから気が付いたのですが、周りの旅行者の方々はオムレツと共にもう1つのメニューを楽しんでいました。
それがMussels&Frit(ムール貝とフライドポテト)です。ボウル一杯に入ったムール貝とフライドポテトのシンプルな料理だったのですが、とても人気だったので気になる方は試してみるのも良いかもしれません。
デザートはあえて注文せず、帰りに美味しいピスタチオアイスクリームなんか買っちゃったりするのも楽しいですよ♪
シャトルバスで対岸へ
沢山の階段をこなしたあとですから、戻りはもちろん無料シャトルバスです。
ツアーバスが出発するまでは対岸にあるカラフルな牛たちが特徴的なお土産屋さんで時間を潰します。空いている無料トイレもあるのでとても助かります。
グランド・リュでお土産を買わなくてもここでゆっくり選ぶことができます。
また、飲み物などコンビニ的なアイテムも多数あるので早めに戻ってきて準備するのはアリだと思います。
パリへ戻る
それではまたね、モンサンミッシェル。
約5時間後、目を開けると夕焼けのパリに着いていました。
(といっても夜9時くらいです。)
気が付くとバスの中でたくさん騒いでいたキッズ達が前に。
今となっては良い思い出です。
お互いにパリで素敵な時間を過ごせたらいいですね。
明日はベルセイユ宮殿を見学にいきます。
早くお風呂に入って寝ないと!
一度は行きたいモンサンミッシェル、いい経験ができました。
ナースときどき女子 by 看護のお仕事
ナースのための情報メディア”ナースときどき女子”様にて本記事をご紹介いただきました!
世界遺産を特集されたボリュームたっぷりの特集ですので気になる方は是非下記URLをチェックしてみてください!
ナースときどき女子【旅好きナースに捧げる世界遺産特集<世界編>】
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